医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医薬品 > ALK阻害剤コンパニオン診断薬「ベンタナ OptiView ALK (D5F3)」発売-ロシュ・ダイアグノスティックス

ALK阻害剤コンパニオン診断薬「ベンタナ OptiView ALK (D5F3)」発売-ロシュ・ダイアグノスティックス

読了時間:約 1分4秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2017年09月07日 PM01:00

ALK陽性非小細胞肺がん患者の判定補助に

ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社は9月5日、非小細胞肺がん患者のうち、ALK阻害剤の治療効果が見込めるALK陽性患者の判定補助に用いる体外診断用医薬品「ベンタナ OptiView ALK(D5F3)」を9月15日に発売すると発表した。

「ベンタナ OptiView ALK (D5F3)」は、がん組織、細胞中に発現するALK融合タンパクを検出する検査キット。ALK阻害剤のうち、(ファイザー株式会社のザーコリ(R)カプセル200mg/250mg)およびセリチニブ(ノバルティス ファーマ株式会社のジカディア(R)※現在、一部変更承認申請中)のコンパニオン診断薬として、治療効果が見込めるALK陽性非小細胞肺がん患者の判定補助に用いる。

ベンタナシリーズの全自動免疫染色装置を用いて検出

ALK阻害剤は、非小細胞肺がん患者の約5%、とくに腺がんで特異的に認められるALK融合遺伝子をもつ患者に効果が期待できる分子標的薬。ALK融合遺伝子は、ALK融合タンパクを生成するが、このALK融合タンパクの作用により、がん細胞が異常に増殖、拡散することがわかっている。

今回発売するベンタナ OptiView ALK(D5F3)は、免疫組織化学(IHC)法を測定原理とし、ベンタナシリーズの全自動免疫染色装置を用いて検出を行う。全自動染色のため煩雑な手技が必要なく、光学顕微鏡による確認ができるため、院内検査に取り入れやすく、効率的かつ迅速な検査が期待できるという。なお、IHC法単独で、ALK阻害剤のコンパニオン診断薬として製造販売承認されているのは、同診断薬だけ、としている。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医薬品

  • DS-8201、HER2陽性の再発・進行性胃がん対象P2試験を開始-第一三共
  • エミシズマブ、インヒビター非保有血友病A対象P3試験で出血頻度を有意に減少-中外
  • トルツの長期使用、 TNF阻害剤で効果不十分な関節症性乾癬患者の有効性改善-米リリー
  • オプジーボ/IDO1阻害薬併用療法、複数の治療歴を有する進行がんで奏効-米BMS
  • エドキサバン、冠動脈疾患を有する心房細動患者でも試験全体と同様の傾向-第一三共