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がん個別化治療を推進するワールドワイド・イノベーティブ・ネットワーキング(WIN)が極めて光栄にもフランスのキュリー研究所の当コンソーシアムへの参加を発表

2016年06月02日 PM05:31
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仏ビルジュイフ

(ビジネスワイヤ) — WIN会長、カリファがん個別化治療研究所所長、MDアンダーソンがんセンター前所長のジョン・メンデルゾーン医師は「私たちはキュリー研究所をWINに迎えることができ、大変光栄に思います。キュリー研究所は紛れもなく欧州一流のがん研究センターで、WINにとって大きな資産となるはずの目覚ましい研究を行っています」と述べています。
WINの使命は、がん精密医療で発見した成果を世界における患者治療の標準へと迅速に橋渡しすることにあります。WIN最高執行責任者(COO)のウラジーミル・ラザール博士は「私たちの理念と価値提案は、各組織が協働することで単独の場合より大きな成果を達成できるというものです。WINでは、著名な学識者と業界人が手を携えて活動し、多様な背景のがん患者の生存率と生活の質を著しく改善するために必要なツールと治療法の開発に取り組んでいます」と述べています。WINは学界・業界・保険分野・患者擁護団体のネットワークを通じて、4大陸の14カ国に足場があります。臨床試験を立ち上げるための効果的なプラットフォームを提供するだけでなく、今後のがん治療の道を開く変革力のある概念実証試験を開発できるようにするための場でもあります。こうした試験として、EUFP7のサクセスストーリーとして採用されたWINコンソーシアム初の臨床試験WINTHERがあります。
WINにより、多様な遺伝的背景の患者に同時に接することができ、特に新たなバイオマーカーにおいて新規の発見を成し遂げ、その成果を世界中の患者にもたらすためのスピードと効果が高まります。業界会員は患者を治療するための最高の療法を選別するための諸ツールの開発、遺伝子および遺伝子製品ならびにアルゴリズムの生物学的研究で貢献しています。

キュリー研究所所長を務めるティエリー・フィリップ教授は、次のように述べています。「私たちのSHIVA研究の結果が実証しているように、がん精密医療は依然として困難だがやりがいがあります。パリで6月27~28日に開催される年次WINシンポジウムでSHIVA研究について発表し、本研究から導き出せる結論について討論できることに感激しています。」
ASCOの最高医学責任者(CMO)でWIN SAB委員長のリチャード・L・シルスキー医師は、次のように述べています。「SHIVAが私たちに教えていることは、この個別化治療の分野で研究を続ける必要があるということです。」

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