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マニパル病院がインドで初めてマシモ・ペイシェント・セーフティーネットを採用

2016年03月02日 PM07:04
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米カリフォルニア州アーバイン & インド・ベンガルール

(ビジネスワイヤ) — マシモ(NASDAQ: MASI)は本日、マニパル病院がインドの病院として初めて、遠隔モニタリング・医師通報システムのマシモ・ペイシェント・セーフティーネット(Masimo Patient SafetyNet™)を導入したと発表しました。

このSmart News Release(スマート・ニュース・リリース)にはマルチメディアのコンテンツが含まれています。リリース全文はこちらから: http://www.businesswire.com/news/home/20160302005590/ja/

マニパル病院のGopal Devanahalli最高執行責任者(COO)は、次のように述べています。「当院はPatient SafetyNetを備えたことで、一定の患者を年中24時間体制でモニタリングすることが可能になります。このシステムの主な特長の1つは、誤報を大幅に減らすのに役立つ専有の信号抽出技術 (SET®)です。」

マニパル・ヘルス・エンタープライゼズのシニアプレジデントで品質委員会のメディカルディレクター兼委員長を務めるDr. Nagendra Swamy(SC、MD)は、次のように述べています。「これは私たちが待ち望んでいた技術の進歩です。この技術により、悪化の兆候が現れた場合に病院のチームに通報が入り、看護師が物理的に同じ部屋にいなくても、患者はモニタリングを受けることができます。」

マシモ・ペイシェント・セーフティーネットは、酸素飽和度(SpO2)、脈拍数、呼吸数、その他のパラメーターを連続的・非侵襲的にモニタリングするマシモのベッドサイドモニターと組み合わせて機能します。患者の病状悪化を示している可能性のある測定値に変化が生じた場合、ベッドサイドアラームに加え、マシモ・ペイシェント・セーフティーネットは自動的にワイヤレスの警報を医師に直接送ります。マシモ・ペイシェント・セーフティーネットを使用した連続的患者サーベイランスは、病院におけるレスキューイベントと集中治療室への搬送のニーズを低減し、結果的にこれらのイベントに関連した経費を削減できることが示されています1,2

マシモの創設者で最高経営責任者(CEO)のジョー・キアニは次のように述べています。「マニパル病院は毎年200万人近い患者に治療を施しており、難しい病状の患者集団で機能すると信頼できるモニタリングシステムを必要としていました。世界各国でますます多くの病院が、患者安全イニシアチブの一環として遠隔モニタリングシステムを統合することの重要性を認識するようになっており、こうした国際的な変化を当社は非常にうれしく思います。」

@MasimoInnovates | #Masimo

1 Taenzer A.H., Pyke J.B., McGrath S.P., Blike G.T. Anesthesiology. 2010 Feb;112(2):282-7.

2 Taenzer A, Blike G, McGrath S, Pyke J, Herrick M, Renaud C, Morgan J. “Postoperative Monitoring – The Dartmouth Experience.” Anesthesia Patient Safety Foundation Newsletter Spring-Summer 2012. Available online.

マニパル病院について

マニパル病院はヘルスケア分野の先駆者として、インド最大級の病院網の位置を占めており、年間200万人以上の患者に貢献しています。当病院は提供する複数科サービスの全域で経済的に利用しやすい複数科3次医療の枠組みを開発し、それをさらにホームケアまで拡大することに傾注しています。マニパル病院は現在、主力となる4次医療施設をインドのベンガルールに、またインドと国外に3次医療施設8カ所、2次医療施設7カ所、1次医療施設2カ所を擁し、5200床以上のベッドを成功裏に運用管理しています。マニパル病院は世界各地からの多数の患者に対し、総合的な治療と予防的ケアを提供しています。マニパル病院はインドの病院として初めて、臨床研究活動の倫理基準に関してAAHRPP認証を取得しました。またNABL、NABH、ISOの各認証も取得しています。マニパル病院はインドで最も尊敬されている病院企業でもあり、消費者調査ではインドで患者が最も推奨する病院とされています。

マシモについて

マシモ(NASDAQ: MASI)は革新的な非侵襲的モニタリング技術における世界的リーダー企業です。当社の使命は、非侵襲的モニタリングを新たな施設やアプリケーションに導入することで、患者ケアの転帰を改善し、コストを削減することです。1995年、当社はMasimo SET® Measure-through-Motion and Low Perfusion(体動時・低灌流時モニタリング可能)パルスオキシメトリーを発表しました。Masimo SET®は誤報を大幅に減らし、正確なモニタリングで正しい警報を発することが多くの研究で示されています。Masimo SET®の利点は独立した客観的研究100件以上により証明され、世界各国の主要な病院やその他の医療現場で推定1億人以上の患者に使用されています。2005年、マシモはrainbow® Pulse CO-Oximetry技術を発表し、それまで侵襲的な手段でのみ可能であった血液成分モニタリングを非侵襲的、連続的なものとすることを可能にしました。測定できるのは、SpO2、脈拍数、灌流指標(PI)に加え、トータルヘモグロビン濃度(SpHb®)、酸素含量(SpOC™)、カルボキシヘモグロビン濃度(SpCO®)、メトヘモグロビン濃度(SpMet®)、さらに最近では脈波変動指標(PVI®)および予備酸素摂量指数(ORI™)です。2014年、マシモはイノベーションの速度を高め医療費を削減するように設計された直観的なオープンアーキテクチャーの患者モニタリング・コネクティビティ・プラットフォームRoot®を導入しました。またマシモはウェアラブル患者モニターRadius-7™やフィンガーチップパルスオキシメーターMightySat™などの製品でmHealth(モバイルヘルス)におけるリーダーの役割を積極的に果たしています。マシモと当社製品の追加情報については、www.masimo.comをご覧ください。

将来見通しに関する記述

本プレスリリースは、1995年民事証券訴訟改革法との関連で、1933年証券法第27A条および1934年証券取引所法第21E条で規定された将来見通しに関する記述を含みます。これらの将来見通しに関する記述には、特にマシモ・ペイシェント・セーフティーネットが持つ潜在的有効性などに関する記述が含まれています。これらの将来見通しに関する記述は、当社に影響を及ぼす将来の出来事についての現時点での予測に基づいており、リスクおよび不確実性に左右され、これらのすべてが予測困難で、これらのすべてが当社のコントロールを超えており、種々のリスク要因の結果として、将来見通しに関する記述で表明された内容とは不利な形で著しく異なる結果が生じる場合の原因となり得るものです。これらのリスク要因には、臨床結果または臨床試験の再現性に関する当社の仮定に関連するリスク、マシモの独自の非侵襲的測定技術およびモニタリングシステムソリューション(マシモ・ペイシェント・セーフティーネットを含む)が良好な臨床結果と患者安全性に貢献するという当社見解に関連するリスク、マシモの非侵襲的医療技術のブレークスルーが従来手法に匹敵する正確性と独自のメリット(全患者と歯科環境を含む全臨床条件で侵襲的外傷を引き起こすことなく早期治療を可能にする迅速・継続的結果を含む)を備え、コスト効率に優れたソリューションになるとの当社見解に関連するリスクに加え、米国証券取引委員会(SEC)に提出した当社の最新報告書のセクション「リスク要因(Risk Factors)」で指摘したその他の要因が含まれますが、これらの要因に限定されません。これらの報告書はSECのウェブサイト(www.sec.gov)から無料で入手できます。当社は将来見通しに関する記述に反映された予測が合理的であると考えるものの、当社はこれらの予測が正しいと判明するかどうか判断できません。本プレスリリースに含まれる将来見通しに関する記述はすべて、全体として前記の注意書きによる明示的条件の下に成立するものです。読者の皆さまは、本日の時点についてのみ言及しているこれら将来見通しに関する記述に過度の信頼を寄せないようお願いします。当社はこれらの記述または当社がSECに提出した直近の報告書に含まれる「リスク要因」について、新規の情報、将来の出来事、その他の結果に関係なく、適用される証券法で求められる場合を除き、更新・修正・説明する義務を何ら負いません。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

businesswire.comでソースバージョンを見る:http://www.businesswire.com/news/home/20160302005590/ja/

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anjana.chandran@manipalhospitals.com

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