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世界的な原料ブランドのNZMPが2019年消費者トレンドのトップ5を選出

2019年03月04日 PM01:43
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ニュージーランド・オークランド

(ビジネスワイヤ) — NZMP

本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。: https://www.businesswire.com/news/home/20190303005054/ja/

Alex Turnbull, NZMP Marketing Director (Photo: Business Wire)

Alex Turnbull, NZMP Marketing Director (Photo: Business Wire)

1. 消化器系の健康
2. 間食はそれ自体が食事の機会
3. 倫理意識が全体に拡大
4. 総合的な健康
5. 冒険好きな消費者

NZMPは、世界最大の食品・栄養調査事業者の一部*から得た詳細情報の分析を行い、世界中の食品・飲料メーカーのためにトップ5のトレンドを選びました。フォンテラの世界的原料ブランドであるNZMPは、この情報が世界各国の顧客にとって、各社の製品開発および位置づけに役立つことを期待しています。

NZMPのマーケティングディレクターを務めるアレックス・ターンブルによれば、これらのトレンドは世界のFMCG(日用消費財)市場を形作る上で役立ち、NZMPは参入しているすべての市場で、これらのトレンドを実現するため最前線に立っています。

ターンブルは次のように述べています。「マクロレベルで、これらのトレンドは変化する世界の人口、急速な都市化、富の増加によって推進されます。NZMPは当社顧客がそれぞれの顧客としての消費者の変化するニーズを満たすための手助けをするに当たり、関連する詳細情報を世界規模で提供します。NZMPは、乳製品をベースとする原料を手広く手掛け、乳製品に関して世界をリードする世界的な専門力を充実させており、これらのトレンドを前進させる上で積極的な役割を果たします。」

消化器系の健康

New Nutrition Business誌とミンテルは、マイクロバイオームの科学と、それが全般的な健康と幸福に影響を及ぼし得る点について、人々の認識が高まっていることで、食品に対する消費者の考え方に変化をもたらしていると報告しています。結果として、消化器系の健康に重点を置く製品を求める需要が本流として増大しています。

NZMPの栄養・健康担当プログラムマネジャーであるジェームス・デッカーによれば、消化管の健康を助ける飲食物には、数多くの利点がある可能性があります。

デッカーは次のように述べています。「プロバイオティクスと、それが有益な腸内細菌を維持する上で果たす役割について、何年にもわたり研究が行われてきました。従来、腸内微生物叢に対するプロバイオティクスの効果は要するに消化に関する快適さと健康でした。実際には、乳製品プロバイオティクスは人気があり、免疫をサポートすることがよく知られています。さらに最近では、プロバイオティクスが認知、抗炎症、代謝に関する健康などの分野で別の有益な役割を果たしている可能性があることを示す証拠を目にするようになりました。プロバイオティクスは現在、スポーツや活動的なライフスタイルを支える成人用製品の一部として、より主流の立場を獲得するようになっています。」

New Nutrition Business誌によれば、ヨーグルトは消費者から、果物、野菜と共に、消化器系の健康に良い「優良食品」のトップ3として注目されています。

間食はそれ自体が食事の機会

NZMPの調査1では、さまざまな市場で消費される食品・飲料の40%を間食が占め、それ自体が食事の機会として確立されてきていることが示されています。間食のソリューションがより利用しやすく一般的になるに従い、間食における食品・飲料の品質に対する需要も進展を見せています。

NZMPのグローバル・インサイツ・マネジャーであるRoshena De Leonは、次のように述べています。「間食化のトレンドは発展中で、新製品の開発に限度はありません。Innovaの報告によれば、健康的な間食の選択肢が最近5年間の新製品開発で最速の成長を示し、消費者は健康的ないし機能的な間食に余計に支払うつもりでいます。」

倫理意識が全体に拡大

倫理的な調達と持続可能性に対する消費者の関心は続いており、サプライチェーン全体に拡大するまで大きくなっています。

Globaldataによれば、消費者の41%は買い物をする際に倫理または持続可能性のロゴを捜し、38%は持続可能な原料に余計に支払う意思があり、30%は「牧草で育てた」や「苦痛を与えない方法」などの社会的責任に関するうたい文句への対価を払いたいと思います。

Sustainable Valueのマネジャーであるララ・フィリップス氏は、持続可能性に対する懸念により、消費者は「世界にとって健康的」であると同時に「自分にとって健康的」である製品を求めるようになると述べています。

フィリップス氏は次のように述べています。「ニュージーランドの酪農家は、高い生産性、年間を通じた放牧、栄養補助飼料の低い使用率により、持続可能な酪農の多くの面で世界をリードしています。その結果、ニュージーランドの酪農は世界有数の低いカーボンフットプリントと世界有数の高い牧草飼育率を誇っています。」

「NZMPの多くの顧客が、NZMPのニュージーランド牧草飼育というアイコンを世界中で使用していますが、このアイコンによって消費者はサプライチェーンとそれぞれの製品の起源を信頼できます。私たちは、さらに多くの顧客と協力し、それぞれの持続可能性の事例を実現できるよう支援していきたいと思います。」

総合的な健康

消費者は、単に身体だけから身体・精神・感情面の全体的健康へと、自分の総合的健康をますます意識するようになっています。その結果、年齢や性別などの人口統計学的属性のみに基づいて製品を位置づける妥当性は減り、ライフスタイルに基づく位置づけがそれに取って代わっています。

Roshena De Leonは次のように述べています。「このトレンドに従って、例えば食品とガジェット、アパレルと飲料、食品キーパーとフォーミュラなど、一見すると無関係か別個のカテゴリー間の連携機会が増えると当社は期待しています。また消費者が総合的な健康を達成するのに役立つという共通目標で抱き合わせ販売と抱き合わせ販促の機会も増えるでしょう。」

冒険好きな消費者

ミンテルの新商品調査は、2017年と2018年にパッケージに「発見」というキーメッセージが記載された食品・飲料の発売が39%増加したことを示しています。Innovaは「サプライズになる成分を含めることで消費者の好奇心を掻き立てる」のは、このトレンドを活性化するための方法であると指摘しています。

De Leonによれば、「食品・飲料の消費の一環としての新しい体験は依然として重要です。消費者は一般的な製品よりもこれらの体験の信憑性に価値を置き、より質が高く差別化された独自商品に一層の注意を払うようになります。さらに、何年も前に始まった食品のグローカル化に拍車がかかり、エスニック乳製品の選択肢を含め、一層多くのエスニック製品が導入されるのを目の当たりにすることでしょう。」

お住まいの地域のNZMPにはこちらから連絡できます。

NZMPの2019年トレンドの情報画像はこちらでご覧いただけます。

*出典:

Globaldata Sustainability & Ethics, 2018

Globaldata, Consumer Survey Q3, 2018

Nielsen, The Power of Snacking, 2018

Mintel Global New Products Database

Innova, Trends 2019

New Nutrition Business, 10 Key Trends in food, nutrition and health, 2018/2019

Mintel, Total Wellbeing, 2018

Fonterra Sustainability Report, 2018

短いニュースビデオインタビューをdropbox経由でこちらからダウンロードいただけます。

1 NZMP Demand Spaces Research in Malaysia, Indonesia, US, China, Nigeria, Saudi Arabia and Brazil, 2018

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businesswire.comでソースバージョンを見る:https://www.businesswire.com/news/home/20190303005054/ja/

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