医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【褥瘡学会会員調査】薬の副作用で褥瘡発現-医療従事者75%が経験

【褥瘡学会会員調査】薬の副作用で褥瘡発現-医療従事者75%が経験

読了時間:約 1分46秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2019年08月28日 AM10:30

薬剤誘発性褥瘡と見られる症例を過去に経験したことがある医療従事者は75%に達することが、溝神文博氏(国立長寿医療研究センター薬剤部)らが日本褥瘡学会会員を対象に実施した大規模アンケート調査で明らかになった。原因薬剤としては、催眠・鎮静薬や抗不安薬、精神神経用剤、全身麻酔剤、麻薬などが挙がった。溝神氏らが提唱する薬剤誘発性褥瘡という概念は、まだ多くの医療従事者に浸透していないが、潜在患者数は少なくないことが示された。

溝神氏らは、フレイルや歩行レベル低下が見られる認知症患者の周辺症状(BPSD)対策で使われた薬が効き過ぎたため、褥瘡を発現した症例を立て続けに経験した。その経験をもとに、様々な薬剤の副作用として過鎮静や無動が生じたり、ADLが低下して褥瘡が発現する場合があるとし、これを薬剤誘発性褥瘡と定義して注意を呼びかけてきた。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【政府】コロナ対応の全体像策定へ-経口薬、年内実用化を明記
  • 【オンライン資格確認】10月20日から本格運用開始-患者同意で薬剤情報閲覧
  • 【費用対効果評価部会】費用増は調整係数最小に-分析期間超過も厳しい規定
  • 【厚科審合同会議】ファイザー製の選択可能に-10、20代男性接種、推奨表現用いず
  • 後藤厚労相「申請されれば優先審査」-米メルクの経口コロナ薬