医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【アイン薬局】遠隔服薬指導のデモ公開-離れた場所から患者に説明

【アイン薬局】遠隔服薬指導のデモ公開-離れた場所から患者に説明

読了時間:約 2分4秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2018年07月13日 AM10:15

インターネットやテレビなどの情報通信機器を用いたオンライン服薬指導事業が全国で初めて愛知県の国家戦略特区で始まった。11日には、登録認定を受けた稲沢市のアイン薬局稲沢店とオンライン診療を行う岡崎市の「りゅう市役所北内科・リハビリ科」をつなぐデモンストレーションが公開された。既にアイン薬局稲沢店では、1例目の遠隔服薬指導を5日に実施済み。対応した薬剤師の黒木麗さんは「対面とほとんど同じでやりにくさはなかった。患者さんの顔をしっかり見ることができて安心」と感想を語っている。

薬を画面向こうの患者に示しながら服薬指導を行う

オンライン服薬指導は、タブレット等を通じて画面上で医師の診察を受けた患者に対し、「特定処方箋」を郵送で薬局に送付。特定処方箋を受け取った薬局は患者と電子メールや電話で服薬指導の日時を決め、予約日に患者と薬局の薬剤師がログインし、映像や音声を確認してから服薬指導を実施するというもの。調剤した薬は原則、当日中に配送手配を行い、患者が受け取ったかどうか伝票番号等で確認。銀行振込など予め取り決めた方法で会計を終える。

タブレットの画面で処方された薬を確認し、薬剤師から説明を受ける
  • タブレットの画面で処方された薬を確認し、薬剤師から説明を受ける
全ての写真をご覧になるにはQLMIDにログインする必要があります。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【厚労省】心筋炎既往歴「慎重に」-コロナワクチンで周知
  • 【政府構想会議】エコシステムの構築を明記-創薬力向上へ論点整理案
  • 【医療機能評価機構】輸液を末梢静脈から誤投与-「中心静脈から」周知促す
  • 【公明党/立憲民主党】GMP認証の義務化求める-機能性表示食品で提言
  • 【厚労省】在宅訪問の駐車許可緩和-緊急時申請負担も軽減