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DVSサイエンシズが、高パラメーター単一細胞分析に変革をもたらすCyTOF® 2マスサイトメーターと新たなMaxPar®パネルキットを発表

2013年05月06日 PM05:55
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米カリフォルニア州サニーベール

(ビジネスワイヤ) — 生物学研究向けに新規の多パラメーター単一細胞分析器・試薬を生み出すイノベーションに取り組む非公開企業のDVSサイエンシズは本日、同時高パラメーター単一細胞分析向けに新たなCyTOF 2マスサイトメーターと新たなMaxPar パネルキットのリリースを発表しました。

DVSサイエンシズのCyTOF 2システムは、マスサイトメーターCyTOFの成功と世界規模での採用を支えた基盤と同じマスサイトメトリー技術を活用しています。この技術により、免疫・がん研究・幹細胞生物学・薬剤プロファイリングを含む多様な分野で、単一細胞レベルにおいて複雑なシステムの包括的な機能解析と表現型解析が可能になります。CyTOF 2システムは新設計の筐体上で、向上した機能とユーザー体験を実現し、市場最強の細胞分析プラットフォームを提供します。CyTOF 2プラットフォームが独自に持つ機能によって、単一細胞当たり最大120個の細胞バイオマーカーを最大1000細胞/秒で同時測定できます。クラウドベースの解析ソフトウエアプラットフォームDVS Cytobank™も提供しており、これによりCyTOFプラットフォームから得られるデータセットを自動解析・管理することが可能です。

新たなMaxParパネルキットは、CyTOFのお客さまに統合的な研究ソリューションを提供するものです。MaxParパネルキットには、単一チューブ内で高次元の実験を実施するために研究者が必要とするあらゆる試薬が含まれています。5種の新たなMaxParパネルキットはただ今提供中で、即使用できる金属標識付きの抗体を最大17種含み、さらに最大16種の抗体との同時結合が可能で、単一チューブ内で複数の細胞を対象として高解像度の単一細胞分析が可能となります。

DVSサイエンシズ社長兼最高経営責任者(CEO)のジョセフ・ビクターは、次のように述べています。「これらの新製品により、DVSサイエンシズは高パラメーター単一細胞分析向けに最も包括的なプラットフォームを研究に提供することで、ライフサイエンス研究分野の最先端に位置することができます。DVSサイエンシズはこれらの新製品によって、今後も世界規模でかつてない成長を経験することで、顧客サポートの規模を拡大し、当社の新旧のお客さまに新たな資源を投入することができます。」

DVSサイエンシズのCyTOFプラットフォームとMaxParのパネル/試薬に関する詳細情報については、DVSサイエンシズのウェブサイトwww.DVSsciences.comをご覧ください。当社の新しいCyTOF 2システムは、ハワイのホノルルで5月4~6日に開催される2013年米国免疫学会カンファレンスの1530番ブースでも展示されます。

DVSサイエンシズについて
DVSサイエンシズはバイオマーカーの発見、生物学研究、将来における潜在的な臨床用途向けに斬新な生物分析ソリューションを製造し、世界規模で販売しています。特許を取得した当社の多パラメーター技術は、個別細胞の定量的分析が可能な高スループット・マスサイトメーターであるCyTOFと、安定同位体で標識したパネルキットと試薬のMaxParスイートから構成されています。CyTOFプラットフォームはこれまでのフローサイトメトリーの限界を打ち破り、試料調製を簡素化し、高解像度と広ダイナミックレンジで最大120個のバイオマーカーを同定することができます。CyTOFシステムは米国、カナダ、欧州、アジアの一流研究所に導入されています。DVSサイエンシズは世界本社と試薬キット製造施設を米国カリフォルニア州サニーベールに構え、カナダ・トロント近くに研究開発・機器製造施設を持ち、英国に営業所・サポートオフィスを有しています。DVSサイエンシズの機器と試薬は研究目的にのみ提供されるもので、診断向けではありません。本リリースで言及した商標は、DVSサイエンシズまたは各所有者の資産です。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

CONTACT

DVS Sciences, Inc.
Nicole Ellis-Ovadia, +1 408-900-7224
Nicole.ovadia@dvssciences.com

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