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米バージニア州マクリーン

（ビジネスワイヤ） — 世界食料デーの本日、ヒルトン・ワールドワイドは、フィーディング・アメリカおよびグローバル・フードバンキング・ネットワークとの複数年パートナーシップの締結を発表しました。このパートナーシップにより、ヒルトンが営業を行う世界各地のコミュニティーで食料源を確保し、飢餓の軽減を目指します。この協力により、ヒルトン・ワールドワイドのホテルは、これまで廃棄対象となってきたカンファレンスや飲食業務部門で日々発生する安全な余剰食料を、食べ物を必要とする人々へ供給することができます。

フィーディング・アメリカとグローバル・フードバンキング・ネットワークはそれぞれ、ヒルトン・ワールドワイドのホテルを各地域のフードバンクおよび各団体の地元コミュニティーの代理機関ネットワークと連携させ、栄養のある食べ物が必要な人たちに食料を提供する学校給食プログラム、フードパントリー、スープキッチン、ホスピス、放課後プログラム、その他のコミュニティープログラムへの食料供給活動を行います。初年度において、ヒルトン・ワールドワイドはフィーディング・アメリカと恊働し、米国のニューヨーク市、ワシントンD.C.、シカゴ、サンフランシスコ、ミネアポリス、オーランド、カンザスシティーで食料寄付システムを試験的に開始します。グローバル・フードバンキング・ネットワークとの共同活動では、エジプトを皮切りに世界各国のフードバンクへの食料供給を行います。

ヒルトン・ワールドワイドの企業責任担当副社長であるジェニファー・シルバーマンは、次のように述べています。「毎年、何十億ポンドもの食料が廃棄されている一方で、8億5000万人もの人々が十分な食料を手に入れることができずにいます。世界で8人に1人が飢餓に苦しんでいる現状を打破するため、ヒルトン・ワールドワイドは当社従業員が暮らし、当社ホテルを営業し、当社のお客さまが旅行される地域での食料源の確保に尽力します。フィーディング・アメリカとグローバル・フードバンキング・ネットワークと協力することで、当社は各ホテルから安全な未使用の食料を回収し、世界各地のコミュニティーの食べ物を必要とする人々や組織に供給することができます。」

試験的活動では、飲食業務部門が食物廃棄物を最小限に抑えるための効率化、各ホテルへのフードバンクの利用機会に関する情報提供、各ホテルと地元フードバンクとの関係の構築、安全で栄養のある食料の寄付システムの確立に重点を置きます。こうした協力により試験的に活動を行った地域で得られた主な知見を活用してフィーディング・アメリカとグローバル・フードバンキング・ネットワークが活動している地域へとシステムを広げ、ヒルトン・ワールドワイドの90カ国にある3900以上の施設が各地で食料寄付を行える機会を利用するためのツールとリソースの構築を目指します。

米国最大規模の飢餓救済団体であるフィーディング・アメリカで暫定理事長兼最高経営責任者（CEO）を務めるマット・ノットは、次のように述べています。「ヒルトン・ワールドワイドとのパートナーシップは、飢餓との闘いは共同の努力を必要とするものであり、1つの組織の力で解決できる問題ではないことを示すものです。私たちはこれからも、十分な栄養を取るための食料を確実に人々に行き渡らせるための革新的な方法を追求していかなければなりません。」

グローバル・フードバンキング・ネットワークの理事長兼最高経営責任者（CEO）のジェフリー・D・クラインは、次のように述べています。「ヒルトン・ワールドワイドとの共同活動では、飢餓問題を解決し、温室効果ガスを生み地球温暖化を促進する食物廃棄物を低減するための積極的なアプローチを行います。グローバル・フードバンキング・ネットワークは、ヒルトン・ワールドワイドがこの先進的な共同活動を通じて地域社会への貢献を深めるために協力できることを、うれしく思います。」

ヒルトン・ワールドワイドはまた、フィーディング・アメリカとグローバル・フードバンキング・ネットワークと協力し、グローバル・チームメンバー・ボランティア・プログラムを通じてチームメンバーに地元フードバンクでボランティアを行う機会を提供します。さらに当社独自の持続可能性測定システム「LightStay™（ライトステイ）」により食料寄付の実績を記録します。こうした寄付は、ヒルトン・ワールドワイドの目標である廃棄物排出量の削減をさらに推進し、ホテルの石けんを再生し社会的に脆弱な人々へ寄付するグローバル・ソープ・プロジェクトや再利用可能品を慈善団体に寄付するグッド360との提携を強化するものです。2008年以来、当社のホテル・ポートフォリオの各施設は廃棄物を23.3パーセント削減しました。

ヒルトン・ワールドワイドのフィーディング・アメリカとグローバル・フードバンキング・ネットワークとのパートナーシップは、世界各地の事業と地域社会のための共通の価値を生み出すTravel with Purposeへの当社の努力と一致するものです。世界の企業パートナーと共に、ヒルトン・ワールドワイドは個人が潜在能力を最大限引き出せる機会の創出、ホテルを運営する地域社会の強化、旅行文化と旅行が持つ力の称賛、天然資源の使用状況の測定・分析・改善を通じた持続可能な生活という4つの領域に重点を置いた活動を行っています。

フィーディング・アメリカについて

フィーディング・アメリカは収入の少ない個人と家族に、命を救い活力を与えるための食料支援を行っています。国内最大規模の飢餓救済慈善団体として、私たちのネットワークメンバーは毎年1400万人の子供たちと300万人の高齢者を含む米国の3700万人以上に食料を供給しています。米国全土で活動を行っており、200以上の加盟フードバンクがさまざまな形で飢餓問題に取り組む6万1000の代理機関を支援しています。米国各地で飢餓救済に協力する方法に関する詳細は、http://www.feedingamerica.orgをご覧ください。

グローバル・フードバンキング・ネットワークについて

グローバル・フードバンキング・ネットワーク（GFN）は、世界各地でのフードバンクとフードバンクネットワークの設立、食料供給、体制の強化に貢献している唯一の非営利団体です。GFNは現在、24カ国（世界の飢餓に苦しむ人々の3分の1に相当）でフードバンクの運営を支援しており、来年中にさらに6カ国でフードバンクを設立する予定です。GFNは世界の飢餓の軽減という使命を達成し、余剰食料の廃棄の代替手段となる環境にやさしい方法を提供する効率的で持続可能なプロセスを創出するために、努力を続けています。こうした活動により、食用に適した食料の廃棄を回避し、飢餓に苦しむ人々へ供給することが可能になります。GFNの活動に関する詳細情報は、www.foodbanking.orgをご覧ください。

ヒルトン・ワールドワイドについて

ヒルトン・ワールドワイドは、業界をリードする世界的なホスピタリティ企業で、フルサービスの豪華ホテルやリゾートから長期滞在用の客室や中価格帯のホテルまで、幅広くホテル事業を行っています。ヒルトン・ワールドワイドは93年にわたり、出張やレジャーで旅行するお客さまに最高の宿泊施設とサービス、アメニティ、価値を提供してきました。私たちは今後も、お客さまに最高のおもてなしをするという当ホテルの伝統を守り続けるために世界各地のブランドで全力を尽くしてまいります。当社のブランドは客室64万室を擁する90の国と地域の宿泊施設・タイムシェア施設3900軒以上から成り、ウォルドーフ・アストリア・ホテルズ＆リゾーツ、コンラッド・ホテルズ＆リゾーツ、ヒルトン・ホテルズ＆リゾーツ、ダブルツリー・バイ・ヒルトン、エンバシー・スイーツ・ホテルズ、ヒルトン・ガーデン・イン、ハンプトン・ホテルズ、ホームウッド・スイーツ・バイ・ヒルトン、ホーム2スイーツ・バイ・ヒルトン、ヒルトン・グランド・バケーションズなどがあります。さらに当社では、世界クラスの顧客特典プログラム「Hilton HHonors®」も運営しています。当社に関する詳細については、www.hiltonworldwide.comをご覧ください。ヒルトン・ワールドワイドの最新情報は、www.facebook.com/hiltonworldwide、www.twitter.com/hiltonworldwide、www.youtube.com/hiltonworldwide、www.flickr.com/hiltonworldwide、www.linkedin.com/company/hilton-worldwideでもご入手いただけます。

ライトステイ（LightStay™）について

ライトステイは、持続可能性の成果の計算・分析用に開発された独自のシステムです。ライトステイは、エネルギー、水、炭素、客室清掃、紙製品の使用、廃棄物、化学物質の保管、大気品質、輸送など、光熱費とホテル運営に関する複数の指標を測定します。ライトステイは施設間のコミュニケーションと情報の共有を可能にするソーシャル・ネットワークのツールを提供し、ホテルで開催される会議や大会の持続可能性への影響を計算する「会議影響計算機」の機能も備えています。

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