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精製炭水化物の摂取量が多い人は閉経が早く始まる傾向に

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2018年05月16日 AM10:00

食事内容で閉経時期が変わる?

食事の内容が女性の閉経の時期を左右する可能性があることが、新たな英国の研究で示された。精製炭水化物の摂取量が多い人は閉経が早く始まる傾向があり、青魚や豆類を多く取る人は閉経が遅いことが分かったという。3万5,000人以上の中年期の女性を対象に食事とがんの関連性を調査しているUK Women’s Cohort Studyの参加者で、自然閉経を経験した女性を調べた今回の研究結果は、「Journal of Epidemiology & Community Health」4月30日にオンライン版に掲載された。


画像提供HealthDay

今回の研究では、英イングランドとスコットランド、ウェールズに住む40~65歳の女性を対象に、食物摂取頻度調査票を用いて217種類の食品の摂取パターンを調べた。自然閉経の定義は、少なくとも12カ月連続して月経周期が停止している状態とした。約1万4,000人の女性を4年間追跡した結果、914人が自然閉経を迎えた。閉経開始の年齢は平均で51歳であったが、白米やパスタなどの精製炭水化物の摂取量が1食ごとに閉経が1.5年早まった。一方、青魚と豆類の摂取量が増えるごとにそれぞれ3.3年および0.9年閉経が遅くなり、ビタミンB6と亜鉛の摂取も閉経を遅らせることが分かった。

こうした関連がみられる理由は分かっていないが、「精製炭水化物はインスリン抵抗性の主な原因の一つとなる。血液中のインスリン値が高いと性ホルモンの活性が阻害され、エストロゲン値が上昇する。いずれも月経周期を加速させ、早期閉経につながる」と研究著者である英リーズ大学食品科学食物栄養科栄養疫学グループのYashvee Dunneram氏は説明する。だたし因果関係は不明であり、これまでの研究からは、早期閉経によってリスクが上昇する疾患もあれば、低減する疾患もあることが分かっている。

また、研究ではベジタリアンの女性は肉類をよく食べる女性に比べ、閉経が約1年早かったが、その一方で肉類をよく食べる女性でもポテトチップスやプレッツェル、ピーナッツなどのスナック類をよく食べる人は、そうでない人に比べて閉経が2年早いことも明らかになった。しかし、食品と閉経の関係を詳しく分類するには、さらに研究を重ねる必要があるとDunneram氏は述べている。

米ワシントン大学セントルイス校のConnie Diekman氏は「閉経年齢には遺伝の影響もあり、食品は一つの因子にすぎない」と話す一方、今回の研究は「動物性タンパク質から植物性のタンパク質を中心とした食事へ切り替えることが健康全般のために重要である理由を示すものだ」と述べている。米テキサス大学サウスウエスタンのLona Sandon氏もこれに同意し、女性は健康のためにも魚や豆類の摂取量を増やす方がよいと助言している。(HealthDay News 2018年4月30日)

▼外部リンク
What Foods Can Hasten, or Delay, Menopause?

HealthDay
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