米カリフォルニア州サニーベール
(ビジネスワイヤ) — 生物学研究技術向けに新規の多パラメーター単一細胞分析器・試薬を生み出すイノベーションに取り組む非公開企業のDVSサイエンシズは本日、当社のCyTOFマスサイトメーターが受賞論文の研究で使用されたと発表しました。
論文「単一細胞マスサイトメトリーの細胞周期測定への応用」(Single-Cell Mass Cytometry Adapted to Measurements of the Cell Cycle)は、G.K. Behbehani、S.C. Bendall、M.R. Clutter、W.J. Fanti、G.P. Nolanらが著者としてCytometry Part A (81A:552-566,2012)に発表したもので、マスサイトメトリーを利用した手法として、25種の表面マーカーによって、正常細胞とがん細胞のいずれについても細胞周期分布を正確に判定しつつ、各細胞集団の免疫表現型検査を同時に実施するための先駆的な手法を説明しています。本論文は、健康なヒトの骨髄における各造血細胞階層にある細胞の細胞周期を本技術で明らかにした研究手法についても、記述しています。こうした研究は、がんや本細胞系列のその他の疾患に関して今後実施される研究の先駆けとなるものです。
Cytometry A 2012ベストペーパー賞は国際サイトメトリー学会(ISAC)が発表したもので、カリフォルニア州サンディエゴで5月18~22日に開催されるCYTO 2013会議で著者らに授与されます。
DVSサイエンシズは最近、CyTOF® 2マスサイトメーターと新たなMaxPar®パネルキットをリリースしました。これらの革新的な新製品は、CYTO 2013見本市の530番ブースで展示します。
CyTOFプラットフォームとMaxParのパネル/試薬に関する詳細情報については、DVSサイエンシズのウェブサイトwww.DVSsciences.comをご覧ください。
DVSサイエンシズについて
DVSサイエンシズはバイオマーカーの発見、生物学研究、将来における潜在的な臨床用途向けに斬新な生物分析ソリューションを製造し、世界規模で販売しています。特許を取得した当社の多パラメーター技術は、個別細胞の定量的分析が可能な高スループット・マスサイトメーターであるCyTOFと、安定同位体で標識したパネルキットと試薬のMaxParスイートから構成されています。CyTOFプラットフォームはこれまでのフローサイトメトリーの限界を打ち破り、試料調製を簡素化し、高解像度と広ダイナミックレンジで最大100個のバイオマーカーを同時に同定することができます。CyTOFシステムは米国、カナダ、欧州、アジアの一流研究所に導入されています。DVSサイエンシズは世界本社と試薬キット製造施設を米国カリフォルニア州サニーベールに構え、カナダ・トロント近くに研究開発・機器製造施設を持ち、英国に営業所・サポートオフィスを有しています。
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