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ヴィックス®のグローバル調査:現在の風邪・インフルエンザ罹患による病欠日数は350億日、罹患者は対応にソーシャルメディアを活用

2015年03月06日 PM11:23
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シンシナティ

(ビジネスワイヤ) — 世界で最も売れている咳と風邪薬のブランド*であるヴィックス®の多国間調査によると、1人当たり生涯で風邪を引いている時期は驚くことに平均3年間もあることが分かりました。回答者の22%が過去12カ月に風邪やインフルエンザの症状で病欠の電話を入れたと答えており、世界全体での病欠日数は350億日になる計算です。調査結果から、最も病欠日数が多かったのは中国で、年間平均して120億日になります。人口の多さと風邪/インフルエンザの罹患頻度が高いことを考えれば、この数字は驚くべきものではありません。

4回目を迎える年次ヴィックス風邪・インフルエンザ・グローバル調査は、15カ国の1万5000人を対象としたこの種では最大規模の調査で、一般的な風邪やインフルエンザが個人に及ぼす影響について理解を深めるために考案されました。一部には驚くほどの地域的な違いがありますが、世界全体の風邪/インフルエンザ患者が疾病を管理・処置する方法には多くの類似点もあります。この世界的調査の詳細な結果は、http://www.globalundertheweatherreport.comをご覧ください。

ヴィックス・グローバルブランド・フランチャイズ責任者のアーロック・アグラワルは次のように述べています。「ヴィックスは、風邪を引いた時、人は不快な気分になることを理解しています。そのため、世界トップの咳・風邪薬ブランド*として、当社は年次ヴィックス風邪・インフルエンザ・グローバル調査に取り組んでいます。それは、この調査によって、発症頻度から疾病への対処方法まで、多くの洞察が得られ、現在の世界の風邪/インフルエンザ患者の間の類似点と違いをより詳しく理解することができるからです。2014年当社は、風邪が社会的なものになったことを見出しました。消費者は、これまでとは異なり、気分をよくするために、薬だけでなくそれ以外のものに頼っています。」

おそらく、今年の最も興味深い発見は、風邪やインフルエンザの社会的トレンドが新たに発生していることです。ヴィックス風邪・インフルエンザ・グローバル調査のデータによると、回答者の約3分の2が病気の時の対処メカニズムとしてソーシャルメディアを活用していることが分かりました。また、モバイル技術の利用習慣が最も多い国、例えば中国(88%)やインド(83%)では、体調が良くない時にソーシャルメディアを利用しています。フランスでは、病気の時のサポートとしてソーシャルメディアを利用する人はわずか36%でした。

風邪、咳、インフルエンザが最も流行する時期には、疾病は急速に拡大しがちです。医療関係者は患者に、自宅にいてウイルスの拡散を制限するよう指示していますが、ヴィックス風邪・インフルエンザ・グローバル調査によると、世界の約3分の2の人たちは病気でも仕事に行っていることが分かりました。この調査ではまた、消費者が病欠を取らないことに決めた最も大きな動機は、会社で後れを取るのではないかという不安(34.7%)、財政的問題(33.6%)、仕事のプレッシャー(32.6%)であることが明らかになりました。世界全体で、同僚が体調不良でも出勤した場合、60%の人はこの選択に不満を示しています。これまでのところ、ロシア(85%)とオーストラリア(79%)では、体調不良で出勤する同僚を最も不満に思っており、フランス(34%)は同僚が病気でも出勤することに対してより寛大です。

風邪/インフルエンザへの対処法

病欠を取るかどうかにかかわらず、風邪やインフルエンザに関連する症状を管理することは、気分を良くするためには不可欠です。この年次調査では、人々が取る対策の上位3つとして、暖かい飲み物を飲む、ゆっくり休む、市販の総合感冒薬を飲むといった対策が報告されています。消費者は、世界で最も売れている咳・風邪ブランド*として、強力で即効性があり、総合的に症状を緩和するヴィックスを信頼し、体調の回復に役立てています。ヴィックスは100年以上にわたり、日々、病気の時でも、人々に楽しく生きる機会を提供し続けてきました。

今年のインフルエンザ流行の重大性を考慮し、米国疾病対策センター(CDC)、欧州疾病予防管理センター(ECDC)、世界保健機構(WHO)などの世界の保健当局は、今年のインフルエンザ発症に特に注意を払い、消費者が従うべき次のような一般的な推奨事項を提示しています。

  • 風邪/インフルエンザに罹るリスクを軽減するには頻繁な手洗いが重要
  • 適切な呼吸器の衛生を実行する - 咳/くしゃみが出る時は口と鼻を覆う
  • 気分がすぐれない/熱がある時は自宅に戻る
  • 年に一度インフルエンザ・ワクチンを接種する

ヴィックス風邪・インフルエンザ・グローバル調査

4回目を迎えるヴィックス風邪・インフルエンザ・グローバル調査は、Survey Monkeyにより、風邪・咳・インフルエンザの流行期の最後に、2014年4月から7月まで2派に分かれて、指定された15カ国で実施されました。1万5000人がオンラインのアンケートに答えました。調査した15カ国は、オーストラリア、ブラジル、中国、フランス、ドイツ、ハンガリー、インド、インドネシア、イタリア、メキシコ、ポーランド、ロシア、スペイン、ウクライナ、米国です。調査人数は、各国の18歳以上の人口を正確に表すように設定しました。

ヴィックス®について

世界で最も売れている咳・風邪薬ブランド*のヴィックス®は、世界の70カ国以上の数百万の人々が使用する信頼の製品群を提供しています。ヴィックス・ファミリーには、Vicks VapoRub™ Ointment(ヴィックス・ヴェポラッブ塗布剤)NyQuil™(ナイクイル)、DayQuil™(デイクイル)、Vicks® VapoDrops™(ヴィックス・ヴェポドロップ)などがあります。世界屈指の定評あるブランドとして、ヴィックスは何世代にもわたって咳、風邪、インフルエンザの症状緩和を支援してきたことを誇りに思っています。米オハイオ州シンシナティに本社を置くヴィックスは、プロクター・アンド・ギャンブルが所有し、販売しています。

プロクター・アンド・ギャンブルについて

P&Gはそのブランドを通じて世界中の約50億人に奉仕しています。信頼される高品質のトップブランドが、当社の世界的に強力なブランド群を構成しています。当社ブランドには、オールウェイズ、アンビピュア、アリエール、バウンティ、シャーミン、クレスト、ドーン、ダウニー、フェアリー、ファブリーズ、ゲイン、ジレット、ヘッド&ショルダーズ、レノア、オーレイ、オーラルB、パンパース、パンテーン、SK-II、タイド、ヴィックス、ウエラ、ウィスパーがあります。P&Gコミュニティーは、世界の約70カ国で事業を展開しています。P&Gとそのブランドについての最新ニュースと詳細情報は、http://www.pg.comをご覧ください。

*出典:1. ユーロモニター・インターナショナル。咳止め、鼻炎薬、咽頭用製剤、配合剤、小児用咳止め・風邪薬の2013年度小売価格売上高に基づいています。2. ニコラス・ホールのOTC年鑑DB6 2014

**平均で1人当たり3年間風邪/インフルエンザに罹っているという推定は、回答者の風邪/インフルエンザ発症、症状が持続した日数、平均寿命(71年)に基づいています。

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