医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【厚労省検討会】高齢者の薬適正使用指針を-ポリファーマシー対策で

【厚労省検討会】高齢者の薬適正使用指針を-ポリファーマシー対策で

読了時間:約 1分28秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2017年06月28日 AM10:45

厚生労働省の高齢者医薬品適正使用検討会は23日、高齢者の多剤併用()対策に向けて、薬剤師などが参照できる包括的な医薬品の適正使用ガイドラインを作成すべきとの考えを示した。指針策定に当たっては、認知症や循環器、糖尿病など、特に検討が必要な薬剤の領域を明確にすることや患者が置かれた医療現場に応じた対策を整理することなどに留意する必要があるとした。一方、残薬対策はガイドラインの主な目的としないこととした。

多剤併用対策を議論する高齢者医薬品適正使用検討会

同検討会は、高齢者の薬物療法について、服用する薬剤の種類は60歳前後を境に増加することや、ポリファーマシーの患者は多施設で受診する傾向にあること、薬剤種類の増加で関連有害事象の頻度が高くなる傾向にあるなどの現状認識を提示。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【厚労省】心筋炎既往歴「慎重に」-コロナワクチンで周知
  • 【政府構想会議】エコシステムの構築を明記-創薬力向上へ論点整理案
  • 【医療機能評価機構】輸液を末梢静脈から誤投与-「中心静脈から」周知促す
  • 【公明党/立憲民主党】GMP認証の義務化求める-機能性表示食品で提言
  • 【厚労省】在宅訪問の駐車許可緩和-緊急時申請負担も軽減