医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【東薬大など調査】日本型リフィル対象は約14%-長期DO処方の割合を算出

【東薬大など調査】日本型リフィル対象は約14%-長期DO処方の割合を算出

読了時間:約 1分49秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2018年04月06日 AM10:00


■東薬大など調査

日本型リフィルの潜在的な対象患者は全体の13.8%に達することが、東京薬科大学情報教育研究センターなどの調査で明らかになった。調剤薬局チェーンの薬樹の155薬局に来局した全ての患者を対象に、1年間に180日以上、同じ医薬品の継続処方を受けている慢性疾患の患者の割合を算出したところ、13.8%となっていた。見かけの服薬アドヒアランスは良好だった。同センターの土橋朗教授は、これらの患者は医師の指示によって最大3回まで分割調剤を行う日本型リフィルの対象になり得るとしている。

調査は、2016年4月1日から17年3月31日までの1年間に、薬樹の155薬局に来局した患者24万9697人の中から、14日以上の処方箋で同じ医薬品を2回以上処方された患者を抽出した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【行政評価・監視委】20歳以上にも規制強化を-濫用の恐れのある医薬品
  • 【医薬品情報学会】口腔OTCの根拠公表-鎮痛薬服用前後で効果
  • 【茨城県/順天堂大】「茨城県地域枠」で協定締結-在学中に月10万円貸与
  • 【薬事検討会】中等度変更事項を試行導入-報告書案が大筋で了承
  • 【厚労省】29年度末65%以上を新目標-後発品の金額シェア設定