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抗HIV薬の独占的ライセンス契約解消へ-JTと米ギリアド

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2018年08月29日 PM12:15

契約解消協議に向け、法的拘束力のない意思確認書を締結

日本たばこ産業株式会社(JT)は8月27日、米Gilead Sciences社が創製し、JTが日本国内での独占的開発・商業化権を保有する抗HIV薬6品について、Gilead社とのライセンス契約の解消に向けて協議を開始することを旨とした法的拘束力のない意思確認書をGilead社と締結したと発表した。また、JTと鳥居薬品株式会社は、同薬品の日本国内における独占的販売権に関する契約の解消に向けて協議を開始することを旨とした法的拘束力のない意思確認書も併せて締結した。

JTとGilead社は、2003年に「(R)錠 300mg」「(R)カプセル 200mg」「(R)配合錠」、2010年に「(R)配合錠」、2011年に「ゲンボイヤ(R)配合錠」「(R)配合錠 LT/HT」の日本国内における独占的開発・商業化権に関する契約を締結。また、JTと鳥居薬品は、同薬品の日本国内における独占的販売権に関する契約を締結し、日本国内での販売は鳥居薬品が行っている。

契約締結の日程は未定、決定次第速やかに開示

今回、Gilead社はJTに対して、Gilead社創製の新規抗HIV薬「(R)」の国内での承認取得・販売を、同社日本法人を通じて行うと決定した旨の連絡と、先の6薬品の日本国内における独占的ライセンス契約の解消に関する提案を行ったという。これを受け、JTとGilead社は、両社間で協議を開始するとともに、JTと鳥居薬品との間で日本国内における独占的販売権に関する契約の解消に向けた協議を開始することにしたという。

JTとGilead社との間では、ライセンス契約解消の対価を含む諸条件、JTと鳥居薬品との間では販売契約解消の補償を含む諸条件について協議をし、契約締結に向けそれぞれ最善の努力を行うとしている。契約締結の日程については、現時点では決定していないが、今後の協議を通じ相互に合意を得て決定次第、速やかに開示するという。

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