米カリフォルニア州サンタアナ
(ビジネスワイヤ) — アーバイン・サイエンティフィックは細胞培養培地BalanCD™ MDCKのリリースを発表しました。本培地は次世代の細胞培養製品として、細胞ワクチンの製造に使用される培地で今日求められているニーズに応えるものです。この新しい主力製品は、新たな専用製品を追加することで、動物成分フリーで化学的組成が明らかな培地から成るアーバイン・サイエンティフィックの既存BalanCD製品ポートフォリオを拡充するものです。
アーバイン・サイエンティフィックの最高科学責任者(CSO)を務めるJessie Ni博士は、次のように述べています。「当社はこの分野の研究者と密接に協力し、Rational Culture Media Design®を採用して、動物成分フリーで化学的組成が明らかな細胞ワクチン開発・製造用MDCK培地という市場初カテゴリーの製品を開発しました。この培地は最大限度のMDCK細胞培養とウイルス生産を支える目的で開発されました。インフルエンザワクチン生産の評価では、優れた性能が証明されました。」
BalanCD製品ラインは、細胞培養製品のデザイン、品質、性能に対する顧客の期待に応えるものとなっています。その理由は、早期の製品開発からスケールアップに至るまで、原材料の調達・供給を通じてもたらされるリスクなど、極めて重要な問題を扱うための総合的なアプローチを採用しているからです。BalanCDの名を冠する製品はすべて、厳重な基準を広範に満たしていることを顧客に保証しています。
BalanCD製品は、スケーラブルで特徴がよく把握されているサプライチェーンを持つ原材料で調製されており、大規模なバイオ製薬プロセス向けに使用でき、高い信頼性と再現性を提供します。また本培地はアーバイン・サイエンティフィックのRational Culture Media Designアプローチを採用して開発されたため、不要なバイオ生産コストまたはリスク増大の一因となり得る外因性成分が除去されています。その結果、今日のバイオ生産分野における顧客の需要を満たす最適な細胞培養培地の製品が生まれました。
細胞培養培地BalanCD MDCKの詳細については、当社ウェブサイトwww.irvinesci.comをご覧いただくか、800-437-5706までご連絡ください。
JX Holdingsグループの一員であるアーバイン・サイエンティフィックは、産業向け細胞培養、細胞療法、細胞遺伝学、生殖補助医療技術(ART)の用途を含め、細胞培養培地と試薬のデザイン・製造・販売における世界的リーダー企業です。アーバイン・サイエンティフィックは、ISOとFDAの両法規制を順守しながら世界規模で培地を供給しており、米国カリフォルニア州と東京の2カ所に製造施設を擁しています。
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