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ホライゾン・サイエンスがBenecarbでEFSAステータスを取得

2013年04月19日 AM11:40
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豪メルボルン

(ビジネスワイヤ) — オーストラリア企業のホライゾン・サイエンスは、当社の付加価値食品成分Benecarbの欧州における販売が承認され、節目となる重要な成果をさらに達成しました。

欧州食品安全機関(EFSA)はBenecarbの安全性プロファイルが糖蜜と実質的に同等であると判定したことから、欧州の食品・飲料製造業者は直ちに市場機会を得ることができます。Benecarbは既に米国でGRAS(一般に安全と認められる)のステータスを認められています。

Benecarbは炭水化物摂取に対する血糖反応を有意に低下させることが証明されています。Benecarbは緑茶と比較してORAC値1が著しく高く、 天然のポリフェノールや抗酸化物質を高含量で含んでいます。Benecarbはさまざまな食品・飲料の種々の炭水化物マトリックスに使用可能で、血糖反応の改善を通じ、より健康的な炭水化物代謝をもたらすことができます。Benecarbは穀類、焼いた食品、ソフトドリンク、ジュース、栄養ドリンク、食事代替バー、甘味料を含む広範囲の食品に使用できます。

ホライゾン・サイエンスによるBenecarbの最初の商業的応用はLoGiCane™です。LoGiCane™は世界初となる完全天然の低GI砂糖で、標準的な砂糖に取って代わり、健康を改善します。オックスフォード・ブルックス大学で最近実施された検査で、Benecarbを加えずに検査した砂糖と比較して、Benecarbが砂糖のGI値を71(高GI)から50(低GI)へと30パーセント低下させることが示されました。同大学はISO規格に従って運営されているGI検査機関として国際的に認められています。

ホライゾン・サイエンスのArvind Sridharan最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「ホライゾン・サイエンスは、Benecarb がEFSAよりステータスの承認を受けたことで、製品の栄養・健康プロファイルの改善を目指す食品・飲料製造業者に対し、当社が特許を保有する成分のライセンシングで大きな商機を得ることができます。」

ハーバード大学医学大学院遺伝学科の教授でホライゾン・サイエンス取締役のデビッド・シンクレアは、次のように述べています。「ポリフェノールが一般消費者の健康問題での対処に使用される例は増える方向にあり、食品・医薬品製造の分野で革新を大きく促進しています。」

ホライゾン・サイエンスの取締役で、ライフサイエンス・栄養・ウェルネスに傾注する世界最大級のベンチャーキャピタルファンドであるインベンテージズの会長を務めるGunnar Weikertは、次のように述べています。「世界各国で肥満と糖尿病の発生率が高まっているため、Benecarbのような製品は消費者が食事を改善し、生活習慣をより健康なものとする手助けとなります。ホライゾン・サイエンスに対する当社の投資が正しいことは、大手の食品・飲料製造業者が最近、自社製品の血糖値に及ぼす影響を低減するための活動を進めていることで、証明されています。」

-以上-

ホライゾン・サイエンスについて

ホライゾン・サイエンスはオーストラリアに拠点を置く企業として、革新的な天然のサトウキビ糖蜜エキスを開発しています。同エキスは、血糖管理で健康上の利点をもたらすポリフェノールを豊富に含んでいます。世界各国で代謝異常症候群が増加しており、これに対するソリューションのニーズに対処すべく、ホライゾン・サイエンスは2004年に創立されました。ホライゾン・サイエンスの特許技術は、機能性食品・ノベルフード・医療食品・食品サプリメント・栄養補助食品に応用されています。詳細についてはwww.horizonscience.comをご覧ください。

1 ORAC: 酸素ラジカル吸収能(食品の抗酸化能を測定する手段)

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