医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

FUJIFILM VisualSonics、世界分子イメージング学会の年次総会にて、VEVO® 3100を発表。 前臨床画像検査の、究極のあり方を実現。

2014年09月17日 AM09:00
このエントリーをはてなブックマークに追加


 

カナダ、トロント発

(ブース番号510)FUJIFILM SonoSite, Inc.の子会社であるFUJIFILM VisualSonics Inc. は、前臨床研究に特に焦点を絞った高解像度のリアルタイム生体内ミクロイメージング システムの世界的リーダーの1つです。そのFUJIFILM VisualSonicsでは、9月17日から20日にかけて韓国ソウルで開催される世界分子イメージング学会の年次総会において、世界初のワンタッチ式前臨床イメージング プラットフォーム、Vevo® 3100を発表します。

富士フィルムソノサイトの社長兼CEO藤谷尚弘は、「Vevo® 3100イメージング プラットフォームは最新のVevo HDイメージング技術を採用、カスタマイズできるタッチスクリーンをユーザー インターフェイスとして備え、このプラットフォームの中でのトレーニングが可能です。このVevo® 3100により、前臨床研究に携わる研究者の皆様は、まったく新しい、効率に優れたイメージングの方法を体験していただけます」と述べています。さらに藤谷によれば、「リアルタイムの生体内マイクロイメージング システムの業界では、FUJIFILM VisualSonicsのリーダーとしての立場は、押しも押されぬものです。Vevo® 3100イメージング プラットフォームの発表で、同社はまたも前臨床検査の世界を、一歩前進させるのです」

Vevo® 3100イメージング プラットフォームはタッチスクリーン技術を採用、医学研究での前臨床イメージングにおける究極のあり方を実現しています。 このタッチスクリーンによるユーザー インターフェイスは、人の身動きに応じて反応し、しかも複数のユーザーがカスタマイズすることができます。また、指で画面上をなぞるだけで操作でき、キーやボタンがありません。 感覚的にわかりやすいコントロール パネルで、しかもワークフローをカスタマイズでき、データを迅速に取り込むことができます。これにより、極度に高いスループットが必要な場合にも対応できます。

このシンプルな使いやすさのおかげで、まったく初めて使用する方でも、イメージング システムを使い慣れたユーザーでも、このシステムが採用している新型のVevo HDイメージング技術による、高品質のイメージを撮影できます。 さらにリアルタイム イメージ処理のアルゴリズムを採用、研究者の皆様は、今までにはなかったような高解像度のデータを視覚化できます。 イメージの中のスペックル雑音やアーチファクトを削減するとともに、重要な組織の情報を保存・強化します。 この革新的なプラットフォームはさらに、リアルタイムでのトレーニングと、プラットフォーム内でのステップ式のイメージング指導・ガイドとを統合して備えています。

卓越した技術エンジニアリングとミニマルなデザインにより、Vevo® 3100は設置面積と重量とを、従来のプラットフォームに比べ約40%も削減しました。これによって可搬性も移動性も優れた設備になりました。最先端科学の研究現場は独自のもので、移動も頻繁に行われますが、それに適しています。 軽量で人間工学的に設計されたMXシリーズのトランスデューサーも利用でき、しかもVevo® 3100イメージング システムと相性よく作動するよう、カスタムで設計・最適化が可能です。 このトランスデューサーは広範な周波数範囲で利用できますので、小動物の研究には欠かせない柔軟性を実現します。

この革新的な技術を活用することで、研究者の皆様は使いやすいイメージング手段を手にし、 生体内の解剖学的、機能的、生理的、ならびに分子的な各種のデータを同時に収集できます。いずれもリアルタイムで、解像度は30 μmまで対応できます。

日進月歩の科学や医学研究の世界にあって、Vevo イメージング ソリューションを利用した、査読を経たレポートは、すでに1000件以上が公表されています。 前臨床イメージング研究の世界では今後、難病の研究において、Vevo® 3100 を利用した成果が従来には考えられなかったほど多数登場することでしょう。 リアルタイムの生体内マイクロイメージング システムのリーダーとして皆様の信頼を得ているFujiFilm VisualSonicsは、深部組織の研究用イメージングのあり方を刷新し、疾患の特性分析や治療効果、薬理学の研究に貢献しております。

詳しくは、http://www.visualsonics.com/をご覧ください。

富士フィルムについて

FujiFilm VisualSonics, Inc.は、前臨床研究に特に焦点を絞った高解像度のリアルタイム生体内ミクロイメージング システムの世界的リーダーの1つです。 世界を代表する薬学やバイオテクノロジー企業、病院や大学の研究者の皆様が、循環器系、がん、神経生物学、発達生物学といった各分野で、同社の先端テクノロジーを活用してらっしゃいます。 同社のマイクロイメージング技術が研究の応用をサポートしている分野としては、遺伝子研究、表現型研究、薬剤の開発などがあります。 VisualSonicsの高周波数超音波式プラットフォームと光音響式プラットフォームとは、高解像度のリアルタイム生体内イメージングを、使いやすく、しかも結果の数量化機能も備えながら、低価格で実現しております。 VisualSonicsは、FUJIFILM SonoSite, Inc.,の子会社です。

富士フィルムフィルムソノサイト(FujiFilm SonoSite, Inc.)は、臨床ならびにポイント オブ ケア用超音波技術のイノベーターとして世界をリードするとともに、超高周波数マイクロ超音波技術でも業界のリーダーです。 同社は本社をアメリカのシアトルに置き、全世界に26の系列企業を擁し、世界規模の流通ネットワークで100を超える諸国に技術を供給しております。 SonoSiteのシステムは小型でポータブル、しかも高性能の超音波技術を患者さんへのケアの現場でコスト効率よく利用できるため、臨床のあらゆる場面での超音波技術の利用拡大に貢献しております。 詳しくはwww.sonosite.comをご覧ください。

日本の東京に本社を置く富士フイルムホールディングス株式会社は、各種の産業に絶えざる技術革新と先端技術製品を供給しています。その業界の例としては、医療用システムも含むヘルスケア、医薬・化粧品、グラフィック システム、フラットパネル ディスプレイ用材料などの高機能性材料、放送用・映画用レンズなどの光学機器、デジタル イメージング、ドキュメント関連製品、その他があります。 こうした各種業界への貢献の土台となっているのが、化学、機械、光学、電子、ソフトウェア、生産の各技術を揃えた広範なポートフォリオです。 2014年3月31日に終了した会計年度においては、同社の全世界での収益は$239億ドルで、これは1ドル=102円という為替レートを前提としています。 富士フィルムは、環境スチュワードシップとよき企業市民であることに取り組んでいます。 詳しくは www.fujifilmholdings.comをご覧ください。

上記に登場する製品名称や企業名称はいずれも、それぞれの所有者の商標である場合があります。

CONTACT

富士フィルム
Lauren Geloso, (914) 789-8303
lgeloso@fujifilm.com

同じカテゴリーの記事 

  • La Jolla Institute for Immunology and RevolKa started a Research Collaboration
  • U.S. FDA Approves Subcutaneous Administration of Takeda’s ENTYVIO® (vedolizumab) for Maintenance Therapy in Moderately to Severely Active Crohn’s Disease
  • ESCMID Global 2024: Shionogi presents real-world data demonstrating efficacy of Fetcroja® / Fetroja® (cefiderocol) in critically ill patients with certain difficult-to-treat bacterial infections
  • Renesas’ New FemtoClock™ 3 Timing Solution Delivers Industry’s Lowest Power and Leading Jitter Performance of 25fs-rms
  • 成人向け予防接種プログラムは初期投資の19倍もの社会経済的価値をもたらすとの新レポートを発表