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PPDとSNBLが日本における臨床開発サービスその他の提携で合弁事業契約を締結

2015年04月10日 PM10:16
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米ノースカロライナ州ウィルミントン & 東京

–(ビジネスワイヤ)–ファーマシューティカル・プロダクト・デベロップメント(PPD)と株式会社 新日本科学(SNBL)(TSE:2395)は本日、日本で臨床開発サービスを提供する合弁会社を設立するための契約を締結したと発表しました。

取引の完了により、PPD-SNBLは日本最大級の臨床開発サービスプロバイダーとなり、世界規模の臨床試験の実施を考えている顧客と、日本のみでの試験を考えている顧客の両方にサービスを提供することになります。

新会社はSNBLの臨床研究部門と、PPDの日本における臨床開発事業を組み合わせ、第I~IV相の臨床試験モニタリングプロジェクト管理生物統計サイトインテリジェンスおよびサイトアクティベーションデータ管理メディカルライティング医薬品安全性監視薬事承認関連FSPサービスを含め、包括的なサービスを提供します。

新会社は東京、大阪、鹿児島に営業所を構え、約400人の臨床開発専門家を擁し、PPDの世界規模の資源と臨床試験に関する専門力に加え、SNBLが20年近くにわたって日本のバイオ製薬企業に臨床開発サービスを提供してきた歴史と深い知識を共に活用できます。

またPPDとSNBLは、臨床開発の合弁会社以外でも多くの分野で提携することに合意しました。これらの分野には、SNBLの(橋渡し研究のアウトラインセンス事業を含む)初期開発段階の事業、日本を対象とするブリッジング試験のための米国での第1相サービス、特殊な神経科学研究、ワクチン研究、生物学的研究、日本での第1相サービス、日本でのバイオアナリシスサービスと治験実施施設管理サービスが含まれます。

PPDの臨床開発担当エグゼクティブバイスプレジデントで、PPD-SNBLの会長兼最高経営責任者(CEO)を務めるポール・コルヴィンは、次のように述べています。「PPD-SNBLは、バイオ製薬業界の顧客に対し、日本での研究プログラムを対象に、両社が持つ最高のサービスを提供します。すなわち、PPDのグローバルな能力・システム・プロセスと、SNBLが日本の臨床分野で培ってきた深い専門知識とその活動領域を共に活用できます。この合弁事業により、PPDは日本におけるCRO業界の最先端に位置し、当社顧客を惹きつけるサービスを創出できます。」

SNBLの会長兼社長で、PPD-SNBLの会長を務める永田良一(M.D.、Ph.D.)は、この合弁会社がPPDとSNBLの企業文化を反映したものであり、両社の企業文化は品質保証と顧客サービスへの傾注という点で共通していると指摘しています。「PPD-SNBLは顧客に独自の機会を提供します。日本における臨床研究に関する深い専門知識と、世界規模での臨床試験の経験とインフラストラクチャーを併せ活用できるという機会です。」

契約の条件に従い、PPD-SNBLはPPDが株式を過半数所有します。取引は4月1日に完了しました。

PPDについて

PPDは世界大手の開発業務受託機関として、創薬、開発、ライフサイクル管理、ラボ業務の各サービスを提供しています。当社の得意先および提携先には、製薬バイオテクノロジー医療用機器、学術、政府関係の諸組織が含まれます。46カ国に事務所を持ち、世界に1万3500人を超える専門家を擁するPPDは、革新的な技術、治療に関する専門知識、品質へのこだわりにより、得意先・提携先が安全かつ有効な治療薬を速やかに届け、研究開発投資から最大の利益を得ることができるよう手助けをしています。詳細についてはwww.ppdi.comをご参照ください。

新日本科学(SNBL)について

SNBLは55年以上にわたり、バイオ製薬企業に開発サービスを提供する一流企業の立場にあります。高品質のデータを格別の的確さで提供しており、これらのデータは患者の生活を向上させる新規の治療薬やイノベーションを迅速に進歩・前進させる上で、必要となっているものです。SNBLはサービス提供のほか、橋渡し研究事業も手掛けています。同事業では、自社の開発能力を活用して付加価値技術を開発し、それらを製薬/医療業界に提供しています。SNBLの詳細についてはwww.snbl.comをご覧ください。

過去の事実に関する情報を除き、PPDとSNBLとの間の合弁事業についての記述・期待・想定を含め、本プレスリリースに掲載されているすべての記述・期待・想定は、数多くのリスクや不確実性を伴う将来見通しに関する記述です。PPDはこれらの将来見通しに関する記述を正確に行うよう努めていますが、将来の状況がこのような記述が基づく想定と異なり、それにより実際の結果が将来見通しに関する記述と大きく異なる可能性があります。将来の結果が大きく異なる場合の原因となり得るその他の重要な要因には、戦略的関係に関連するリスクおよび戦略的関係への依存、買収・投資に伴うリスク、主要な人材を採用・一体化・保持・訓練する能力、外部委託業界での競争、新規事業を獲得するPPDの能力、世界全体の経済情勢、製薬/バイオテクノロジー/政府出資研究分野での経済情勢/研究開発出費/外部委託動向、大規模契約の喪失・遅延・変更、予想を上回る解約率、受注残の収益化率、製薬およびバイオテクノロジー業界での整理統合、当社サービスないし能力の競争力を低下させる急速な技術進歩、販売/一般管理費をコントロールする能力、医薬品開発の規制の順守、医薬品開発プロセスの規制の変更、実際の業績があります。PPDは、適用法令で義務付けられている場合を除き、将来的にこれらの将来見通しに関する記述を更新する義務を負わず、またその義務を明確に否認します。これらの将来見通しに関する記述は、掲載日以後のいずれかの時点のPPDの推定または見解を表すものと考えるべきではありません。

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