医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

初の世界腎臓がんQ&Aデーは増大する世界的な疾病負荷に光を当てる

2017年06月21日 AM05:06
このエントリーをはてなブックマークに追加


 

アムステルダム

— (ビジネスワイヤ) — 腎臓がんは静かに進行する疾患で、増加傾向にあります。腎臓がんの世界での発生率は、2020年までに驚くべきことに22パーセント増加すると予想されています。その原因に関する説明は不完全なものですが、加齢、肥満、高血圧、喫煙などのリスク要因があります。

国際腎臓がん連合(IKCC)と世界各国の腎臓がん関連団体が初めて「世界腎臓がんQ&Aデー」を創設した理由は、腎臓がんに関する疑問への回答が不十分なことです。6月22日には患者、ケア提供者、医療専門家、地域団体が下記の質問を立て、回答を探ります。

  • 世界各地における腎臓がん発生率の差は何が原因ですか。発生率が高いのは北欧・東欧、北米、オーストラリアで、最も高いと推定されるのはチェコ共和国ですか。
  • 新興国と先進国の間で腎臓がん死亡率の差が広がっていますが、これにどう対処できますか。
  • どうすれば腎臓がんを予防したり、患者を治せる早期段階で発見したりすることができますか。

IKCC会長のレイチェル・ジャイルズ医師は、次のように述べています。「腎臓がんに関しては、研究、啓発、アドボカシーにおける世界的な協働関係が必要です。協力すれば、単独で行動する場合よりも大きな影響を及ぼすことが可能で、患者に意義のある変化をもたらすことができるからです。」

一流の専門家らが執筆した新しい論文「腎臓がんの世界的な疾病負荷:行動の呼び掛け」(The Global Burden of Kidney Cancer: A Call to Action)(審査中)は、診断と疾患管理で直面する課題を浮き彫りにしています。

またIKCCは「世界腎臓がんデーQ&Aクイズ」も創設しました。9カ国語で用意された7問のクイズで、あなたが腎臓がんについて何を知っているか、そして何を知る必要があるかを試験するものです。クイズへの回答が完了するごとに、世界中の患者に恩恵をもたらす優先度の高い研究プロジェクトに5ドルが振り向けられます。

発信力と大儀
世界が知る有名人で人道主義者のジュリエット・イブラヒムが、本キャンペーンのグローバルアンバサダーを務めます。

ジュリエット・イブラヒムは「芸術と同様、腎臓がんに国境は関係ありません。協力し、経験と知識を共有することで、腎臓がんに苦しむ人々に影響を及ぼすことができます」と述べています。ジュリエット・イブラヒム財団は、広くアフリカの腎臓がん患者に希望を与えます。

世界腎臓がんQ&AデーはIKCC(www.ikcc.org)が創設しました。IKCC は30のがん関連団体から成る世界的団体で、腎臓がんを患った人々の生活改善に傾注しています。本キャンペーンはブリストル・マイヤーズ スクイブ、ノバルティス、ファイザー、イプセンの支援を受けています。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

businesswire.comでソースバージョンを見る:http://www.businesswire.com/news/home/20170620006464/ja/

CONTACT

Reverb Consulting Group
Jilda Lazer, 1-647-290-7573
jilda.lazer@reverbconsulting.ca

同じカテゴリーの記事 

  • 冠科生物连续三年荣膺T+ Employer® 卓越雇主
  • Crown Bioscienceが3年連続でT+ Employer®に認定される
  • Better Foods of Shinsegae Food Participates in NPEW to Accelerate Entry to U.S. Plant-based Food Market
  • GRAIL Announces Novel Risk Classification Test to Be Used in Lung Cancer Study
  • Otsuka and Lundbeck Present New Data Analyses on the Efficacy of REXULTI® (brexpiprazole) for Agitation Associated with Dementia Due to Alzheimer’s Disease