医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【厚労省】抗癌剤の分割使用、2回まで-安全基準まとめる

【厚労省】抗癌剤の分割使用、2回まで-安全基準まとめる

読了時間:約 2分14秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2018年04月13日 AM10:15


■無菌設備、CSTDを推奨

厚生労働省は、抗癌剤を分割使用する場合の安全基準「注射用抗癌剤等の安全な複数回使用に関する手引き」をまとめた。抗癌剤の調製は、無菌室に設置された安全キャビネットとCSTD(閉鎖式薬物移送システム)の使用が望ましいと推奨。同じバイアル製剤の複数回使用は安全性の観点から「2回まで」と明記した。保管期間は原則当日内とし、バイアルの取り違え等のリスク低減策を行い、無菌環境で保管した場合は最初の針刺し後7日間まで使えるとした。厚労省が安全基準を示したことで、抗癌剤の分割使用に関する検討が広がりそうだ。

11日の厚生科学審議会部会で公表した。注射用抗癌剤について、一つのバイアルを2人以上の患者に分割使用する取り組みが広がる中、厚労省は研究班を立ち上げ、安全に複数回使用できるガイドラインの検討を行ってきた。研究班が全国291施設に調査したところ、抗癌剤の分割使用を実施している施設は27%と約3割に上っていた。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【厚労省まとめ】西日本豪雨、浸水被害192薬局に-医薬品供給体制は支障なし
  • 【アイン薬局】遠隔服薬指導のデモ公開-離れた場所から患者に説明
  • 【厚労省】後発品シェア72.5%に伸長-2月の調剤費は3.5%増
  • 【厚科審部会】医薬分業に厳しい意見、見直しの時期との指摘も-薬機法改正に向け議論
  • 【医療機能評価機構】徐放剤を粉砕し血圧急低下-薬剤師関与ない状況で発生