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医療分野の幹部らは連携がより良い結果をもたらすと述べる一方で、その達成は不確実と考える

2013年07月29日 PM05:55
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米ノースカロライナ州リサーチ・トライアングル・パーク

(ビジネスワイヤ) — クインタイルズの新しい報告書は、協働の必要性と、協力に際して直面している課題に関し、医療分野幹部がどのように認識しているかを探っています。報告書はバイオ製薬業界、支払機関、医療提供機関の幹部に対する世界規模の調査に基づいています。

「コラボレーション・マンデート(The Collaboration Mandate、協働の使命)」 は、ソートリーダーシップに関する3件の出版物からなるシリーズの最初のもので、米国・イタリア・フランス・ドイツ・スペイン・英国の300人を超える医療分野幹部を対象とした独立調査に基づいています。このシリーズは、クインタイルズが過去3年間に発行した年刊「ニューヘルス・レポート(New Health Report)」をさらに掘り下げたものです。

クインタイルズ・コンサルティング部門のバイスプレジデント兼マネジングディレクターを務めるジョン・ドイル(Dr.P.H.)は、次のように述べています。「関係者は一層密接に協力し、1つのシステムとして機能しようとしています。このシステムとは、それぞれの目標の足並みを整え、データを統合することにより、成功の確率を高められるようなものです。幹部の3分の2は支払機関と長期契約を交わすことを期待し、幹部の80パーセント近くはこの先3~5年で医療保険機関と戦略的提携関係に入ることを期待しています。この相互に連携したシステムという明るい見通しは、それぞれの関係者が3つの目標、すなわち患者の医療経験を改善し、集団レベルで健康を向上させ、医療費を削減するという目標を達成する上で役立ちます。」

コラボレーション・マンデートが得た知見の例:

  • 支払機関・医療提供者・バイオ製薬企業は、医療業界内で他の関係者との連携を深める必要があるという点で一致していますが、その目標に向けてこれまではほとんど前進していませんでした。調査回答者のうち、他の関係者と「ほぼ連携が取れている」と回答したのはわずか16~19パーセントであったのに対し、4分の1は連携が「あまり取れていない」か「まったく取れていない」と回答しました。
  • 全関係者の70パーセント以上は、データソースをめぐる透明性と関係者グループ間での情報共有が、相互運用性のある医療制度にとって「非常に重要」ないし「極めて重要」であると考えています。それにもかかわらず、回答者のかなり多くは透明性を備えることを望んでいません。米国の支払機関と医療提供者では、自らが属する業界セグメントが透明性を備えることを「極めて望んでいる」ないし「非常に望んでいる」と回答した割合が最も高く、それぞれ54パーセントと51パーセントであったのに対し、その割合はバイオ製薬企業で37パーセント、EUの支払機関ではわずか18パーセントでした。
  • バイオ製薬企業幹部の10人中8人以上、そして米国の支払機関幹部の99パーセントは、医療提供者および医療保険機関との連携強化が自らの組織に役立つと考えています。

クインタイルズの2012年版ニューヘルス・レポートのデータでは、米国と英国の支払機関が医薬品開発プロセスのすべての段階で関与の強化を希望していることが示されています。過去の回答と今年の調査結果を全般的に比較した場合、支払機関と医療提供者の側で、医薬品開発のプロセスに関してバイオ製薬業界とのより効果的な関わり合いを求めていることがはっきりと示されています。

「システム指向・価値主導の環境への転換は困難ですが、バイオ製薬業界の発展に必要な一歩です。そのためには、洞察力のあるリーダーとして、自らの組織で文化の変化を促進し、業界における支援を生み出すことで、相互運用性と透明性を高めた開発環境をもたらすことのできる人物が必要になってきます。成功をもたらす者とは、コスト削減と患者転帰改善へ向け、信頼を築き、関係者に一致してやる気を起こさせ、同じ目標を共有できる者となります。」(ドイル)

本報告書はバイオ製薬業界に対し、連携を向上させてビジネスに利益をもたらし、患者転帰を改善するための推奨事項について、要点を述べています。重要な推奨事項は次の通りです。

  • 提携の多様化によるイノベーション促進。バイオ製薬業界のリーダーは、医療界全体のさまざまな関係者と提携する機会を追求すべきです。これらの機会は望ましくは、規制に基づく伝統的な提携の枠を越えることで快適帯を打ち破り、透明性の見返りのイノベーションと、相互利益のために協働する意欲をもたらすものとなります。
  • ロードマップを共同で作成。関係者は目標の一致に向けて協働し、対立のインセンティブをプロセス効率に置き換える必要があります。提携において目標が定めている場合、全員が同じ方向を目指し、より有効な製品と優れた結果がもたらされます。
  • フィードバックを促し、活用する。リーダーは関係者のコミュニティーで定期的に結果とフィードバックを連絡することで、信頼を構築し、持続的なデザイン改善を可能にする持続的学習への傾注を促進しなければなりません。

報告書について

コラボレーション・マンデートは米国のバイオ製薬企業幹部・マネージドケア幹部・医療提供者、フランス・ドイツ・イタリア・スペイン・英国の支払機関幹部に対する調査に基づいています。クインタイルズに代わってMarket Probeが調査を実施し、調査デザイン・データ分析・データ報告の全般に責任を負いました。調査用のデータは2013年4月30日から5月30日までの間にオンラインで収集されました。調査回答者の例として、 バイスプレジデント以上の肩書きを持つバイオ製薬企業幹部102人、取締役以上の肩書きを持つ米国のマネージドケア幹部68人、欧州の支払組織幹部(取締役以上)75人、米国の医療提供組織幹部53人が含まれます。http://www.quintiles.com/collaborationmandate/

クインタイルズについて

クインタイルズ(NYSE:Q)はバイオ製薬分野の開発と商業的アウトソーシングのサービスを提供する企業として世界最大です。当社は約100カ国で働く2万7000人以上の従業員から成るネットワークを持っています。市場における販売成績トップ50の医薬品すべてに関して、その開発または商業化を支援してきました。顧客が医療成果を改善して効率と効果を向上させるべく努めている中で、当社は幅と深みのあるサービスに加え、治療領域・科学研究・分析における豊富な専門性により、顧客が複雑性を増すヘルスケア情勢を切り抜けることができるよう、支援しています。クインタイルズの詳細については、www.quintiles.comをご覧ください。

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