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転移性すい臓がん患者を対象としたアブラキサン第3相試験の結果がニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン誌に掲載される

2013年10月21日 PM03:40
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スイス・ブードリー

(ビジネスワイヤ) — セルジーン・コーポレーション(NASDAQ:CELG)の完全子会社セルジーン・インターナショナルは本日、アブラキサン(ABRAXANE®、タンパク結合パクリタキセル小粒子懸濁注射剤)(アルブミン結合)とゲムシタビンの併用を検討したMPACT(転移性すい臓腺がん臨床試験)第3相試験の結果が、ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン誌10月16日号オンライン版に掲載されたと発表しました。

MPACT試験を統括したのは論文の主執筆者で治験責任医師のダニエル・D・フォン・ホフ医師ですが、フォン・ホフ医師はスコッツデール・ヘルスケアのバージニア・G・パイパーがんセンターによる臨床試験の最高科学責任者(CSO)、トランスレーショナル・ゲノミクス研究所(TGen)医長でもあります。同試験はセルジーンが資金を提供する非盲検ランダム化試験で、北米・東西欧州・オーストラリアの11カ国における151のコミュニティーセンターおよび学術センターにて、未治療の転移性すい臓がん患者861人を対象に実施されました。「Increased Survival in Pancreatic Cancer with nab-Paclitaxel plus Gemcitabine(nab-パクリタキセルとゲムシタビンの併用によるすい臓がん患者の生存期間改善)」と題された論文は、こちらからオンラインで入手可能です:http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1304369 引用向け:Von Hoff DD, Ervin T, Arena FP, et al. Increased survival in pancreatic cancer with nab-paclitaxel plus gemcitabine. N Engl J Med 2013. DOI: 10.1056/NEJMoa1304369.

セルジーン・コーポレーションのコーポレートバイスプレジデントでメディカル・アフェアーズ部門の血液・オンコロジー担当グローバルヘッドを務めるMarkus Renschler(M.D.)は、次のように述べています。「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン誌にMPACT試験の結果を査読済み論文として掲載できたことは、この治療レジメンの重要性を改めて証明するものです。これらの結果を受け、米国食品医薬品局はゲムシタビンとの併用によるアブラキサンを転移性すい臓腺がん患者における第1選択薬として承認しました。」

MPACT試験について

MPACT試験(転移性すい臓腺がん臨床試験)は、セルジーンが資金提供する非盲検ランダム化国際共同試験で、合計861人の患者を1:1の割合で(431人がアブラキサン+ゲムシタビン群、430人がゲムシタビン群に)ランダムに割り付けしました。アブラキサン+ゲムシタビン群にランダム割り付けされた患者は、28日の各サイクルの1日目、8日目、15日目にアブラキサンを30~40分間の静注として125 mg/m2 の用量にて投与された後、ゲムシタビンを30~40分間の静注として1000 mg/m2の用量にて投与されました。対照治療群では、サイクル1でゲムシタビンの単独投与を1000 mg/m2の用量にて7週間毎週実施後、1週間休薬とし、サイクル2以降は28日サイクルの1日目、8日目、15日目に投与を行いました。試験の主要評価項目は全生存期間としました。副次的評価項目は無増悪生存期間と、独立審査委員会による放射線検査で決定する全奏功率としました。その他の評価項目には、治験責任医師が決定する無増悪生存期間と全奏功率に加え、本患者集団における本併用療法の安全性・忍容性を含めました。

すい臓がんについて

すい臓がんは米国と欧州におけるがん関連死の主因として4番目を占めています。すい臓がんには主に2つの型、すなわち外分泌腫瘍と神経内分泌腫瘍が存在します。腺がんは外分泌腫瘍の亜型で、すい臓がんの約95パーセントを占めています。すい臓がん患者の半数以上は診断が下された時点で既にがんが拡がっています。転移性がんの診断を受けた後の平均余命はわずか3カ月です。

アブラキサンについて

アブラキサンはアルブミン結合型のパクリタキセルで、特許技術nab®を使用して製造されます。アブラキサンはヒトタンパク質のアルブミンを使用して製剤され、溶媒を使用していません。

アブラキサンは米国で2005年1月に、転移性疾病に対する複合化学療法が奏功しなかった場合およびアジュバント化学療法開始6カ月以内に再発した場合の乳がんの治療に対する承認を最初に受けました。事前の治療として、臨床的に禁忌でない限りアントラサイクリン投与が行われているべきです。アブラキサンは転移性乳がん(MBC)の治療薬として40カ国以上で承認されています。

アブラキサンは2012年10月に、局所進行性または転移性の非小細胞肺がん(NSCLC)に対する第1選択薬として米食品医薬品局(FDA)の承認を受けました。承認はカルボプラチンとの併用にて、根治手術または放射線療法の候補ではない患者を対象としたものです。アブラキサンはまた、NSCLCに対する治療薬としてアルゼンチン・オーストラリア・日本・ニュージーランドで承認されています。

FDAは2013年9月にアブラキサンのゲムシタビンとの併用を転移性すい臓腺がん患者に対する第1選択薬として承認しました。

アブラキサンに関する重要な安全性情報

警告 – 好中球減少

  • アブラキサン治療は、ベースラインの好中球が1500/mm3に満たない患者に対して施行してはなりません。骨髄抑制(主に好中球減少)は重篤化して感染症に至る可能性があり、その発生を監視するため、アブラキサンの投与を受けるすべての患者に対して末梢血球数を頻繁に計測することが推奨されています。
  • 注:アルブミン型のパクリタキセルは、溶解液型の場合と比較して薬剤の機能特性が大きく異なっている可能性があります。他のパクリタキセル製剤を代用したり併用したりしてはなりません。

禁忌

好中球数

  • アブラキサンは、ベースラインの好中球数が1500/mm3に満たない患者に使用してはいけません。

過敏症

  • アブラキサンに対して重篤な過敏性反応を示す患者には、再投与を試みてはいけません。

警告および注意

血液への影響

  • アブラキサンによる骨髄抑制(主に好中球減少)は投与量依存性の用量制限毒性です。臨床研究では、転移性乳がん(MBC)患者の34%、非小細胞肺がん(NSCLC)患者の47%、すい臓がん患者の38%で、グレード3-4の好中球減少が発症しています。
  • 骨髄毒性の発生を監視するため、MBCの場合は第1日の投与前、NSCLCとすい臓がんの場合は第1、8、15日を含め、全血球数を頻繁に計測します。
  • ベースラインの絶対好中球数(ANC)が1500/mm3に満たない患者にはアブラキサンを投与してはなりません。
  • アブラキサン治療中に重篤な好中球減少(500/mm3未満が7日以上)が見られた場合、MBCおよびNSCLCのいずれにおいても以後の治療でアブラキサンの用量を減らします。
  • MBC患者の場合、ANCが1500/mm3を超える水準に回復し、血小板数が10万/mm3という水準を超えた後に、3週間毎の投与サイクルにてアブラキサン治療を再開します。
  • NSCLC患者の場合、サイクルの第1日にANCが少なくとも1500/mm3、血小板数が少なくとも10万/mm3に回復するか、第8日または15日にANCが少なくとも500/mm3、血小板数が少なくとも5万/mm3に回復した後、毎週のアブラキサンと3週間毎のカルボプラチンのいずれも用量を永久的に減らして、推奨されれば治療を再開します。
  • すい臓腺がん患者の場合、ANCが500 /mm3に満たないか血小板数が5万/mm3に満たない場合はアブラキサンとゲムシタビンの投与を保留し、サイクルの第1日にANCが1500/mm3に満たないか血小板数が10万/mm3に満たない場合は次のサイクル開始を遅らせます。推奨されれば適切に用量を削減して治療を再開します。

神経系

  • 感覚神経障害は用量依存性、スケジュール依存性です。
  • グレード1または2の感覚神経障害では、一般的には投与量の修正は必要ありません。
  • グレード3以上の感覚神経障害が発生した場合、MBCの場合はグレード1または2に、NSCLCとすい臓がんの場合はグレード1以下に寛解するまで治療を中止し、以後のすべてのアブラキサン治療に関して用量を減らします。

敗血症

  • アブラキサンとゲムシタビンの併用投与を受けた患者(好中球減少の有無にかかわらず)の5%で敗血症が発生しました。
  • 胆管閉塞や胆管ステントの存在は重症または致死性の敗血症のリスク因子でした。
  • 患者が(ANCにかかわらず)発熱した場合、広域抗生物質による治療を開始します。
  • 発熱性好中球減少症の場合、熱が解消しANCが1500/mm3以上となるまでアブラキサンとゲムシタビンの併用治療を中断し、その後で用量を削減して治療を再開します。

肺臓炎

  • 致死性の症例を含む肺臓炎が、アブラキサンとゲムシタビンの併用投与を受けた患者の4%で発生しました。
  • 患者の兆候や症状をモニタリングし、肺臓炎が疑われる症例の評価中はアブラキサンとゲムシタビンの投与を中断します。
  • 肺臓炎の診断が下されたらアブラキサンとゲムシタビンによる治療を永続的に中止します。

過敏症

  • 重篤で時として致死的な過敏性反応(アナフィラキシー反応を含む)が報告されています。
  • アブラキサンに対して重篤な過敏性反応を示す患者には、再投与を試みてはなりません。

肝障害

  • パクリタキセルへの曝露や毒性は肝障害によって増大することがあるため、肝障害を持つ患者へのアブラキサンの投与は注意して行う必要があります。
  • MBCおよびNSCLCの治療では、中等度あるいは重度の肝障害を持つ患者の場合、開始時の用量を減らす必要があります。
  • すい臓腺がんの治療では、中等度あるいは重度の肝障害を持つ患者へのアブラキサンの投与は推奨されません。

アルブミン(ヒト)

  • アブラキサンには、人血由来のアルブミン(ヒト)が含まれています。

妊娠中の使用: 妊娠カテゴリーD

  • アブラキサンは、妊娠中の女性に投与した場合に胎児に害を及ぼすことがあります。
  • 本薬剤を妊娠中に使用する場合、または本薬剤を投与中に患者が妊娠した場合、その患者に胎児に対する危険性を伝えなければなりません。
  • 妊娠可能な女性には、アブラキサンの投与を受けている間は妊娠を避けるよう助言しなければなりません。

男性への使用

  • 男性には、アブラキサンの投与を受けている間は子供をもうけることがないように助言しなければなりません。

有害反応

転移性乳がん(MBC)の無作為化試験

  • MBC試験における最も一般的な有害事象(20%以上)は、アブラキサンの単剤使用とパクリタキセル注射剤を比較してそれぞれ、脱毛症(90%、94%)、好中球減少(発症80%、82%;重篤9%、22%)、感覚神経障害(発症71%、56%;重篤10%、2%)、ECG異常(全患者60%、52%;ベースライン正常患者35%、30%)、無力症(発症47%、39%;重篤8%、3%)、筋痛・関節痛(発症44%、49%;重篤8%、4%)、AST上昇(発生39%、32%)、アルカリフォスファターゼ上昇(発生36%、31%)、貧血(発症33%、25%;重篤1%、<1%)、悪心(発症30%、22%;重篤3%、<1%)、下痢(発症27%、15%;重篤<1%、1%)、感染症(24%、20%)でした。
  • 感覚神経障害により229人中7人(3%)の患者がアブラキサンの使用を中止しました。
  • 特記すべきその他の有害事象には、アブラキサンとパクリタキセル注射剤を比較してそれぞれ、嘔吐(発症18%、10%;重篤4%、1%)、体液貯留(発症10%、8%;重篤0%、<1%)、粘膜炎(発症7%、6%;重篤<1%、0%)、肝機能不全(ビリルビン増加7%、7%)、過敏反応(発症4%、12%;重篤0%、2%)、血小板減少(発症2%、3%;重篤<1%、<1%)、好中球減少性敗血症(<1%、<1%)、注射部位反応(<1%、1%)がありました。脱水症と発熱も報告されています。
  • 腎機能不全(発症11%、重篤1%)がアブラキサン治療を受けた患者(n=229)の中で報告されています。
  • アブラキサン治療を受けた全患者(n=366)の中では、眼球・視覚障害(発症13%、重篤1%)が報告されています。
  • アブラキサン単剤と関連している可能性のある重篤な心血管イベントが患者の約3%に発生しています。イベントとしては、心臓虚血・心筋梗塞、胸痛、心停止、上室性頻拍、水腫、血栓、肺動脈血栓、肺動脈塞栓、高血圧が報告されています。
  • 脳血管発作(卒中)と一過性脳虚血発作が報告されています。

非小細胞肺がん(NSCLC)試験

  • NSCLCにおけるアブラキサンとカルボプラチンの併用で最も一般的な有害反応(20%以上)は、貧血、好中球減少、血小板減少、脱毛症、末梢神経障害、悪心、疲労でした。
  • NSCLCにおけるアブラキサンとカルボプラチンの併用で最も一般的な重篤有害事象は、貧血(4%)と肺炎(3%)でした。
  • 最も一般的な有害反応の中でアブラキサン治療の永続的な中止の原因となったものは、好中球減少(3%)、血小板減少(3%)、末梢神経障害(1%)でした。
  • 最も一般的な有害反応の中でアブラキサンの用量削減の原因となったものは、好中球減少(24%)、血小板減少(13%)、貧血(6%)でした。
  • 最も一般的な有害反応の中でアブラキサン投与の保留または延期の原因となったものは、好中球減少(41%)、血小板減少(30%)、貧血(16%)でした。
  • アブラキサンとカルボプラチンによる併用療法を受けた患者と、パクリタキセル注射剤とカルボプラチンの併用療法を受けた患者で、同等の発生率で一般的に見られた有害反応(発生率10%以上)は、脱毛症(56%)、悪心(27%)、疲労(25%)、食欲減退(17%)、無力症(16%)、便秘(16%)、下痢(15%)、嘔吐(12%)、呼吸困難(12%)、発疹(10%)でした(発生率はアブラキサンとカルボプラチンの併用投与群のもの)。
  • NSCLCにおいて2%以上の差またはグレード3以上で発生した有害反応は、アブラキサンおよびカルボプラチンの併用と、パクリタキセル注射剤およびカルボプラチンの併用を比較してそれぞれ、貧血(28%、7%)、好中球減少(47%、58%)、血小板減少(18%、9%)、末梢神経障害(3%、12%)でした。
  • NSCLCにおいて5%以上の差またはグレード1-4で発生した有害反応は、アブラキサンおよびカルボプラチンの併用と、パクリタキセル注射剤およびカルボプラチンの併用を比較してそれぞれ、貧血(98%、91%)、血小板減少(68%、55%)、末梢神経障害(48%、64%)、末梢浮腫(10%、4%)、鼻血(7%、2%)、関節痛(13%、25%)、筋痛(10%、19%)でした。
  • 好中球減少(全グレード)が報告された割合は、アブラキサンとカルボプラチンの投与を受けた患者で85%、パクリタキセル注射剤とカルボプラチンの投与を受けた患者で83%でした。

すい臓腺がん試験

  • 第3相試験における最も一般的な有害事象(20%以上)の中で、ゲムシタビン群と比較してアブラキサン+ゲムシタビン群の発生率が5%以上高かったのは、好中球減少(73%、58%)、疲労(59%、46%)、末梢神経障害(54%、13%)、悪心(54%、48%)、脱毛(50%、5%)、末梢浮腫(46%、30%)、下痢(44%、24%)、発熱(41%、28%)、嘔吐(36%、28%)、食欲減退(36%、26%)、発疹(30%、11%)、脱水症(21%、11%)でした。
  • これら最も一般的な有害反応の中で、ゲムシタビン群と比較してアブラキサン+ゲムシタビン群におけるグレード3-4の毒性の発生頻度が2%以上高かったのは、好中球減少(38%、27%)、疲労(18%、9%)、末梢神経障害(17%、1%)、悪心(6%、3%)、下痢(6%、1%)、発熱(3%、1%)、嘔吐(6%、4%)、食欲減退(5%、2%)、脱水症(7%、2%)でした。
  • 血小板減少(全グレード)がアブラキサン+ゲムシタビン群の患者の74%、ゲムシタビン群の患者の70%で報告されています。
  • アブラキサンの最も一般的な重篤有害事象(発生率が1%以上)は発熱(6%)、脱水症(5%)、肺炎(4%)、嘔吐(4%)です。
  • 最も一般的な有害反応の中でアブラキサン治療の永続的な中止の原因となったものは、末梢神経障害(8%)、疲労(4%)、血小板減少(2%)でした。
  • 最も一般的な有害反応の中でアブラキサンの用量削減の原因となったものは、好中球減少(10%)と末梢神経障害(6%)でした。
  • 最も一般的な有害反応の中でアブラキサン投与の保留または延期の原因となったものは、好中球減少(16%)、血小板減少(12%)、疲労(8%)、末梢神経障害(15%)、貧血(5%)、下痢(5%)でした。
  • その他でゲムシタビン群と比較してアブラキサン+ゲムシタビン群における全グレードの毒性の発生率が5%以上高かった有害反応は、無力症(19%、13%)、粘膜炎(10%、4%)、味覚障害(16%、8%)、頭痛(14%、9%)、低カリウム血症(12%、7%)、咳(17%、7%)、鼻血(15%、3%)、尿路感染症(11%、5%)、四肢痛(11%、6%)、関節痛(11%、3%)、筋痛(10%、4%)、うつ病(12%、6%)でした。
  • その他でゲムシタビン群と比較してアブラキサン+ゲムシタビン群におけるグレード3-4の毒性の発生率が2%以上高かった有害反応は、血小板減少(13%、9%)、無力症(7%、4%)、低カリウム血症(4%、1%)でした。

アブラキサンおよびその他のパクリタキセル製剤の市販後情報

  • アブラキサンの使用では、重度で時として致死的な過敏反応が報告されています。パクリタキセル注射剤またはヒトアルブミンに対して過去に過敏反応を示した患者におけるアブラキサンの使用に関する研究は行われていません。
  • 主として心臓関係の既往歴を持つ患者や心毒性薬剤の使用歴を持つ患者の間で、アブラキサンの使用によるうっ血性心不全と左心室機能不全についての報告があります。
  • アブラキサンの溢出が報告されています。溢出の可能性があるため、薬剤投与中の浸潤がないか、アブラキサン点滴部位を注意深く監視することが推奨されます。

薬物相互作用

  • CYP2C8またはCYP3A4を阻害または誘導することが知られている薬剤と併用してアブラキサンを投与する際には注意が必要です。

特別な患者集団での使用

授乳期の母親

  • パクリタキセルが母乳に排出されるか否かは分かっていません。多くの薬剤が母乳に排出されること、また乳児に重篤な有害反応が生じる可能性があることから、薬剤の母親にとっての重要性を考慮しながら授乳の中止または薬剤の中止を決定しなければなりません。

小児

  • 小児患者におけるアブラキサンの安全性と有効性は、評価されたことがありません。

高齢者

  • MBC治療でアブラキサンの投与を受けた65歳以上の患者において有害性の頻度が顕著に上昇したことはありません。
  • NSCLC治療でアブラキサンとカルボプラチンを投与した65歳以上の患者において、骨髄抑制、末梢神経障害、関節痛の頻度が上昇を示しました。
  • すい臓腺がんの治療でアブラキサンとゲムシタビンの投与を受けた患者において、下痢、食欲減退、脱水症、鼻血は65歳未満の患者と比較して65歳以上の患者で高い発生率を示しました。

腎障害

  • 腎障害を持つ患者でのアブラキサンの使用については、試験は行われていません。

用量と投与方法

  • MBCおよびNSCLCの治療で、中等度または重度の肝障害を持つ患者では用量調節が推奨されます。ASTがULNの10倍を超えるか、ビリルビンがULNの5倍を超える場合は、アブラキサン投与を保留します。
  • すい臓腺がんの治療では、ビリルビンがULNの1.26倍以上であるか、ASTがULNの10倍を超える場合は、アブラキサン投与を保留します。
  • 重度の血液毒性、神経毒性、皮膚毒性、消化管毒性が原因で、用量削減または治療中止が必要とされる場合もあります。
  • 患者を厳密にモニタリングします。

枠組み警告を含むすべての処方情報を確認してください。http://abraxane.com/downloads/Abraxane_PrescribingInformation.pdf

セルジーンについて

スイスのブードリーを拠点とするセルジーン・インターナショナル(Celgene International Sàrl)はセルジーン・コーポレーションの完全所有子会社であり、国際本部です。米ニュージャージー州サミットに本社を置くセルジーン・コーポレーションは国際的な総合バイオ製薬企業で、主として遺伝子とタンパク質を調節することでがんと炎症性疾患の革新的な治療薬の創薬・開発・商業化に努めています。詳細情報についてはwww.celgene.comをご覧ください。

将来見通しに関する記述

本プレスリリースには、将来見通しに関する記述が含まれています。一般的にこれらは過去の事実に関する記述ではありません。将来見通しに関する記述は、「予想する」、「見込む」、「考える」、「意図する」、「見積もる」、「計画する」、「するだろう」、「見通し」といった用語で特定できます。将来見通しに関する記述は経営陣の現在の計画、見積もり、想定、予測に基づいており、発表時点での見解です。法で義務付けられた場合を除き、新たな情報や将来の出来事が発生した場合でも、セルジーン・コーポレーションは将来見通しに関する記述を更新する義務を負うものではありません。将来見通しに関する記述は固有のリスクと不確実性を伴います。これらのほとんどは予想が難しく、通常は当社の管理範囲を超えたものです。実際の結果や成果は、多くの要因の影響により、将来見通しに関する記述で示唆されたものと大きく異なる可能性があります。これらの要因の大部分については、フォーム10-Kによるセルジーン・コーポレーション年次報告書や、証券取引委員会への提出書類で詳しく議論されています。

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