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エリテック、中核プロセスの特許が2年の独占期間を延長して米国で交付されたと発表

2013年09月18日 PM03:10
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仏リヨン

(ビジネスワイヤ) — 急性白血病および医療ニーズが満たされていないその他の腫瘍適応症を対象に革新的治療薬の開発に当たっているフランスのバイオ製薬企業エリテック(Paris:ERYP)(NYSE Euronext Paris: FR0011471135 – ERYP)は、中核プロセスの米国特許が2年の独占期間を延長して米国で交付されるという許可通知を受領したことを発表します。

「赤血球に有効成分、特にアスパラギナーゼないしイノシトール六リン酸を封入するための溶解/再封鎖向けのプロセスおよびデバイス」(Lysis/Resealing Process and Device for Incorporating an Active Ingredient, in particular Asparaginase or Inositol Hexaphosphate, in Erythrocytes)というタイトルの本特許では、明確に決定された量の有効成分を再現性良く含む赤血球を製薬製品として調整するためのプロセスと手法を請求項として記述しています。本特許は、GRASPA®製品など、エリテックが開発した技術プラットフォームと製品を基本のところで保護するもので、GRASPA®製品は急性リンパ芽球性白血病の第3相試験で患者組み入れが完了したばかりで、急性骨髄性白血病を対象とする第IIb相臨床試験が進行中です。

本特許は2004年に出願され、今日に至るまでに欧州・オーストラリア・中国・香港・日本で許可されました。エリテックの科学的基盤を築いたYann Godfrinが唯一の発明者、エリテックが本タイトルの唯一の所有企業となっています。どのサードパーティーに対してもライセンス料はかかりません。

米国法および特許期間調整の決定に基づき、本特許の期間は現時点で約2年延長されており、これは合衆国において2027年中期まで保護されることを意味します。この期間は、将来の市販承認に基づいて可能な特許期間延長によって、さらに2032年まで延長できる可能性があります。

エリテックの現在の特許ポートフォリオは、世界規模の12の特許ファミリーで構成されており、当社の技術プラットフォーム、製品に加え、治療用途の請求項をカバーしています。

エリテックの共同設立者で最高執行責任者(COO)のPierre-Olivier Goineauは、次のように述べています。「米国で強固な立場を築くことは、当社の価値創造戦略にとって重要な要素になっています。当社は米国赤十字と協力して、フィラデルフィアに完全バリデート済みの試験規模製造施設を建設しました。当社は米国で初の臨床試験を開始するべく準備を進めており、この重要な医療市場でのさらなる足場固めに取り組んでいるところです。特許が交付されたことで、こうした取り組みにまた重要な柱ができたことになります。」

エリテックについて: www.erytech.com

2004年にリヨンで創設されたエリテックはがん患者、特に急性白血病患者に新たな展望を提供するフランスのバイオ製薬企業です。毎年、約5万人の患者が、急性白血病の2つの形態である急性リンパ芽球性白血病(ALL)または急性骨髄性白血病(AML)と診断されています。現在、これら患者の約80%、主として成人患者と再発患者に対しては、既存の治療薬が持つ毒性が原因で適切な解決策が存在せず、これは10億ユーロを上回る市場機会に相当します。エリテックは酵素のアスパラギナーゼを赤血球に封入することでGRASPA®を開発しました。GRASPA®は、「飢餓状態」を通じて白血病細胞を標的化すると同時に、患者への副作用を大幅に抑制し、最も虚弱な患者を含むすべての患者に対する治療を可能とする点で、オリジナル性を持つ有効な治療薬です。GRASPA®については現在、急性リンパ芽球性白血病(ALL)を対象とする第III相臨床開発が完了に向っており、急性骨髄性白血病(AML)を対象とする第IIb相臨床試験が進行中です。エリテックは販売提携契約を欧州でオーファン・ヨーロッパ(レコルダーティ・グループ)と、イスラエルでテバと結びました。エリテックは米国FDAによる承認を受け、米国でALLを対象とする第Ib相臨床試験を開始するところです。また、エリテックは固形腫瘍の分野における他の適応症と、オンコロジー以外の希少疾患としての一定の適応症の治療薬についても、開発も進めています。エリテックはGMP認証済みで稼働可能な製造施設を自前で持っています。

エリテックはパリのNYSEユーロネクスト規制市場に上場しており(ISINコード: FR0011471135、ティッカー: ERYP)、CAC Healthcare、CAC Pharm. & Bio、Next Biotechの各指数の構成銘柄となっています。

将来見通しに関する情報

本リリースはエリテックの財務状況・業績・戦略・プロジェクトや、当社および当社が事業を展開する市場について予想される将来の業績および動向に関し、将来見通しに関する記述や推定を含む可能性があります。これら記述・予想・推定の一部は「考える」「予想する」「期待する」「意図する」「計画する」「目指す」「推定する」「可能性がある」「予定する」「継続する」および類似の表現の使用により識別できますが、これらに限定されません。これら記述には過去の事実ではない事柄がすべて含まれます。それら記述・予想・推定は既知・未知のリスク、不確実性、その他要因のさまざまな仮定と評価に基づいていますが、それら仮定・評価はその時点で妥当とみなされたものでも、結果的に正しかったと判明する場合としない場合があります。実際の出来事は予測することが困難で、当社のコントロールが及ばない要因に依存する場合があります。従ってエリテックの実際の結果、財務状況、成績・成果、あるいは業界の実績は、それら記述・予想・推定で明示ないし暗示された将来のどのような結果・成績・成果とも大きく異なる場合があります。エリテック・ファーマがフランス金融市場庁(www.amf-france.org)に提出した書類は当社ウェブサイト(www.erytech.com)でも閲覧可能ですが、それらのリスクや不確実性について説明が記されています。これらの不確実性を考慮し、将来見通しに関する記述・予想・推定について、正確さと公平さに関する表明は行いません。また将来見通しに関する記述・予想・推定は、本リリースの発表時点におけるものです。フランスの法律で要求されている場合を除き、エリテックはこれら将来見通しに関する記述・予想・推定のいずれについても、それらに関する当社の予想内容のいかなる変更であれ、またはそれら記述・予想・推定の根拠となる出来事・状況・環境のいかなる変化であれ、これらを反映する目的でこれら将来見通しに関する記述・予想・推定を更新する一切の義務を否定します。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

CONTACT

ERYTECH
Gil Beyen
Chairman and CEO
or
Pierre-Olivier
Goineau

Vice President and COO
Tel: +33 4 78 74 44
38
investors@erytech.com
or
NewCap.
Julien
Perez / Emmanuel Huynh

Investor and press relations
Tel:
+33 1 44 71 98 52
erytech@newcap.fr

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