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ニューヨーク

（ビジネスワイヤ） — シュレーディンガーは本日、サノフィと提携契約を締結したと発表しました。この提携では、シュレーディンガーが10件の創薬プログラムにおいて、標的の分析およびバリデーションからリード化合物の同定および最適化まで、コンピューター支援薬物設計の包括的なサポートを提供していきます。シュレーディンガーは、複数年の広範な提携を規定した条項に従って、前臨床マイルストーンを含め、最大1億2000万ドルを受領する資格があります。

コンピューター支援設計（CAD）は航空機の設計から映画の制作まで、ほぼ全産業においてまさに実現因子の役割を果たしていますが、CADは創薬の分野でまさしく実現技術としては広く認識されていません。シュレーディンガーは近年、タンパク質／リガンド構造の決定と効力予測の分野で重要な科学的ブレークスルーを数多く成し遂げました。これらは創薬に変革的な影響力を持つことが約束されるものです。サノフィとの提携では、製薬業界において前例のないレベルで、本技術および関連技術の展開を狙います。さらに、CAD要員と医薬品化学者の間でリアルタイムの連携を促進する新規エンタープライズインフォマティクスシステムが、両社の研究者らにとってのコミュニケーション／プロジェクト管理プラットフォームとして機能していきます。

サノフィのグローバルR&D担当プレジデントを務めるエリアス・ザフーニ氏は、次のように述べています。｢シュレーディンガーとの提携は、サノフィがコンピューター支援設計の最高のリソースを活用する上で、効果的な手立てとなります。果てしなき革新のため、私たちは研究を前進させるための最先端技術を常に求めています。｣

シュレーディンガー社長のRamy Farid博士は、次のように述べています。｢当社の使命はコンピューター技術を通じて創薬を変革することであり、私たちは魅力的な科学的ソリューションを開発するために必要なリソースにコミットし続けていきます。私たちはサノフィとの長きにわたる提携を拡大することに感激しています。挑戦を受け入れることは歓迎であり、広範なヒト疾患を駆逐するための新医薬品の開発に貢献できることを大変うれしく思います。｣

シュレーディンガーについて

シュレーディンガーはライフサイエンス／物質研究向けに先進的な分子シミュレーション／エンタープライズソフトウエアのソリューションとサービスを提供する一流企業です。シュレーディンガーはまた、バイオテクノロジー・製薬・化学製品・電子機器などの分野で、諸企業と提携関係を確立しています。シュレーディンガーは基礎研究に長期の重点投資を行うことで、創薬／物質科学の多くの分野で科学的ブレークスルーを成し遂げました。シュレーディンガーの科学者は数多くの査読科学出版物を著しており、これらは多くの場合に各分野において最高頻度で引用されています。1990年創立のシュレーディンガーは、300人近くの従業員を擁し、営業所を米国・欧州・日本・インドに構え、ビジネスパートナーを中国・韓国に抱えています。詳細情報についてはwww.schrodinger.comをご覧ください。

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