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OTEZLA®(アプレミラスト) – 活動性乾癬性関節炎の成人患者用治療薬として米食品医薬品局の承認を得た初の経口薬

2014年03月27日 PM11:36
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米ニュージャージー州サミット

(ビジネスワイヤ) — セルジーン・コーポレーション(NASDAQ: CELG)は本日、米食品医薬品局(FDA)がセルジーンの経口選択的ホスホジエステラーゼ4(PDE4)阻害剤OTEZLA®(アプレミラスト)を、活動性乾癬性関節炎の成人患者に対する治療薬として承認したと発表しました。慢性疾患の乾癬性関節炎は関節の疼痛、硬直、膨張、圧痛、特定の靭帯・腱の炎症、身体機能の低下を特徴とします。OTEZLAは乾癬性関節炎の経口治療薬として唯一、FDAの承認を取得しています。

米ウィスコンシン州フランクリンのリウマチ学・免疫療法センター長を務めるAlvin Wells医師(M.D.、Ph.D.)は、次のように述べています。「乾癬性関節炎は衰弱性の疼痛疾患で、患者の日常の活動に大きな影響を与えるため、その患者にとって経口薬OTEZLAの承認は意義深いものです。OTEZLAは医師と患者に新しく有意義な治療選択肢を提供するもので、治療歴とは無関係に乾癬性関節炎患者にベネフィットをもたらすことができます。」

スウェーデン・メディカル・センターのリウマチ臨床研究部長でワシントン大学臨床学教授のPhilip Mease氏(MD)は、次のように述べています。「OTEZLAは、乾癬性関節炎の治療薬として承認されている他の医薬品と異なり、PDE4の細胞内阻害を通じて作用します。乾癬性関節炎患者を対象に新規の作用機序を持つ経口薬が承認されたことで、患者ケアに別の手法を提案できます。」

承認は3件の多施設ランダム化二重盲検プラセボ対照試験PALACE 1/2/3から得られた安全性と有効性に関する結果に基づいています。PALACE 1/2/3は、疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARD)および/または生物製剤によるコントロールが不良な活動性乾癬性関節炎の成人患者を対象に実施されました。患者の75パーセント以上はDMARDのみによる前治療を受け、22パーセントは生物製剤による前治療を受けていました。

OTEZLAによる治療(DMARD併用あり/併用なし)では、プラセボによる治療(DMARD併用あり/併用なし)と比較し、16週目におけるACR20の改善を達成した患者の割合によって実証される乾癬性関節炎の症状・兆候が、改善されていました。PALACE-1で、16週目にACR 20の改善を達成した割合は、OTEZLA®(アプレミラスト)30 mg 1日2回の治療を受けた患者で38パーセント、プラセボを投与された患者で19パーセントでした。PALACE-2とPALACE-3でも一貫した結果が観察されました。3件の試験を通じ、16週目におけるACR 50とACR 70の改善が観察されました。

乾癬性関節炎の特徴の1つは、関節の内部と周辺における圧痛と膨張です。OTEZLAによる治療を受けた患者は16週目に、プラセボとの比較で、圧痛と膨張を示す関節数の減少を達成しました。OTEZLA治療により、16週目でプラセボと比較して、測定したACRの7項目のそれぞれで改善がもたらされました。疾患と関連した身体機能でも改善が見られました。

指炎(手指・足指の炎症)または付着部炎(腱または靭帯が骨に骨に入り込む部分の炎症)を前から持つ患者において、OTEZLA治療によりこれらの症状が改善しました。指炎と付着部炎は乾癬性関節炎に伴って表れる特有の症状です。

OTEZLAの各臨床試験では、治療開始から2週間以内に最も一般的な有害反応の大半が発生し、投与を継続すると次第に解消する傾向を示しました。16週間にわたり、OTEZLAを30 mg 1日2回投与した患者の2パーセント以上で報告され、プラセボ投与患者より1パーセント以上の高い頻度で報告された有害反応は、下痢、悪心、頭痛、上気道感染、嘔吐、鼻咽頭炎、上腹部痛でした。何らかの有害反応が原因で治療を中止した患者の割合は、OTEZLAを30 mg 1日2回投与した患者が4.6パーセント、プラセボを投与した患者が1.2パーセントでした。16週間にわたり、OTEZLAを30 mg 1日2回投与された患者で治療中止の原因となった最も一般的な有害反応は、悪心(1.8パーセント)、下痢(1.8パーセント)、頭痛(1.2パーセント)でした。

OTEZLAまたは同剤に含まれる他の成分に対し重度のアレルギー反応の既往歴がある患者の場合、OTEZLAの使用は禁忌です。3件のPALACE試験を通じ、うつ病または抑うつ気分を報告した患者の割合は、OTEZLAによる治療を受けた患者が1.0パーセント(10/998人)、プラセボによる治療を受けた患者が0.8パーセント(4/495人)でした。うつ病または抑うつ気分が原因で治療を中止した患者の割合は、OTEZLAによる治療を受けた患者が0.3パーセント(4/1441人)、プラセボによる治療を受けた患者では皆無でした。PALACEの各試験で、5~10パーセントの体重減少を報告した患者の割合は、OTEZLA投与患者が10パーセント、プラセボ投与患者が3.3パーセントでした。OTEZLA投与患者では体重を定期的にチェックすることが推奨されます。

各試験のプラセボ対照相において、主要有害心イベント、日和見感染症を含む重症感染症、悪性腫瘍の発生率は、プラセボ群とOTEZLA群で同等でした。製品ラベルでは、検査によるOTEZLA投与患者の定期モニタリングは必要とされていません。

セルジーン・コーポレーションの炎症・免疫担当グローバルヘッドを務めるスコット・スミスは、次のように述べています。「患者と医師は、患者管理を簡素化でき、安全で有効な乾癬性関節炎治療薬への強い要望を表明しています。セルジーンは、乾癬性関節炎患者への新しいアプローチにより、変革をもたらす当社の科学力を炎症・免疫の治療領域へと拡大でき、非常にうれしく思います。FDAによるOTEZLAの承認は、この疾患の新たな管理方法を求めている患者と医療専門家にとって朗報です。」

OTEZLA®(アプレミラスト)は2014年3月に米国で提供可能になると見込まれ、専門薬局の総合ネットワークを通じて販売されます。OTEZLA の販売と、専門的な治療サポートサービス(払い戻しサポートと1日24時間365日の看護師サポートを含む)の詳細情報をお求めの医師と患者は、1-844-4OTEZLA(1-844-468-3952)よりOtezla SupportPlus™にご連絡いただくか、www.OTEZLA.comをご覧ください。

PALACEプログラムについて

PALACE 1/2/3は多施設ニ重盲検プラセボ対照平行群間比較ピボタル第3相試験で、2つの積極的治療群を含めました。これらの試験を通じて、約1500人の患者をOTEZLA 20 mg 1日2回、30 mg 1日2回、または外見上同一のプラセボに1:1:1の比率で無作為割付けして16週間投与しました。16週目には、プラセボを投与された患者の一部を、OTEZLA両投与群のいずれかに無作為割付けし、残りの患者はプラセボ投与を24週目まで継続しました。患者は24週目以降、長期の非盲検積極治療を開始しました。PALACE 1/2/3試験には、過去に腫瘍壊死因子(TNF)阻害剤による治療が失敗した一部の患者を含め、過去に経口DMARDおよび/または生物製剤による治療を受けた活動性乾癬性関節炎患者など、広範囲の患者を含めました。

PALACE 1/2/3試験の主要評価項目は、米国リウマチ学会による16週目での20%改善基準(ACR 20、変法)としました。副次的評価項目には乾癬性関節炎の兆候・症状のその他の測定値、身体機能、患者報告アウトカムを含めました。

PALACEプログラムは全体的に、薬事申請を目的とした乾癬性関節炎のプログラムとして、これまでで最大規模のものです。

OTEZLAについて

OTEZLAはサイクリックアデノシン1リン酸(cAMP)特異的ホスホジエステラーゼ4(PDE4)に対する経口低分子阻害剤です。PDE4の阻害は細胞内cAMP濃度を上昇させます。

重要な安全性情報

禁忌

アプレミラストまたは同製剤のいずれかの賦形剤に対する過敏症の既往歴がある患者において、OTEZLA®(アプレミラスト)は禁忌です。

警告・注意

うつ病

OTEZLAによる治療は、うつ病の有害反応の増加が伴います。臨床試験でうつ病または抑うつ気分を報告した患者の割合は、OTEZLAを投与した患者が1.0%(10/998人)、プラセボを投与した患者が0.8%(4/495人)で、うつ病または抑うつ気分が原因で治療を中止した患者の割合は、OTEZLA投与患者が0.3%(4/1441人)、プラセボ投与患者では皆無(0/495人)でした。重篤と報告されたうつ病の割合は、OTEZLA投与患者が0.2%(3/1441人)、プラセボ投与患者では皆無(0/495人)でした。自殺念慮と自殺行動が観察された割合は、OTEZLA投与患者が0.2%(3/1441人)、プラセボ投与患者では皆無(0/495人)でした。自殺した人数は、プラセボ投与患者では2人、OTEZLA 投与患者では皆無でした。

うつ病もしくは自殺念慮/行動または両者の既往歴を持つ患者についてはOTEZLA治療のリスクとベネフィットを慎重に比較検討し、これらの症状を持つ患者にOTEZLAによる継続的治療を施す場合も慎重に比較検討しなければなりません。患者、ケア提供者、家族に対してはうつ病や自殺念慮、その他の気分変化の発症・出現または悪化に注意する必要があると助言し、それらの場合は医療提供者に連絡を取らなければなりません。

体重減少

5~10%の体重減少がOTEZLA投与患者の10%とプラセボ投与患者の3.3%で報告されています。体重を定期的にモニターし、原因不明または臨床的に有意な体重減少は評価し、OTEZLAの投与中止を検討しなければなりません。

薬剤相互作用

OTEZLAをリファンピンなどの強力なCYP450誘導物質と併用した場合、アプレミラストへの曝露量は減少し、その結果としてOTEZLAの効果が減じる可能性があります。OTEZLA とCYP450酵素誘導物質(例:リファンピン、フェノバルビタール、カルバマゼピン、フェニトイン)の併用は推奨されません。

有害反応

OTEZLA投与患者の少なくとも2%以上で報告され、(最初の5日間の漸増期間後)16週間にわたり、プラセボ投与患者と比較して少なくとも1%以上高い頻度で発生が観察された有害反応(OTEZLA%、プラセボ%)は、下痢(7.7、1.6)、悪心(8.9、3.1)、頭痛(5.9、2.2)、上気道感染(3.9、1.8)、嘔吐(3.2、0.4)、鼻咽頭炎(2.6、1.6)、上腹部痛(2.0、0.2)でした。

特定集団での使用

妊婦および授乳婦

OTEZLAの胎児危険度分類はCで、妊婦での試験は実施されていません。妊娠中の使用は、胎児への潜在的なリスクに対する潜在的なベネフィットが正当化される場合に限ります。アプレミラストまたはその代謝産物が母乳に移行するか否かは不明です。授乳期の女性にOTEZLAを投与する場合は注意が必要です。

腎機能障害

重度の腎機能障害(クレアチニンクリアランスが30 mL/min未満)を持つ患者では、OTEZLAの投与量を減らす必要があります。詳細については、 全処方情報のセクション2「用法・用量」をご覧ください。

全処方情報についてはこちらをクリックしてください。

乾癬性関節炎について

乾癬性関節炎は疼痛性の慢性炎症性疾患で、関節の疼痛、硬直、膨張、圧痛、特定の靭帯・腱の炎症、身体機能の低下を特徴とします。世界各国で推定3800万人近くが乾癬性関節炎を患っています。乾癬性関節炎は日常の活動に影響を及ぼし、勤労不能度を高めると報告されています。乾癬性関節炎の一般的な症状・兆候には、関節の疼痛、硬直、膨張が含まれます。乾癬性関節炎の詳細についてはwww.discoverpsa.comをご覧ください。炎症性疾患におけるPDE4の役割の詳細についてはwww.discoverpde4.comをご覧ください。

セルジーンについて

米ニュージャージー州サミットに本社を置くセルジーン・コーポレーションは国際的な総合バイオ製薬企業で、主として遺伝子とタンパク質を調節することでがんと炎症性疾患の革新的な治療薬の創薬・開発・商業化に努めています。詳細情報についてはwww.celgene.comをご覧ください。

将来見通しに関する記述

本プレスリリースには、将来見通しに関する記述が含まれています。一般的にこれらは過去の事実に関する記述ではありません。将来見通しに関する記述は、「予想する」、「見込む」、「考える」、「意図する」、「見積もる」、「計画する」、「するだろう」、「見通し」といった用語で特定できます。将来見通しに関する記述は経営陣の現在の計画、見積もり、想定、予測に基づいており、発表時点での見解です。法で義務付けられた場合を除き、新たな情報や将来の出来事が発生した場合でも、当社は将来見通しに関する記述を更新する義務を負うものではありません。将来見通しに関する記述は固有のリスクと不確実性を伴います。これらのほとんどは予想が難しく、通常は当社の管理範囲を超えたものです。実際の結果や成果は、多くの要因の影響により、将来見通しに関する記述で示唆されたものと大きく異なる可能性があります。これらの要因の大部分については、フォーム10-Kによる当社年次報告書や、証券取引委員会への提出書類で詳しく議論されています。

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