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初期結果によりelectroCoreの低侵襲迷走神経刺激装置が群発頭痛の新規治療法として有効性と忍容性を持つ可能性

2013年06月25日 PM07:25
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ニューヨーク

(ビジネスワイヤ) — ベルリンで開催されたINS(国際ニューロモデュレーション学会)の第11回世界大会で発表された非盲検試験の結果から、低侵襲迷走神経刺激法(nVNS)が急性期群発頭痛から回復するまでの時間、発作頻度の低減の両方で、意義ある臨床的利点を持つことが示されました。

英国およびアイルランドの2施設に代わってロイヤル・フリー・ロンドン・NHSファンデーション・トラストが実施した本非盲検試験の報告書は、Alexander NesbittおよびJuana Marinの両医師が発表しました。本報告書は、患者21人、うち5人は12カ月間にわたってnVNSを受けた患者からのデータを含むもので、electroCoreのgammaCoreデバイスによるnVNSは、最大12カ月間にわたって有効性、安全性、忍容性が認められる可能性があると結論付けています。本報告書は、nVNSが急性期治療および予防的処置の戦略にとって有益で、外科的侵襲性を持つ神経刺激の前に考慮されるべきであると、結論を下しています。筆者らは今回のデータからnVNSについてさらなるランダム化試験の必要性が支持されると、締めくくっています。

カリフォルニア大学サンフランシスコ校の神経学教授であるピーター・ゴーズビー教授は、次のように述べています。「このデータはまだ初期のものですが、これらの結果には勇気づけられます。急性期群発頭痛は極度の痛みをもたらす症状で、完全に何もできない状態を引き起こすことがあります。これらの結果は、患者に真の希望を与えるこの新規療法のさらなる研究を促すと思われます。」

データの要点

急性期治療

  • 研究から、処置した発作症例の平均47パーセントで15分以内に頭痛が解消したことが示された。
  • 併用療法(酸素やトリプタン注射剤)の利用が低減した。

予防的処置

  • 24時間以内の平均発作回数が予防的処置の後で半減した。
  • 平均で患者の86%が満足ないし大変満足したと回答し、人に本法を薦めたいとの意向を示した。有害事象は軽度で一時的。

electroCoreの創設者で最高経営責任者(CEO)のJ・P・エリコは、次のように述べています。「gammaCoreデバイスが群発頭痛に苦しむ人々に有益で持続的な解消法を提供できることは、私たちにとって喜びです。私たちは、nVNS療法が数多くの治療分野で臨床的利点を与え得ることを、また今回の研究が浮き彫りにしているように、当社の新規技術によって本療法が手術室から飛び出し、臨床医と患者の手に届き、持続的な形で利点を得られるようになるものと、確信しています。」

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