医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 日本私立薬科大学協会、第102回国試で報告書-難易度は適切、良問多く

日本私立薬科大学協会、第102回国試で報告書-難易度は適切、良問多く

読了時間:約 1分18秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2017年07月10日 AM10:30


■不適切問題以外に誤りも

日本私立薬科大学協会は、第102回薬剤師国家試験の検討結果について報告書をまとめた。国試に関しては、前回に比べ新卒者でほぼ同程度の合格率が達成されたとし、「難易度は適切で良問が多かった」と総括した。また、受験者全員が正解扱いとなった不適切問題以外に誤りがあると判断された問題が5問あったと指摘。これらの問題出題に当たっては、内容や表現を訂正するよう厚生労働省に求めた。

報告書では、今年2月25日と26日に実施された第102回国試の合格率について、「合格率が以前の水準に回復したと言われた前回の国試と比べ全体の合格率は減少したが、新卒者ではほぼ同程度の合格率が達成された」との認識を示した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【厚労省】心筋炎既往歴「慎重に」-コロナワクチンで周知
  • 【政府構想会議】エコシステムの構築を明記-創薬力向上へ論点整理案
  • 【医療機能評価機構】輸液を末梢静脈から誤投与-「中心静脈から」周知促す
  • 【公明党/立憲民主党】GMP認証の義務化求める-機能性表示食品で提言
  • 【厚労省】在宅訪問の駐車許可緩和-緊急時申請負担も軽減