医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 長期収載品と境界がなくなる-GE薬協・澤井会長、1価格帯への集約に懸念

長期収載品と境界がなくなる-GE薬協・澤井会長、1価格帯への集約に懸念

読了時間:約 2分16秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2018年07月25日 AM10:00


■安定供給対応の制度を要望

5月に就任した日本ジェネリック製薬協会の澤井光郎会長は、薬事日報のインタビューに対し、2020年9月に設定されたジェネリック医薬品(80%達成が当面の目標としながらも、「“80%後”を見据え、環境が変化しても患者さんにGE薬を安定的に届けられるようにしたい」との抱負を述べた。GE薬収載後10年が経過した長期収載品の薬価を引き下げる新ルール「G1」「G2」が新設されたことで、「G1と位置づけられた薬剤は、6年が経過するとGE薬と同じ薬価に揃えられることになり、長期収載品とGE薬の境界がなくなる」とし、患者視点でGE薬を選択していくための取り組みを、産官が連携して推進していくべきと主張した。また、3価格帯から1価格帯への集約や毎年薬価改定といった薬価制度改革の方向性は、「安定供給に大きな影響を与える」とし、柔軟な対応を求める考えだ。

この5年間でGE薬数量シェアが約40%から約70%に急拡大し、20年9月の80%達成も視界に入った。それでも澤井氏は、「80%の達成は楽観視できない」と慎重な考えを示している。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • PMDA・佐藤氏「MID-NET、赤字で苦戦中」-企業利用が想定下回る
  • 【厚労省】新型肺炎ワクチン開発へ-世界がタッグ、3チームで
  • 【厚科審小委員会】「ゾフルーザ」備蓄見送り-現時点で臨床データ不足
  • 【厚労省】「ゾレア」に効能変化の特例-14成分に市場拡大再算定
  • 【厚労省】緊急避妊薬の研修で通知-オンライン診療に対応