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2型糖尿病に対する初の肝臓選択的グルコキナーゼ活性化剤が臨床試験で低血糖を伴わずにHbA1c正常化を実証

2013年08月16日 AM10:55
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米ノースカロライナ州ハイポイント

(ビジネスワイヤ) — トランステック・ファーマは本日、当社の新しい糖尿病治療薬に関する重要な臨床試験データを発表しました。TTP399は新規の肝臓選択的グルコキナーゼ活性化剤(GKA)で、メトフォルミンを継続服用している2型糖尿病の被験患者にて、低血糖を誘発することなくHbA1cを正常化できるという臨床証拠を示しました。TTP399は初の肝臓選択的GKAとして、膵臓におけるGKA活性を示さず、グルコキナーゼ(GK)とグルコキナーゼ調節タンパク質(GKRP)の結合を妨げません。

TTP399はメトフォルミンを継続服用している2型糖尿病の被験患者において、期間6週間の多施設第2a相試験を完了しました。TTP399による治療により、HbA1cが低下し、0.92(p< 0.001)および0.53(p< 0.001、プラセボ補正後)となりました。また治療開始時のHbA1cベースラインが7.5%以下で同薬の治療を受けた被験患者の100%が、米国糖尿病学会の目標であるHbA1c値7%以下を達成し、同被験患者の85%までが、米国臨床内分泌学会(AACE)の目標である6.5%以下を達成しました。プラセボの投与を受けた被験患者はいずれもAACEの目標を達成できませんでした。HbA1cの正常化は、低血糖を誘発することなく、また治療開始からわずか6週間後に達成しました。

トランステック・ファーマの社長兼最高経営責任者(CEO)であるアドナン・ムジャリ博士は、次のように述べています。「各種治療法が利用可能であるにもかかわらず、多くの患者は2型糖尿病のコントロールに苦労しています。今回の試験結果は、GKがグルコースホメオスタシスの“門番”であることを確認する証拠を支えるもので、非常にうれしく思います。これらの結果は、治療開始時の患者のHbA1cに関係なく、TTP399を6週間以上投与すればHbA1cを正常化できることを示しています。TTP399は血漿グルコース濃度が正常濃度よりも高い場合に限り機能します。同濃度が正常範囲内の場合、TTP399は 血漿グルコースに何ら作用を示しませんでしたが、これがTTP399がグルコースのセンサー兼コントローラーとして機能すると考えられる理由です。TTP399は最初に報告された肝臓選択的GKAで、GKへの独自の結合様式と生理化学的特性を持ち、その結果としてGK調節タンパク質によるGKの生理学的調節を妨げることなく、肝臓のみに作用すると考えられています。

TTP399について

トランステック・ファーマは、当社専有的な創薬プラットフォームのTTPトランスレーショナル・テクノロジー(TTP Translational Technology®)を活用して、一連の新規低分子肝臓選択的GKAを創薬・開発してきました。これらのGKAは、低血糖を誘発することなく身体のグルコース濃度調節能力を活性化すると考えられ、当社は「グルコースのセンサー兼コントローラー」と呼んでいます。トランステック・ファーマは、肝臓選択的GKAが現在利用可能な糖尿病治療薬を大幅に上回る利点をもたらすことを証明するため、これらの化合物を研究しています。

トランステック・ファーマは最近、TTP399を含むGKAプログラムの世界における開発権をフォレスト・ラボラトリーズから元に戻しました。

2型糖尿病について

2型糖尿病は世界各国で医療制度に負担増大をもたらし、そのコストは毎年3700億ドルを超えています。HbA1c値7.0%未満を維持するという目標は、この生涯続く疾患の患者にとって達成困難なものです。糖尿病患者はグルコースの制御不能に加え、心疾患や脳卒中、高血圧、失明、腎疾患、四肢切断、歯科疾患、中枢・末梢神経障害などの併存疾患を一般的に患っています。

トランステック・ファーマについて

トランステック・ファーマは非公開の臨床段階製薬企業で、満たされていない医療ニーズに応えるべく、ヒト治療薬の創薬・開発・商品化に専心しています。当社のハイスループット創薬プラットフォーム「TTPトランスレーショナル・テクノロジー」(TTP Translational Technology®)は、ヒトタンパク質の機能的調節を臨床薬候補に転換します。トランステック・ファーマは、中枢神経系疾患、糖尿病、肥満、心血管疾患、炎症、がんなどの広範なヒト疾患について、それらの治療に使用する臨床・前臨床段階の低分子医薬品候補のパイプラインを保有しています。当社に関する詳細についてはhttp://www.ttpharma.comをご覧ください。

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CONTACT

TransTech Pharma, Inc.
Adnan M.M. Mjalli, Ph.D., 336-841-7770
amjalli@ttpharma.com

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