医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【製薬協/AMED】治療薬開発へ連携強化-新型肺炎対策で協力

【製薬協/AMED】治療薬開発へ連携強化-新型肺炎対策で協力

読了時間:約 1分13秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2020年03月30日 AM10:15

日本製薬工業協会と日本医療研究開発機構()は27日、新型コロナウイルス感染症の医薬品開発に向け連携強化していくことを確認した。今後、両者は既存薬から新型コロナウイルス感染症治療薬を見出すドラッグリポジショニングやワクチン開発、中和抗体医薬品の研究開発で協力し、治療薬開発を目指していく。

新型コロナウイルス感染症治療薬のドラッグリポジショニングをめぐっては、製薬協加盟各社が厚生労働省や国立感染症研究所からの依頼に基づき、原薬提供の協力を行っている。AMEDの創薬等先端技術支援基盤プラットフォーム(BIND)事業でも、新型コロナウイルス感染症の治療薬開発に向け、既存薬から治療薬候補を選定するインシリコスクリーニングを実施しているが、良好な活性が認められる化合物については、今後、製薬協会員企業から化合物原薬を提供してもらえるよう協力を呼びかける。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で
  • 【厚労省】選定療養の対象1095品目-田辺三菱が49品目と最多
  • 【厚科審制度部会】薬機法改正へ検討スタート-承認制度見直しなど議論
  • 【消費者庁】健康被害報告基準明確化を-機能性食品検討で初会合
  • 【厚労省】心筋炎既往歴「慎重に」-コロナワクチンで周知