医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【がん研究センター】日本主導でアジア試験網-抗癌剤開発の基盤構築へ

【がん研究センター】日本主導でアジア試験網-抗癌剤開発の基盤構築へ

読了時間:約 1分43秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2020年09月09日 AM10:45

国立がん研究センター中央病院は、日本主導によるアジア国際共同試験ネットワークの構築に向け、「アトラスプロジェクト」を開始した。抗癌剤開発を推進するマレーシア、タイ、フィリピン、インドネシア、ベトナムと連携し、アジア地域で医師主導による国際共同治験のプラットフォーム構築を目指す。今後、患者レジストリを用いた希少癌、アジアで罹患率が高い子宮頸癌のアジア共同治験を計画し、恒常的に5試験以上の国際共同治験を実施できる体制を整備したい考え。

アジア地域における抗癌剤開発をめぐっては、企業治験の実施機会が少なく、使用可能な抗癌剤の数が限られるなど治験実施体制の整備が課題となっている。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【厚労省】心筋炎既往歴「慎重に」-コロナワクチンで周知
  • 【政府構想会議】エコシステムの構築を明記-創薬力向上へ論点整理案
  • 【医療機能評価機構】輸液を末梢静脈から誤投与-「中心静脈から」周知促す
  • 【公明党/立憲民主党】GMP認証の義務化求める-機能性表示食品で提言
  • 【厚労省】在宅訪問の駐車許可緩和-緊急時申請負担も軽減