医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

Replicor、HBsAg低減と免疫療法を組み合わせたHBV/HDV治療法で米国特許を取得したと発表

2015年11月09日 PM10:00
このエントリーをはてなブックマークに追加


 

ニューヨーク

(ビジネスワイヤ) — 慢性B型肝炎ウイルス(HBV)感染患者および慢性HBV/デルタ肝炎ウイルス(HDV)に同時感染した患者向けの治療薬に絞った開発に取り組む非公開バイオ製薬企業のReplicor Inc.は、血清HBsAgを低減させる治療薬と免疫療法剤を組み合わせた慢性HBV/HDVの治療法を記述した当社の特許出願が米国特許商標庁から承認されたと発表しました。

承認されたこれらの特許は、HBV感染またはHBV/HDV同時感染の患者の治療法の使用を保護するもので、本治療法は患者の血液中の表面抗原を減らすのに使用できる種々の方法と、種々の免疫療法剤との組み合わせを含むものです。血清HBsAgを低減させる治療薬で保護の対象に含まれるのは、HBsAgをコードする任意の領域内でHBVのmRNAを開裂するための核酸ポリマーまたは任意のsiRNAです。免疫療法剤で保護の対象に含まれるのは、ペグインターフェロンに加え、HBV感染の治療薬として承認されているか開発中のその他の多様な免疫療法剤です。

Replicorの最高経営責任者(CEO)であるDr. Michel Bazinetは、次のように述べています。「HBsAg除去と免疫療法の組み合わせが、慢性HBV感染の患者において高率の機能的治癒を達成する上で鍵となるという認識が高まっており、Replicorはこれらの特許により、この分野の知的財産で支配的な地位を獲得できます。」

Replicorについて

Replicorは非公開のバイオ製薬企業として、HBV/HDV治療薬の開発において、動物とヒトの最も先進的な臨床データを保有しています。当社はHBVやHBV/HDVに感染した患者のための効果的治療薬の開発促進に専心しています。Replicorに関する詳細情報については、当社ウェブサイト(www.replicor.com)をご覧ください。ツイッター(@replicorinc)で当社のフォローをお願いします。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

businesswire.comでソースバージョンを見る:http://www.businesswire.com/news/home/20151109005085/ja/

CONTACT

For Replicor Inc.
Alexandra Peterson, 212-508-9709
apeterson@makovsky.com

同じカテゴリーの記事 

  • La Jolla Institute for Immunology and RevolKa started a Research Collaboration
  • U.S. FDA Approves Subcutaneous Administration of Takeda’s ENTYVIO® (vedolizumab) for Maintenance Therapy in Moderately to Severely Active Crohn’s Disease
  • ESCMID Global 2024: Shionogi presents real-world data demonstrating efficacy of Fetcroja® / Fetroja® (cefiderocol) in critically ill patients with certain difficult-to-treat bacterial infections
  • Renesas’ New FemtoClock™ 3 Timing Solution Delivers Industry’s Lowest Power and Leading Jitter Performance of 25fs-rms
  • 成人向け予防接種プログラムは初期投資の19倍もの社会経済的価値をもたらすとの新レポートを発表