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自閉症への理解を広める取り組み、教育番組に自閉症のキャラクター登場

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2017年04月18日 AM10:00

」に自閉症のキャラクターが登場

放送開始から半世紀になる子ども向けテレビ番組『セサミストリート』に、新たに自閉症のキャラクターが登場した。新しいマペット(人形)は4歳のジュリアという女の子。米国で4月10日、彼女がデビューする特別エピソード「Meet Julia」が放映された。


画像提供HealthDay

同番組を製作する「セサミ・ワークショップ」のJeanette Betancourt氏は、「このキャラクターの導入により、子どもたちのもつ差異も知ってほしいが、それ以上に共通点に目を向けていきたい」と述べている。就学前の子どもたちに自閉症児の抱える困難に気づいてもらうことも狙いだという。

ジュリアは絵筆を使いこなし、みんなと一緒に歌を歌うこともできるが、言葉には遅れがあり、手をひらひらさせるなど自閉症に特有の行動もみられる。しかし、『セサミストリート』ではこの鮮やかなオレンジ色の髪をもつ少女を、単に優しく、好奇心が強く、エルモたちに歓迎される陽気な仲間として描くよう努めている。

ジュリアは2015年、自閉症への理解を広める取り組みの一環として初めて作製された。)によると、米国では68人に1人(男児の42人に1人、女児の189人に1人)が自閉症スペクトラム障害を抱えている。

自閉症支援団体Autism SpeaksのLisa Goring氏は、「『セサミストリート』の新たな取り組みを称賛する」と話す。同氏によると、ジュリアの制作過程にはAutism Speaksなど14の自閉症関連団体が協力している。「人はそれぞれに異なる困難と強みをもっており、誰もがコミュニティの一員であることを、子どもたちに伝えられるよう願っている」と、同氏は話している。

米国自閉症協会(ASA)のRose Jochum氏も、「この番組は大きな影響力をもち、多様性について示し、そして愛されている。もちろん、ジュリアは自閉症を抱える少女の一例にすぎず、全ての自閉症の人を代表できるわけではないが、自閉症の子どもやその親のロールモデルとして、ジュリアにもっと早く出会いたかったという声を多数聞いている」と述べている。

Betancourt氏は、「できないことを極端に表現するのではなく、自閉症の一面を表す特徴や細かな部分に着目した」と説明する。たとえば、最初のエピソードのなかで、番組の主要キャラクターであるビッグバードはジュリアに挨拶をするが、返事がなく、自分を嫌っているのではないかと思ってしまう。しかし、最終的にはジュリアの行動が自分とは違うことを理解し、沈黙しているのは興味がないからだとは限らないことを学ぶ。

「この番組の主な視聴者である2~5歳児の『なぜ?』に率直に答えるとともに、自閉症の子どもたちには『あなたは一人ではない』と伝えたい」と、同氏は話している。(HealthDay News 2017年4月10日)

▼外部リンク
Muppet With Autism Makes Her ‘Sesame Street’ Debut

HealthDay
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