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コヴィディエンが製薬事業部門マリンクロットの取締役候補を発表

2013年03月19日 PM08:10
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ダブリン

(ビジネスワイヤ) — コヴィディエン(NYSE:COV)は本日、マリンクロットを2013年中期に独立した株式公開会社とすべく準備を進めている中で、マリンクロットの次期取締役候補者を発表しました。候補者9人のうち8人は、ニューヨーク証券取引所の上場基準に従って独立取締役となる見込みです。全取締役は、マリンクロットの普通株がコヴィディエンの株主に渡った時点で就任となります。

マリンクロットは、ブランド薬および後発薬としての特殊医薬品、診断用造影剤、後発薬の製造に製薬他社が使用するための医薬品有効成分の開発・製造・販売を行っています。マリンクロットの製品は米国におけるほぼすべての病院、独立した画像診断センター、薬局で見られます。2012年の売上高は20億ドルで、世界中で5300人以上を雇用しています。

コヴィディエンは以下の候補者をマリンクロットの取締役候補に選定しました。

Melvin D. Booth(67歳)は取締役会長に任命されます。Booth氏は現在、キャタレント・ファーマ・ソリューションズ、PRA インターナショナル、eResearch Technologiesの取締役のほか、ジェンスター・キャピタルのライフサイエンス分野における戦略的顧問を務めています。過去に公開会社での取締役として、ライフサイエンス研究開発企業ミリポアの筆頭取締役、メドイミューンとヒューマン・ゲノム・サイエンシズの取締役を経験しています。Booth氏は1998年から退職する2003年まで、メドイミューンの社長を務めました。メドイミューン以前では、ヒューマン・ゲノム・サイエンシズの社長を務め、米国製薬事業担当プレジデントなど、シンテックスで国内外の多様な役職を担いました。米国の製薬業界組織で精力的に活動しており、カナダ製薬工業協会の前会長でした。ノースウェストミズーリ州立大学で会計学の理学士を取得し、同大の名誉理学博士号も授けられています。Booth氏は公認会計士です。

Mark C. Trudeau(51歳)は2012年2月、コヴィディエンに製薬事業担当のシニアバイスプレジデント兼プレジデントとして入社しました。今回の分離に伴い、Trudeauはマリンクロットの社長、最高経営責任者(CEO)、取締役に着任します。コヴィディエン入社以前は、バイエルの米国におけるヘルスケア事業会社バイエル ヘルスケア LLCでCEOを、同時にバイエルの国際製薬事業会社バイエル ヘルスケア・ファーマシューティカルズの社長を務めています。バイエル以前は、ブリストル・マイヤーズ スクイブの免疫科学部門を率い、アジア太平洋担当プレジデント、カナダ担当プレジデント兼ゼネラルマネジャー、英国担当ゼネラルマネジャー/マネージングディレクターを含む複数の上級職を担いました。それ以前にも、アボット・ラボラトリーズ、イーライリリー・アンド・カンパニー、イー・アイ・デュポン・ドゥ・ヌムール・アンド・カンパニーに在籍しています。化学工学の学士号とM.B.A.をいずれもミシガン大学から取得しています。

David R. Carlucci(58歳)はIMSヘルスの会長兼最高経営責任者(CEO)を2010年12月に退職するまで務めました。それ以前は、IMSヘルスの社長兼最高執行責任者(COO)でした。IMSヘルス以前は、米国、カナダ、中南米、アジア太平洋地域の事業・管理担当職を含め、IBMで上級幹部クラスの役職を担っています。現在は、マスターカード・インターナショナル取締役の役職にあり、三井USAの顧問を務めてきました。ロチェスター大学(ニューヨーク)から政治学の文学士号を取得しています。

J. Martin Carroll(63歳)はベーリンガーインゲルハイムの米国事業で企業戦略・企画担当ヘッドを、またベーリンガーインゲルハイムコーポレーションの取締役を務めています。それ以前は、ベーリンガーインゲルハイムコーポレーションおよびベーリンガーファーマシューティカルズの社長兼最高経営責任者(CEO)に就いていました。Carroll氏は同社にベーリンガーファーマシューティカルズの社長として2002年に入社しており、それ以前はメルク・アンド・カンパニーに在籍しました。ホーリークロス大学(マサチューセッツ州)から会計学と経済学の文学士号を、バブソン大学(マサチューセッツ州)からM.B.A.を取得しています。

Diane H. Gulyas(56歳)はイー・アイ・デュポン・ドゥ・ヌムール・アンド・カンパニーに1978年から在籍し、2009年からパフォーマンスポリマー事業部プレジデントを務めています。グローバル合弁会社の帝人デュポンフィルムで副会長の役職にもあります。それ以前は、ナビスター・インターナショナル・コーポレーションの取締役を担いました。ノートルダム大学(インディアナ州)から化学工学の理学士号を取得しています。

Nancy S. Lurker(55歳)はPDI Inc.の最高経営責任者(CEO)の役職に就いています。PDIへ2008年に入社する以前は、ノバルティス ファーマ コーポレーションのシニアバイスプレジデント兼最高マーケティング責任者(CMO)と、ImpactRx, Inc.の社長兼CEOを務めました。ブリストル・マイヤーズ スクイブでキャリアを開始したLurker氏は、ファルマシア・コーポレーションでグローバルプライマリーケア製品担当グループバイスプレジデントも経験しています。また、現在はAuxilium Corporationの取締役に就いており、過去にConjuChem Biotechnologies, Inc.とエラン・コーポレーションの取締役を務めたことがあります。シアトルパシフィック大学(ワシントン州)から生物学の理学士号を極めて優秀な成績で取得し、エバンズビル大学(インディアナ州)からM.B.A.を取得しています。

JoAnn A. Reed(57歳)はヘルスケアサービスのコンサルタントです。Reed氏はメドコ・ヘルス・ソリューションズ最高経営責任者(CEO)の顧問を2008年4月から2009年4月まで務めました。それ以前は、メドコ・ヘルス・ソリューションズで財務担当シニアバイスプレジデント兼最高財務責任者(CFO)と、財務担当シニアバイスプレジデントの役職にありました。1988年、メドコ・コンテインメント・サービシズに入社しました。現在は、アメリカン・タワー・コーポレーションとウォーターズコーポレーションの取締役と、ノートルダムのセントメアリーズ大学の理事に就いています。セントメアリーズ大学(インディアナ州)から経営学士号を、またフォーダム大学(ニューヨーク州)から優秀な成績で会計学と国際マーケティングのM.B.A.を取得しています。

Kneeland C. Youngblood(M.D.)(57歳)は、ヘルスケア・ビジネスサービス・好機補足型投資の分野におけるグロースキャピタルと買収に傾注するプライベートエクイティ企業であるファロス・キャピタル・グループの創立パートナーです。Youngblood医師はエナジー・フューチャー・ホールディングスの取締役を務めており、過去にもアイスター・ファイナンシャル (iStar Financial)、スターウッド ホテル&リゾート、バーガーキング・コーポレーション、ギャップ(the Gap Inc.)で取締役に就いたことがあります。Youngblood医師は医師の訓練を受けており、救急医療で15年以上の経験を持っています。外交問題評議会のメンバーでもあります。プリンストン大学(ニュージャージー州)から政治学の文学士号を、テキサス大学サウスウェスタンメディカルスクールからM.D.を取得しています。

Joseph A. Zaccagnino(66歳)は、コヴィディエンが2007年に公開会社になって以来の取締役です。Zaccagninoは1991年から2005年まで、イェール・ニュー・ヘブン・システムとその主力病院であるイェール・ニュー・ヘブン病院で社長・最高経営責任者(CEO)・取締役を務めました。過去にニューアライアンス・バンクシェアズの取締役を、また全米クオリティヘルスケア委員会とVHA Inc.の取締役会長を務めていました。コネティカット大学から経営学の理学士号を、イェール大学医学部(コネティカット州)からヘルスケア分野の公衆衛生学修士号を取得しています。

コヴィディエンについて

コヴィディエンはヘルスケア製品の世界的大手企業として、患者転帰改善のための革新的メディカルソリューションを創出し、臨床でのリーダーシップと卓越性によって価値を提供しています。医療機器、医薬品、メディカルサプライの3領域で、業界をリードする広範な製品ラインの製造、供給、サービスを行っています。当社は2012年度に119億ドルの売上高を上げ、世界70カ国に4万3000人の従業員を擁し、当社の製品は140を超える国々で販売されています。当社事業の詳細についてはwww.covidien.comをご覧ください。

コヴィディエンの医薬品事業部門であるマリンクロットは、疼痛および関連疾患の診断と治療で使用する製品の提供において垂直統合を達成したリーダー企業です。マリンクロットは米国有数のオピオイド系鎮痛剤サプライヤーで、医薬品有効成分で一流メーカーの地位にあります。また医療用アイソトープのテクネチウム99mのサプライヤーとして米国最大で、放射性医薬品・造影剤・薬物送達システムの業界リーダー企業です。2012年の売上高は20億ドルです。当社事業の詳細についてはwww.mallinckrodt.comをご覧ください。

将来見通しに関する記述

本通知に含まれる記述で過去の事実について記述していないものは、1995年米国民事証券訴訟改革法で定義される意味での将来見通しに関する記述を構成する場合があります。そうした将来見通しに関する記述には、当社からの医薬品事業のスピンオフ、取引の条件と影響(税法上の影響を含む)、取引の完了に必要な条件についての記述が含まれますが、これらに限定されません。本通知に含まれる将来見通しに関する記述はいずれも、当社経営陣の現時点における見解と予想に基づいていますが、いくつものリスク、不確実性、および状況の変化の影響を受け、その結果、実際の結果または当社の行動が当該記述によって表明されている、または含意されているものとは大幅に異なるものとなる場合があります。実際の将来の結果が現在の期待と大きく異なる場合の要因としては、睡眠治療製品の売却が完了しないか完了が遅れる可能性、効果的に新製品を導入して販売したり技術の進歩に追従したりする当社の能力、少数の大規模な公的ないし私的保険業者の支払い実態、顧客、購入グループ、第三者支払者、および政府組織による経費抑制努力、知的財産権上の紛争、複雑かつ費用のかかる規制(医療における不正および乱用に対する規制および海外腐敗行為防止法を含みます)、製造ないしサプライチェーン上の諸問題や障害、市況商品価格の上昇、コヴィディエンまたはその製品にかかわるリコールや安全警告および否定的報道、製造物責任上の損失およびその他の訴訟による債務、当社事業部門または商品の切り離し、他の会社および事業を対象とする戦略的買収、投資、または提携を実行する当社の能力、競争、米国外で事業を行うことに関連するリスク、外国為替レート、環境修復にかかわる経費、予定されたスピンオフを中止させたり、遅らせたり、条件を変更させたりなど、スピンオフに悪影響を与える予測不可能な出来事が含まれますが、これらに限定されません。これらおよびその他の要因は、2012年9月28日を末日とする2010年度のフォーム10-K年次報告書および引き続き米国証券取引委員会に提出した書類、またフォーム10登録届出書の「リスク要因」の部の中でより詳細に、特定および記述されています。さらに、予定されたスピンオフの時期、あるいはスピンオフが完了するかどうかについて、保証はありません。当社は、法律によって要求されている範囲を超えてこれらの将来見通しに関する記述を更新する一切の責務を否認します。

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