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パスウェイ・ゲノミクスがOne for OneプログラムとともにBRCA1/2遺伝子検査サービスを開始

2014年06月04日 PM08:44
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サンディエゴ

(ビジネスワイヤ) — 米サンディエゴに拠点を置き、CLIAおよびCAPの認定を受けて遺伝子検査サービスを世界規模で提供している臨床ラボラトリーのパスウェイ・ゲノミクス・コーポレーションは本日、乳がん、卵巣がん、その他の種類のがんに関連のある遺伝子BRCA1およびBRCA2の変異を検出できるシーケンシングおよび欠失/重複解析の次世代検査サービスとして、BRCATrueTMの提供を開始したと発表しました。BRCATrueは>99.99%もの感度と、業界で最も広いBRCA1/2のカバレッジを有しています。

BRCATrueはシーケンシングおよび欠失/重複解析の次世代検査サービスとして、乳がん、卵巣がん、その他の種類のがんに関連のある遺伝子BRCA1およびBRCA2の変異を検出できます。BRCATrueは ...

BRCATrueはシーケンシングおよび欠失/重複解析の次世代検査サービスとして、乳がん、卵巣がん、その他の種類のがんに関連のある遺伝子BRCA1およびBRCA2の変異を検出できます。BRCATrueは>99.99%もの感度と、業界で最も広いBRCA1/2のカバレッジを有しています。(写真:ビジネスワイヤ)

この重要な遺伝子検査を多くの人が確実に利用できるよう、パスウェイ・ゲノミクスBRCA One for OneTM プログラムを立ち上げました。BRCATrue検査の正規発注1件ごとに、無料の検査1件が患者支援団体を通じて検査を必要とする人にも提供されます。検査の無料提供は1000万ドル分を上限としています。

パスウェイ・ゲノミクスの創設者で最高経営責任者(CEO)のJim Planteは、次のように述べています。「遺伝子検査を必要とする人が、経済状況や保険加入状況にかかわらず検査を受けられるようにするのが、パスウェイの使命です。業界で最も優れたBRCA遺伝子検査サービスを提供し、広範な人々が利用できるようにすることは、この使命の達成における不可欠な目標なのです。」

近年の研究で、乳がんおよび卵巣がんを複数例発症している家系の最大80%が、BRCA1/2の変異に原因があることが示されています。BRCA遺伝子の変異は、あらゆる民族の男女双方に発生する可能性があり、誰でもBRCA遺伝子のいずれかに変異が起こり得ますが、がんの家族歴がある人やアシュケナージ系ユダヤ人の家系といった一部の集団では、変異の可能性がより高くなります。

パスウェイ・ゲノミクスのArdy Arianpour最高戦略責任者(CSO)は、次のように語っています。「女性8人のうち1人は、一生の間に乳がんを患います。医療界の歴史において、BRCA One for Oneのように前例のないプログラムを提供した臨床ラボラトリーはありません。私たちは当社の検査をより利用しやすくすることで、乳がん予防に大きな効果を及ぼし、世界規模の患者支援団体との提携を通じて、がん予防のさらなる意識向上に貢献することを目指しています。」

BRCATrueは、解釈が容易で臨床的に実用的なレポート、遺伝子変異体分類の先進的機能を2週間という短い所要期間で医師に提供します。パスウェイ・ゲノミクスは今年、臨床ゲノム学におけるリーダーシップを証明し、また最も包括的ながん検査メニューの実現に向けた真摯な努力を証明するため、多くの取り組みを行っていきますが、BRCATrueはその第一歩です。BRCATrueの詳細については、www.pathway.com/brcatrueをご覧ください。BRCA One for Oneプログラムの詳細については、 www.brcaoneforone.comをご覧ください。

パスウェイ・ゲノミクス・コーポレーションについて

カリフォルニア州サンディエゴを拠点とし、臨床検査所改善法(CLIA)に基づく認定と米国病理学会(CAP)による認定を受けている臨床ラボであるパスウェイ・ゲノミクスは、健康とウェルネスを改善・維持するため、医師と患者に実用的で正確な遺伝子情報を提供しています。パスウェイ・ゲノミクスは2008年の創業以来、イノベーションへの専心と医学的責任を果たすための取り組みで知られており、当社は商業用遺伝子検査業界においてリーダー企業の地位を得るまでになっています。パスウェイ・ゲノミクスの検査サービスは、がんリスク心臓の健康遺伝性疾患栄養、運動応答性、さらには疼痛管理メンタルヘルスで使用される薬物など、特定の薬物に対する薬物応答性を含め、多様な疾患・状態を対象としています。パスウェイ・ゲノミクスの詳細については、www.pathway.comをご覧ください。

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