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ロンドン

（ビジネスワイヤ） — インベンテージズは、ポートフォリオ企業の1つであるコグノプティックスが、アルツハイマー病をこれまでにない精度で診断できることを実証したと発表しました。SAPPHIRE II眼検査法を検討する多施設臨床試験において、感度85%、特異度95%で、アルツハイマー病患者と健常人(ボランティア)を判別できることが分かりました。

コグノプティックスの検査は、アルツハイマー病の顕著な特徴であるベータアミロイドを簡単な眼検査で検出します。この検査は以下の点で、他の血液検査や画像診断とは大きく異なります。

• 簡単で非侵襲的
• 5分未満という短時間で検査可能
• 代用マーカーではなく、アルツハイマー病を決定付ける特徴を検出
• 結果の解釈が容易
• 高い費用対効果（PET画像法と比べてわずかな費用）

こうした独自の特長により、専門家のいない施設でSAPPHIRE IIシステムが広く利用されるようになると思われ、アルツハイマー病で切望されていた早期発見システムとなる可能性があります。

米国アルツハイマー協会で医学・科学担当バイスプレジデントを務めるマリア・C・カリーヨ博士は、次のように述べています。「これらの臨床試験の結果は、大きな希望を与えてくれるものです。アルツハイマー病の初期、つまり症状が表れるずっと前の段階で介入することがようやく可能になるでしょう。」コグノプティックスのポール・ハルトゥング社長兼最高経営責任者(CEO)は「当社の眼検査法はシンプルでありながら信頼できるシステムとして、初期段階で診断を下せるように設計されています。これにより、顕著なニューロン欠損や不可逆的な脳の損傷が起こる前に治療を始めることができます」と述べています。

インベンテージズのマネジングパートナーでコグノプティックス取締役のDr Gunnar Weikert,は、次のように話しています。「大きな臨床上のニーズがいまだ満たされていないことから、インベンテージズは脳の健康、中でもアルツハイマー病に大きな関心を持っています。アルツハイマー病患者の管理向上や新薬開発の点で、早期発見が不可欠だと私たちは認識しています。従って、これまでにない試験結果や、診療所内で実施できる簡単な本検査法がこの重大な疾患に影響を与える可能性に、私たちはとても感激しています。特に称賛すべきは、この困難な適応症に対し、優れた成果を出そうと絶えず努力してきたコグノプティックスのチームです。」

この研究結果は、2013年11月に開催されるアルツハイマー病臨床試験（CTAD）会議で発表される予定です。

インベンテージズについて

インベンテージズ・ベンチャー・キャピタル（www.inventages.com）は、ライフサイエンス分野で世界最大のベンチャーキャピタル企業の1つとして、慢性疾患管理のための製品に傾注しています。脳の健康はインベンテージズの投資対象の中でも核となるもので、とりわけアルツハイマー病に対する未充足の臨床ニーズには巨大なものがあります。インベンテージズは米国コロラド州に本社を置くAccera（www.about-axona.com）にも投資を行っています。同社はアルツハイマー病管理の新規治療薬Axona™の開発元です。

コグノプティックスについて

コグノプティックス（www.cognoptix.com）は、米国マサチューセッツ州に本社を置く株式非公開の医療技術企業です。アルツハイマー病の早期発見に資するよう、診療所内で利用できる医薬品および診断システムの開発と商品化に傾注しています。

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