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シラスHD-OCTが1万台の設置を記録し、OCTの発明者に権威ある賞が授与される

2012年11月09日 PM05:10
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米カリフォルニア州ダブリン & 独イエナ

(ビジネスワイヤ) — 医療技術プロバイダーのカールツァイスメディテックは、ミズーリ州グランドビューにあるクリスタ・ドーソン医師(OD)の診療所Premier Eyecare & Eyewearに、1万台目となるシラス(Cirrus™)HD-OCT装置を設置したと発表しました。この記録的な設置台数は、新しい臨床ケア基準に基づく眼疾患管理を拡大するもので、この記録を達成したのと同じ月に、光干渉断層計(OCT)の発明者に対し2012年アントニオ・シャンパリモー・ビジョン・アワードが授与されました。シャンパリモー財団は、この先端的なイメージング技術が眼科と検眼における業務を改善し、医師が眼疾患を理解・管理する能力を向上させたとして、開発者らを表彰しました。

賞は2012年9月14日、ポルトガルのリスボンで、OCTを臨床眼科に応用して診断・臨床管理を改善した功績でCarmen A. Puliafito(MD、MBA)とJoel Schuman(MD) に、またOCTを開発した功績でJames G. Fujimoto(PhD)、David Huang(MD、PhD)、Eric A. Swanson(MS)に授与されました。

Puliafito医師は次のように述べています。「OCTは世界規模で眼疾患の治療に大変革をもたらしました。そして現在では、黄斑変性、糖尿病性網膜症、緑内障などの失明症を患った患者の治療に伴う臨床判断で日常的に使用されています。」

OCTを実際の臨床診療にもたらしたのは科学・医学研究者と産業界の提携であり、カールツァイスが1996年に初の商用眼科OCTを導入しました。現在では、世界各国の眼科診療所で使用されている全OCTの50パーセント以上がツァイスのOCT装置です。カールツァイスは4世代にわたるイメージング装置を通じてこの技術を進歩させ、一流研究者らとの継続的な協働により、医師が複雑な画像やデータを解釈するのに役立つ新しいアプリケーションを開発しています。

カールツァイスが今日販売しているシラスHD-OCTは広範囲の解析機能を提供します。緑内障については視野進行解析および前眼部イメージングによる網膜神経線維層(RNFL)と視神経頭の解析、また網膜疾患管理では高解像度B-スキャンと3次元可視化による黄斑厚と黄斑変性の各種解析などです。緑内障と乾燥型AMDで最近アプリケーションを拡大したシラスHD-OCTは、緑内障および網膜疾患の管理を目的とし、診療所のニーズに全面的に対応する臨床アプリケーションの極めて包括的なスイートを提供します。

1万台目として設置される装置はシラスHD-OCTモデル400で、総合眼科診療所向けOCTの中核的なアプリケーションと解析機能を提供します。カールツァイスは2010年にモデル400を投入しました。クリスタ・ドーソン医師は次のように述べています。「私たちはかなり以前から、当診療所にOCTを設置したいと思っていました。ただし、手が届く価格でありながらも高品質の製品を見つけることは、私たちのような小さな診療所にとって非常に重要なことです。診療所が大きくなるにつれ、緑内障と網膜疾患の患者数が増えると、OCTの必要性は差し迫ったものとなりました。私たちは多種類のOCT装置を検討しましたが、最終的にツァイスのシラス・モデル400を選択しました。理由は高解像度画像、標準データ、実証済みの臨床分析、接続性という各機能のすべてを、やりくりできる予算の範囲内で提供してくれるからです。自分の患者に提供する医療の水準をOCTによって向上させられるのは、喜ばしい限りです。」

カールツァイスメディテックの社長兼最高経営責任者(CEO)であるルドウィン・モンツ博士は、グランドビューにおける装置の設置が、あらゆる規模の診療所が効率向上と患者転帰改善を達成する上で役立つ最先端技術の広範囲なポートフォリオを、接続性ソリューション・訓練・サービスとともに提供できるカールツァイスの能力を証明するものであると考えています。 「当社は、最新技術をPremier Eyecare & Eyewearのような診療所の利用に供し、患者を最良の方法で治療できるようにすべく、絶え間ない努力を重ねています。効率と生産性は、高齢化する患者集団の需要と、将来に向けた経費削減の課題に対応する上で、重要な役割を果たします。」

米国では1946年から1964年にかけて、7600万人以上のベビーブーマーが誕生しました。米国勢調査局によれば、2000年から2010年にかけて、米国における年齢45歳から64歳の人口は31.5パーセントの割合で増加しましたが、その主因はベビーブーム世代の高齢化です。この急速な人口高齢化により、今後数年で加齢関連眼疾患の患者に対する医療の必要性が増大することになります。

会社概要

カールツァイスメディテック (ISIN: DE0005313704)は医療技術の世界一流企業です。当社は、医師が患者の生活の質を向上させるのに役立つ革新的技術とアプリケーション指向のソリューションを提供しています。当社はインプラントや消耗品を含め、眼疾患の診断・治療を目的とするソリューションの完全なパッケージを提供します。当社は顕微鏡下手術の分野で、革新的な可視化ソリューションを創出しています。カールツァイスメディテックの医療技術ポートフォリオは、術中放射線療法のような有望で未来志向の技術によって完成の域に達しています。(9月30日締めの) 2010/11会計年度に、当社の約2400人の従業員は7億5900万ユーロの売上高を上げました。

カールツァイスメディテックはドイツのイエナに本社を置いています。当社はドイツ内外に子会社を有しています。従業員の50パーセント以上は米国・日本・スペイン・フランスを拠点としています。インド・バンガロールにおけるCenter for Application and Research in India (CARIn)と中国・上海におけるカールツァイス研究開発イノベーション・センターは、急速な発展を示すこれらの国々で当社のプレゼンスを強化するものです。カールツァイスメディテックの株式の35パーセントは浮動株です。残りの65%は、光学・光電子工学の産業分野における世界一流グループのカールツァイスAGが保有しています。

カールツァイスは医学・研究向けソリューション、産業向けソリューション、アイケア製品・ライフスタイル製品に関わる未来志向の市場に対し、革新的なソリューションを提供します。オーバーコッヘンを拠点とするカールツァイスAGはカールツァイス財団によって完全所有されています。

詳細についてはwww.meditec.zeiss.deをご覧ください。

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