ロサンゼルス
(ビジネスワイヤ) — オンライン臨床トレーニングソリューションの世界最大手プロバイダーの1つであるトライフェクタ・クリニカルは最近、アジア・トレーニング・コンソーシアム(ATC)の理事会に加わりました。ATCは製薬会社・臨床研究機関・地域団体から構成され、アジア太平洋地域において臨床研究の専門家を育成できるよう、質の高いトレーニングコースを提供するためのリソースを蓄えています。
トライフェクタ・クリニカルのデイブ・ヤング最高経営責任者（CEO）は、次のように述べています。「アジアにおける臨床開発の差し迫ったニーズに対応している組織に参加できることは、当社にとって大きな喜びです。当社の技術とトレーニングに関する経験は、ATCに参加している強力な業界パートナーにとって力となります。」
アジア太平洋地域では、医学研究の分野で資質を備えた人材の増員に関し、大きなニーズが存在します。中国だけでも、臨床開発モニター（臨床試験でプロトコルおよび臨床試験実施基準が順守されていることを保証する専門家） を2年ごとに倍増しなければ需要に追いつくことができません。
ATCの理事会議長で、メルク・ポリテクニック研究所のエグゼクティブディレクター兼所長を務めるジョン・コンスタンティン氏は、次のように述べています。「トライフェクタは、世界各国で効果的な臨床トレーニングを提供してきた実績を誇ります。トライフェクタは非常に迅速なスタートアップ・プログラムを提供する能力を備えていますが、そのプログラムが立脚するプラットフォームは、ATCがアジアで急伸するニーズへ対処するにあたり、成長し続けるための基盤となるものです。トライフェクタが技術企業として加わることで、当理事会は完全なものに仕上がります。」
トライフェクタは、トレーニングと臨床研究実施施設管理に特化したアプリケーションプラットフォームを開発しました。トライフェクタはこの専門知識をATCのために活用し、臨床研究コミュニティーに今後加わるメンバーに対しトレーニングを提供します。トライフェクタはまた、臨床トレーニング情報交換のためのオープンなXML（拡張可能マークアップ言語）標準である「臨床トレーニング相互運用性オープン標準（Clinical Training Interoperability Open Standard、CTIOS）」を作成する作業部会のスポンサーになっています。このオープン標準の作成により、権限のある組織はプライバシーに関する諸規制やセキュリティーのベストプラクティスに従い、トレーニング状況について容易に情報伝達できることになります。
ヤングCEOは、次のように述べています。「当社はこの作業部会のスポンサーになることで、ATCのビジョンを加速させる触媒として役立つことを期待しています。作業部会のメンバーが確定して動き出せば、協働して標準のドラフトを発表し、意見や評価をいただくことができます。」
トライフェクタはコーヴァンスおよびノバルティスの2社に加わり、3団体から構成される3年任期の非常任メンバー組織となります。常任メンバー組織はメルク、ファイザー、バイエル、RPS、Orchestrall、汎アジア臨床研究協会(PACRA)の6組織です。
トライフェクタおよびATCの詳細については、11月19～21日に東京の都市センターホテルで開催される第9回ドラッグ・インフォメーション・アソシエーション（DIA）日本年会にてトライフェクタのブースを訪問してください。
トライフェクタ・クリニカルについて
トライフェクタ・クリニカルはオンライン治験責任医師トレーニングのグローバルリーダーです。2004年創立のトライフェクタ・クリニカルが提供するソリューションは、何百件という臨床試験を通じ、治験実施施設の準備完了までのタイムラインを短縮し、患者組み入れを加速するとともに、スポンサー・治験実施施設・臨床開発モニター間のコミュニケーションを改善することが証明されています。
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
CONTACT
Trifecta Clinical
Julie Crawford, 513-526-3852
