医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

パナソニックが国連開発計画(UNDP)にソーラーランタンを寄贈、エボラ出血熱感染地域へ配布を開始

2015年07月18日 AM02:28
このエントリーをはてなブックマークに追加


 

大阪、日本

(ビジネスワイヤ) — パナソニック株式会社は、国連開発計画(UNPD)にエボラ出血熱対策として3000台のソーラーランタンを追加寄贈しました。このランタンはエボラ出血熱の被害を受けた西アフリカ3カ国(ギニア、リベリア、シエラレオネ)に対するもので、各地域での配布が開始されました。なお今回の追加支援は2014年12月の240台に続くものです。

このSmart News Release(スマート・ニュース・リリース)にはマルチメディアのコンテンツが含まれています。リリース全文はこちらから: http://www.businesswire.com/news/home/20150717005690/ja/

エボラ出血熱発症地域での配布シーン (写真:ビジネスワイヤ)

エボラ出血熱発症地域での配布シーン (写真:ビジネスワイヤ)

エボラ出血熱の一刻も早い収束が全世界で期待されています。このためより早い患者の方々の治癒と、さらには予防のためにも迅速かつ効率的な医療活動が求められています。従って夜間であっても治療活動を行う事が必要ですが、多くの医療現場は無電化地域であり、さらには罹患された患者の所持品は全て廃棄されるため、新たな光源の確保が重要です。

これら寄贈しているソーラーランタンは、太陽光パネルと蓄電池とLEDから構成されており、昼間の太陽光で得られた電気を蓄電池に蓄え、夜間この電気を使ってLEDを約6~8時間光らせるものです。

このソーラーランタンは、医療従事者やコミュニティ・ワーカーに配布され、夜間作業に活用されます。また、感染により仕事や所持品などを失った生存者やその家族、特に最も脆弱な立場に置かれている女性や子どもや障害者のいる家庭へ配布され、唯一の光源として安心、安全な暮らしに役立てられます。この活動を通じて、エボラ出血熱感染地域の人々の生活の改善とコミュニティの復興が加速することが期待されます。

今回のパナソニックのソーラーランタン寄贈に対し、UNDPより下記のURLにて情報が発信されています。
http://www.jp.undp.org/content/tokyo/ja/home/presscenter/pressreleases/2015/07/15/ebola.html

パナソニックは企業市民活動(社会貢献活動)の一環としてソーラーランタン10万台プロジェクトを立ち上げ、自社の技術・製品を活用して、新興国・途上国の社会課題の解決に寄与してまいりました。今回の寄贈もその一環として実施されたものです。
※創業100周年を迎える2018年度までに、新興国・途上国の社会課題解決のためにNPO/NGO、人道支援機関、国際機関に対して、10万台のソーラーランタンを寄贈する取り組み。

パナソニックは、世界中の全ての人々に「A Better Life, A Better World」を提供する取り組みの一環として、「ソーラーランタン10万台プロジェクト」を継続し、持続可能な開発への貢献につながる活動を引き続き行ってまいります。

businesswire.comでソースバージョンを見る:http://www.businesswire.com/news/home/20150717005690/ja/

CONTACT

パナソニック株式会社 グローバルコミュニケーション部 広報課
TEL: 03-3574-5729

同じカテゴリーの記事 

  • BostonGene and Saga University Announce Collaboration to Uncover Biomarkers for Improved Immunotherapy Response in Lung Cancer Patients
  • MRMヘルス、回腸嚢炎治療薬MH002の第2a相臨床試験で安全性と良好な有効性データを報告
  • KBIバイオファーマ、Jean-Baptiste Agnus氏を最高業務責任者(CBO)に指名
  • 佐賀大学とBostonGeneがEGFR陽性肺癌患者におけるICIの治療効果予測因子を特定するための新規バイオマーカー探索を目的とした研究を発表
  • KBI Biopharma任命Jean-Baptiste Agnus为首席商务官