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新しい経口活性グルコースコントロール薬TTP054が2型糖尿病患者における第2相概念実証臨床試験の完了に向けて前進

2012年11月05日 PM01:55
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米ノースカロライナ州ハイポイント

(ビジネスワイヤ) — トランステック・ファーマは本日、2型糖尿病患者に対するTTP054を対象に最近開始した多施設第2相臨床試験における患者募集の進捗が予想を超え、2013年初頭には初のトップライン結果が得られる見通しであると発表しました。期間90日間のこの概念実証試験は、承認済みの経口糖尿病治療薬による血糖コントロールが不十分な2型糖尿病患者を対象としています。TTP054はグルカゴン様ペプチド-1受容体(GLP1r)の作動薬として作用します。

トランステック・ファーマの会長兼最高経営責任者(CEO)であるAdnan Mjalli博士は、次のように述べています。「現在利用可能な糖尿病治療薬は、この患者集団の大きな部分において糖尿病のコントロールに不十分です。従って、この満たされていない大きな医療ニーズに対応できるよう、新しい治療薬・治療機序の探求が不可欠となります。GLP-1アナログ注射剤は、2型糖尿病の治療で素晴らしい効果を示しましたが、悪心や消化器不調を含む幾つかの副作用が伴います。当社が知る限り、TTP054は臨床開発段階にある経口投与可能な低分子GLP1r作動薬としては初めて、消化器副作用プロファイルの優れた潜在力を持つ経口薬としての利便性を提供するとともに、こうした医薬品を以前より低コストで実現するものです。」期間が28日間で、メトホルミンによるコントロールが不十分な2型糖尿病患者を対象とした先行試験にて、TTP054は全試験期間を通じ、優秀な安全性プロファイルと、 空腹時血糖値および食後血糖値の統計的に有意な低下を示しました。この試験で観察されたグルコースコントロールは、HbA1cの値が1.0%を超えて長期低下することを予測させるものです。この試験でTTP054は良好な忍容性を示し、悪心の証拠もなく、重篤な有害事象も発生しませんでした。さらに血漿脂質の有意な低下も観察されました。

Mjalli博士は次のように付け加えています。「トランステック・ファーマは、経口剤の低分子GLP1r作動薬の創薬・開発で全面的な投資を受けています。当社は経口GLP1r作動薬が、2型糖尿病の治療における新たなパラダイムになると考えています。糖尿病治療における当社のこの新しいパラダイムへの傾倒は、TTP273に対する最近の新薬治験開始申請に示されています。TTP273は当社のGLP1r作動薬プログラムにおける2つ目の分子で、成功裏に完了したヒト初回投与試験では、素晴らしい忍容性、薬物動態、薬力学を示しました。」

TTP054について

トランステック・ファーマは、当社専有的な創薬プラットフォームのTTPトランスレーショナル・テクノロジー(Translational Technology®)を活用して、一連の新しい低分子GLP1r作動薬を創薬・開発してきました。これらのGLP1r作動薬は、身体のグルコース濃度調整能力を活性化します。TTP054はGLP1r作動薬プログラムにおけるリード化合物で、新発見によって特許を得た受容体結合ポケットを通じてGLP1受容体に結合します。2型糖尿病の治療におけるGLP1rアナログの有効性は十分な証拠を持っています。トランステックは、当社の経口投与可能なGLP1r作動薬が安全・有効で、現在利用可能なGLP1アナログ注射剤を大幅に上回る利点をもたらすことが証明されると期待しています。

2型糖尿病について

2型糖尿病は世界各国で医療制度に負担増大をもたらし、そのコストは毎年3700億ドルを超えています。HbA1c値7.0%未満を維持するという目標は、この生涯続く疾患の患者にとって達成困難なものです。糖尿病患者は不適切なグルコース調節に加え、心疾患や脳卒中、高血圧、失明、腎疾患、四肢切断、歯科疾患、中枢・抹消神経障害などの併存疾患を一般的に患っています。

トランステック・ファーマについて

トランステック・ファーマは非公開の臨床段階製薬企業で、満たされていない医療ニーズに応えるべく、ヒト治療薬の創薬・開発・商品化に専心しています。当社のハイスループット創薬プラットフォーム「トランスレーショナル・テクノロジー」(Translational Technology®)は、ヒトタンパク質の機能的調節を安全かつ有効な医薬品に転換します。トランステック・ファーマは、中枢神経系疾患、糖尿病、肥満、心血管疾患、炎症、がんなどの広範なヒト疾患について、それらの治療に使用する臨床・前臨床段階の低分子医薬品候補のパイプラインを保有しています。当社に関する詳細についてはhttp://www.ttpharma.comをご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

CONTACT

TransTech Pharma, Inc.
Adnan M.M. Mjalli, Ph.D, 336-841-7770
amjalli@ttpharma.com

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