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がん免疫療法におけるスティーブン・ローゼンバーグ博士の偉業が日本の若い研究者の刺激に、幹細胞に関する第14回フジオカップクイズはインドのチームが優勝

2019年10月18日 PM04:59
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東京

(ビジネスワイヤ) — 自己の免疫系が持つ能力を利用してがんと闘うという独創的なアイデアは、30年近く前にスティーブン・ローゼンバーグ博士が考案したものです。腫瘍学における新たな章の幕開けを告げた博士のイニシアチブは、東京で開催されたNCRM NICHE 2019で江戸川NICHE賞の受賞セレモニーにおける博士の受賞スピーチが上映された際に多くの若い科学者や臨床医に刺激を与えました。

本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。:https://www.businesswire.com/news/home/20191018005120/ja/

Winners of XIV Fujio Cup Quiz receiving the trophy from Dr. Masahiro Katoh, Chairman Edogawa Hospital (3rd from Rt) with Prof. Jurgen Hescheler (2nd from Rt) and Dr. Shojiro Katoh (2nd from Lt) (Photo: Business Wire)

Winners of XIV Fujio Cup Quiz receiving the trophy from Dr. Masahiro Katoh, Chairman Edogawa Hospital (3rd from Rt) with Prof. Jurgen Hescheler (2nd from Rt) and Dr. Shojiro Katoh (2nd from Lt) (Photo: Business Wire)

NCRM NICHEは、積極的に知識を獲得するための学術イベントとして2006年から開催され、再生医療の分野で世界中の若い学者がフジオカップクイズ(FCQ)で競い、共同開催者であるEELS(www.eels.tokyo)の会長を務める加藤正二郎医師によれば、オープン・イノベーション・プラットフォームへと発展しています。また加藤医師は、さまざまな医療専門領域での再生医療に関する16個のテーマに関して、FCQがEELSの研究に動機を与えたと語っています。そのテーマのうち、角膜内皮再生と尿道狭窄修復の2つは、臨床パイロット試験を成功裏に完了しています。

第14回FCQコンテストは、マレーシア、インドネシア、インドのチームが決勝に参加し、Kasturba医科大学(インド)のReshma RomanasとAayurshi Agrahariが優勝しました。FCQを巣立った人々は、江戸川NICHE賞の受賞候補者を指名することが可能になりました。この賞は、学際的交流を通じて医療分野で新しいソリューションを開発した科学者や医師を表彰する目的で2018年に創設されたものです。2019年の受賞者は、米国NIH国立がん研究所外科部門長のスティーブン・A・ローゼンバーグ博士です。ジェームズ・ティル教授からの豊富な助成金により「ジョイス&ジェームズ・ティル・トラベルグラント」を創設した創立委員によれば、この賞は、このような偉業を成し遂げた模範的人物を描く賞です。トラベルグラントは、過去のFCQエリートの旅費を支援するものであり、自立して成果を上げているそのような研究者が現在のFCQエリートと合って刺激を与えることで国際的に科学と世代の橋渡しができるようにしています。

NCRM NICHEはコンソーシアムによって支えられており、EELSが知識パートナーを務め、JBM Inc.が東京の業界パートナーとして生体材料を伴ったハイブリッド細胞培養のラボを設立しています。このラボは、細胞療法と組織工学のイノベーションを臨床にもたらすことを目指しており、これを将来的に志を同じくする学界や業界のパートナーとのネットワークを通じて世界的に広げていく計画を持っています。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

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