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フィンランド・バンター

（ビジネスワイヤ） — 携帯機器向け認証技術の世界的リーダー企業であるバリモは、フィンランドの大手通信事業者エリサとの提携により、フィンランドで全国規模の健康医療サービスを提供するタルティオニ（Taltioni）に強力なモバイルログイン／エンドユーザー認証の機能を提供しています。タルティオニは、健康サービスのためのオープンなエコシステムを推進しているフィンランドの医療サービス協同組織で、このプロジェクトではエリサの顧客の立場にあります。モバイルサービス事業におけるエリサの長年の経験とバリモの確かなモバイルIDの専門技術により、タルティオニのeヘルスサービスにいつでもどこでもアクセスできるようになります。

モバイルIDの導入により、ユーザーは自分のeヘルスアカウントに安全にログインし、自分の個人情報に対する医療用アプリケーションの関連付けを医療専門家に許可することが可能になります。また、患者は医療専門家から受け取った情報および自身で収集したデータを保存・収集・生成・共有することもできます。タルティオニはデータを保護対策が施され、時間と場所に関係なくアクセスできるデータベースに保存しますが、このデータベースはバリモのモバイルID認証で二重に保護されます。

タルティオニは自身のサービスプラットフォームで、最高水準の安全性を備えたログインとユーザー認証を提供する「モバイルID」ログインを推進します。タルティオニの最高経営責任者（CEO）であるTuomas Teuri氏は、次のように述べています。「データセキュリティーはタルティオニにとって極めて重要なものです。市民1人ひとりが自分の情報を持ち、誰がそれにアクセスできるかを決定します。人々がさまざまな情報源やサービスからますます多くの個人情報を収集している昨今、eヘルスは世界的な潮流になっています。人々は自分の医療履歴を携帯機器で一元的に管理・共有できるようになったのです。」

エリサの事業開発マネジャーであるPerttu Hörkkö氏は、次のように述べています。「モバイルIDは、電子政府サービスを含め、フィンランドのさまざまなサービスプロバイダーに採用され、好調なスタートを切りました。電子政府サービスの成功に続き、タルティオニのサービスでの今回の採用は、eヘルス分野における携帯機器を使用した強力なID認証の提供に関して、エリサとバリモが高い専門性を有することを実証しています。さらに多くのサービスプロバイダーにモバイルIDを利用し、そのモビリティーおよびセキュリティーというメリットを得ていただく大きなチャンスになります。」

バリモのマネジングディレクターであるYousaf Ghousは、次のように述べています。「フィンランドでのモバイルIDを利用した電子政府サービスの成功により、携帯機器で機密性と利便性を兼ね備えたサービスを提供できるという信頼性を医療専門家などの新しいサービスプロバイダーにアピールすることができました。このことがモバイルサービスプロバイダーの大きな潜在力を持つエコシステムを育成し、フィンランド経済に寄与するとともに、デジタル分野でフィンランドが主導的地位を有することのさらなる証となります。その結果、全国規模で市民によるモバイルIDの採用が進むはずです。」

バリモについて

バリモは携帯電話をデジタルIDカードに変身させます。新タイプのモバイルIDによって、複数のパスワードやトークンは不要になります。バリモの技術があれば、携帯電話利用者は簡単なPINコードを入力するだけで、自身の認証を安全に実行し、法律的な文書署名を行なうことができます。公開鍵インフラストラクチャー（PKI）技術に基づくバリモのモバイルIDは、SIMカード内蔵のあらゆる携帯電話で機能します。

バリモの携帯電話向け署名ソリューションは、その導入数とアクティブユーザー数で世界市場をリードしています。バリモのソリューションは、携帯電話事業者、銀行、企業、政府、公共部門、その他のサービスプロバイダーが利用しています。2000年に創立したバリモ・ワイヤレスはフィンランドのバンターに本社を置いています。さらに詳しい情報については、www.valimo.comをご覧ください。

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