医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【厚労省】BA4/5系統で特例承認-ファイザー製ワクチン

【厚労省】BA4/5系統で特例承認-ファイザー製ワクチン

読了時間:約 1分27秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2022年10月12日 AM11:40

厚生労働省は5日、ファイザーの新型コロナウイルスワクチン「」(一般名:コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン)について、オミクロン株BA4/5系統に対応した成分・分量を追加する製造販売承認事項の一部変更を特例承認した。また、6カ月~4歳の小児を対象とする「コミナティ筋注6カ月~4歳用」(一般名:トジナメラン)も特例承認した。

第7波の感染拡大では、オミクロン株が主流となっていることを受け、9月12日にファイザー製とモデルナ製のBA1系統対応2価ワクチンを特例承認していた。オミクロン株のBA1とBA4/5の系統間でウイルスの抗原性が大きく異ならないため、非臨床試験成績のみで製造販売承認を評価し、薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会が5日にBA4/5対応2価ワクチンの特例承認を了承。即日に特例承認した。既に接種を推奨している欧米と同様に、臨床データの提出は承認後に求めることとしている。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で
  • 【厚労省】選定療養の対象1095品目-田辺三菱が49品目と最多
  • 【厚科審制度部会】薬機法改正へ検討スタート-承認制度見直しなど議論
  • 【消費者庁】健康被害報告基準明確化を-機能性食品検討で初会合
  • 【厚労省】心筋炎既往歴「慎重に」-コロナワクチンで周知