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武田薬品が来る国際骨髄腫ワークショップでイキサゾミブの臨床開発プログラムについて報告

2015年09月24日 PM08:55
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ローマ

(ビジネスワイヤ)– 武田薬品工業株式会社(TSE: 4502)は本日、2015年9月23~26日にイタリアのローマで開催される第15回国際骨髄腫ワークショップ(IMW 2015)の複数のポスターセッションで、イキサゾミブの臨床開発プログラムについて報告すると発表しました。

武田薬品Oncology Therapeutic Area Unitのバイスプレジデントを務めるDixie-Lee Esseltine(MD、FRCPC)は、次のように述べています。「IMWは多発性骨髄腫に取り組む同僚が一堂に会する機会として重要です。イキサゾミブのTOURMALINEプログラムは、組み入れが完全に終了すると3000人以上の患者になると私たちは見込んでいますが、多発性骨髄腫における未充足ニーズに真剣に対応している武田薬品の取り組みを体現しており、今ではこの患者集団の重要セグメントすべてでピボタル試験を取り入れています。私たちはIMWで本プログラムの全体像について発表し、多発性骨髄腫と闘う当社パートナーと交流していきたいと思います。」

イキサゾミブは現在、欧州医薬品庁(EMA)および米食品医薬品局(FDA)が再発性もしくは難治性または両方の多発性骨髄腫を抱える患者の治療を適応に審査しているところで、それぞれから迅速審査および優先審査に指定されています。イキサゾミブの薬事申請は、ピボタル第3相試験TOURMALINE-MM1の事前設定されていた最初の中間解析の結果に基づいています。本試験は患者722人を対象とした国際ランダム化二重盲検プラセボ対照試験で、再発性もしくは難治性または両方の多発性骨髄腫を抱える成人患者を対象に、プラセボとレナリドミドおよびデキサメタゾンの併用療法に対する週1回経口投与のイキサゾミブとレナリドミドおよびデキサメタゾンの併用療法の優位性を評価するようにデザインされています。その他の国々でも年内に申請を開始する計画です。イキサゾミブは多発性骨髄腫の患者を治療するための後期臨床開発における初の経口プロテアソーム阻害薬です。

IMW 2015におけるイキサゾミブの発表内容は下記の通りです。

 
形式/日時: ポスターディスカッション、2015年9月24日(木)、中央ヨーロッパ夏時間午後6:40 – 7:40
抄録番号: 0110
抄録タイトル:

Four Phase 3 Studies of the Oral Proteasome Inhibitor (PI) Ixazomib for Multiple Myeloma in the Newly-Diagnosed, Relapsed/Refractory, and Maintenance Settings: Tourmaline-MM1, -MM2, -MM3, and -MM4 (新規診断の再発性/難治性多発性骨髄腫の維持療法としての経口プロテアソーム阻害薬イキサゾミブを検討する4件の第3相試験:Tourmaline-MM1、-MM2、-MM3、-MM4)

著者:

Jesus San Miguel, Philippe Moreau, Vincent Rajkumar, Antonio Palumbo, Thierry Facon, Gareth Morgan, Robert Orlowski, Michele Cavo, Hermann Einsele, Frank Neumann, Richard Labotka, Sagar Lonial, Paul Richardson

場所: 1階ポスターエリア
 
形式/日時: ポスター掲示、2015年9月25日(金)、中央ヨーロッパ夏時間午後6:40 – 7:40
抄録番号: 0112
抄録タイトル: The Current Unmet Medical Needs in the Treatment and Management of Multiple Myeloma (MM) (多発性骨髄腫の治療と管理における現時点での未充足医療ニーズ)
著者: Paul Richardson, Antonio Palumbo, Maria-Victoria Mateos, Helgi van de Velde, Tomas Skacel, Sagar Lonial
場所: 1階ポスターエリア
 
形式/日時: ポスターディスカッション、2015年9月24日(木)、中央ヨーロッパ夏時間午後6:40 – 7:40
抄録番号: 0167
抄録タイトル: Phase 3 Study of the Oral Proteasome Inhibitor Ixazomib for Relapsed/Refractory AL Amyloidosis: TOURMALINE-AL1 (再発性/難治性ALアミロイドーシスを治療するための経口プロテアソーム阻害薬イキサゾミブの第3相試験:TOURMALINE-AL1)
著者: Giampaolo Merlini, Angela Dispenzieri, Deborah Berg, Douglas V. Faller, Ai-Min Hui, Raymond L. Comenzo
場所: 1階ポスターエリア
 
形式/日時: ポスターディスカッション、2015年9月25日(金)、中央ヨーロッパ夏時間午後6:40 – 7:40
抄録番号: 0177
抄録タイトル: Safety Profile of Oral Ixazomib: Experience from 761 Patients Across 14 Phase 1 or Phase 1/2 Clinical Studies(経口イキサゾミブの安全性プロファイル:第1相または第1/2相臨床試験14件における患者761人の経験から)
著者: Sagar Lonial, Kathleen Colson, R. Donald Harvey, Shaji Kumar, Ai-Min Hui, Guohui Liu, Deborah Berg, Paul Richardson
場所: 1階ポスターエリア

イキサゾミブとTOURMALINE試験について

イキサゾミブは経口治験薬としてのプロテアソーム阻害薬で、多発性骨髄腫、全身性軽鎖(AL)アミロイドーシス、その他の悪性腫瘍を対象に研究されています。イキサゾミブは2011年に米国および欧州の両方で多発性骨髄腫を対象とする希少薬指定を、2012年に米国および欧州の両方でALアミロイドーシスを対象とする希少薬指定を受けています。イキサゾミブは2014年、再発性もしくは難治性のALアミロイドーシスに対する画期的新薬ステータスを米食品医薬品局(FDA)から付与されました。経口プロテアソーム阻害薬として初めて臨床第3相試験に入っている医薬品です。

武田薬品は世界各国の多発性骨髄腫患者と、その治療に当たっている医療専門家のため、革新的な治療薬の開発に真剣な努力を傾けているところであり、イキサゾミブの臨床開発プログラムはこうした現行の取り組みをさらに強化するものです。5件の世界的な第3相試験が進行中です。

  • TOURMALINE-MM1では、再発性もしくは難治性または両方の多発性骨髄腫を対象にレナリドミドおよびデキサメタゾンとの併用でイキサゾミブとプラセボを比較検討しています。
  • TOURMALINE-MM2では、新規に多発性骨髄腫と診断された患者を対象にレナリドミドおよびデキサメタゾンとの併用でイキサゾミブとプラセボを比較検討しています。
  • TOURMALINE-MM3では、新規に多発性骨髄腫と診断された患者を対象に導入療法および自家幹細胞移植(ASCT)後の維持療法としてイキサゾミブとプラセボを比較検討しています。
  • TOURMALINE-MM4では、新規に多発性骨髄腫と診断され、自家幹細胞移植を受けていない患者を対象に維持療法としてイキサゾミブとプラセボを比較検討しています。
  • TOURMALINE-AL1では、再発性または難治性のALアミロイドーシス患者を対象に、イキサゾミブとデキサメタゾンの併用療法を医師が選択した特定のレジメンと比較検討しています。

進行中の第3相試験の詳細情報についてはwww.clinicaltrials.govをご覧ください。

多発性骨髄腫について

多発性骨髄腫は、骨髄に見られる形質細胞のがんです。多発性骨髄腫では形質細胞の一群、すなわち骨髄腫細胞ががん化して増殖し、形質細胞の数を正常よりも多い水準まで増やします。形質細胞は体内を広く循環するため、体内の多くの骨に影響を与え、圧迫骨折、溶骨病変、それらに関連する疼痛をもたらす可能性があります。多発性骨髄腫は骨、免疫系、腎臓、赤血球数に影響する深刻な健康問題を数多くもたらす場合がありますが、最も一般的な症状には骨痛と、貧血の兆候である疲労が含まれます。多発性骨髄腫はまれな形態のがんで、EUでは年間約3万9000人、世界では年間約11万4000人が新規に多発性骨髄腫と診断されています。

Takeda Oncologyについて

Takeda Oncologyは、武田薬品工業株式会社のグローバルオンコロジービジネスユニットのブランドです。武田薬品は、世界中のがん患者とその家族、これらを支える医療従事者の固有かつ緊急のニーズに対応すべく、新規な医薬品を提供することでがんを治したいと切望しています。オンコロジー企業として世界第11位の規模を誇る武田薬品は、パラダイム転換をもたらす治療薬のポートフォリオと、さまざまな種類のがんで患者転帰を大きく改善する可能性を持つ治験薬の広範なパイプラインを保有しています。Takeda Oncologyは、一流の科学者が持つ能力、当社の俊敏力と起業家精神、さらに世界的な製薬企業が持つ膨大な資源を併せ活用することで、がん治療を改善するための革新的な新手法を探究しています。Takeda Oncologyの詳細情報については、ウェブサイト(www.takedaoncology.com)をご覧ください。

武田薬品について

日本の大阪を拠点とする武田薬品(TSE: 4502)は研究を基礎に据える世界的企業として、医薬品に力点を置いています。日本最大の製薬企業であり、業界の世界的リーダー企業の一角を占める武田薬品は、医薬品の革新をリードすることで世界中の人々の健康改善に真剣な努力を傾けています。

武田薬品の詳細情報については、企業ウェブサイト(www.takeda.com)をご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

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