医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医薬品・医療機器 > アナグリプチン/メトホルミン配合剤、2型糖尿病の適応で承認申請-三和化学

アナグリプチン/メトホルミン配合剤、2型糖尿病の適応で承認申請-三和化学

読了時間:約 57秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2017年11月08日 PM01:00

選択的DPP-4阻害剤とビグアナイド系薬剤を配合

株式会社三和化学研究所は11月6日、選択的DPP-4阻害剤「スイニー(R)錠」(一般名:アナグリプチン)とメトホルミン塩酸塩の配合剤について、2型糖尿病を適応症として厚生労働省に製造販売承認申請を行ったと発表した。

同社が創製したスイニーは、食事の際に消化管から分泌されるホルモンのグルカゴン様ペプチド-1()およびグルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド(GIP)の分解酵素であるDPP-4を選択的に阻害することで、GLP-1とGIPの両方の作用を増強し、これらのホルモンの血糖依存的なインスリン分泌促進作用、グルカゴン分泌抑制作用等によって血糖降下作用を発揮する薬剤。一方のメトホルミンは、ビグアナイド系の薬剤であり、肝臓での糖新生抑制、末梢組織での糖取り込み促進等のさまざまな膵外作用により血糖を低下させる。

服薬アドヒアランスが向上、良好な血糖コントロールに期待

申請に際して実施した臨床試験では、スイニーまたはメトホルミンいずれかの単独投与による治療で十分な効果が得られない2型糖尿病患者において、両剤併用の有効性および安全性が確認されたという。

スイニーとメトホルミンの配合剤は、それぞれの異なる作用機序を併せ持つ薬剤であり、2種類の薬剤を1剤にすることで、患者の服薬負担を軽減し、服薬アドヒアランスを向上して、より良好な血糖コントロールを得られることが期待される、と同社は述べている。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医薬品・医療機器

  • セムブリックス、新作用機序による副作用の少なさがCML治療継続の鍵に-ノバルティス
  • PDE4B阻害剤BI 1015550、IPF対象P2試験で肺機能低下を抑制-独ベーリンガー
  • エブリスディ、I型SMAの乳児対象のFIREFISH試験3年間の成績を発表-ロシュ
  • エヌジェンラ、骨端線閉鎖を伴わない成長ホルモン分泌不全性低身長症で発売-ファイザー
  • 2021年の全世界売上は487億ドル、前年比16%増-MSD