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2016年売上は3120億で前年比7.8%マイナス-MSD

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2017年04月05日 PM04:00

長期収載品の薬価改定がマイナス要因に

MSD株式会社は4月4日、都内で年次事業説明会を開催。ヤニー・ウェストハイゼン代表取締役社長と、グローバル研究開発本部長の白沢博満氏が会見を行った。


ヤニー・ウェストハイゼン代表取締役社長

同社の2016年国内売上は約3,120億円で対前年比マイナス7.8%だった。薬価改定年だったことに加え、C型肝炎治療薬の「」「」の発売が11月、免疫チェックポイント阻害剤「」の非小細胞肺がんの承認取得が12月、B型肝炎ワクチン「」の定期接種化が10月と、年度の後半に大きな動きがあったものの、前年度の売上には届かなかった。「改定で大きな影響を受けたのは長期収載品。新薬も次々と上市できたことで移行期だと考えている」(白沢氏)。また、ウェストハイゼン社長は改めてHPVワクチンの積極的勧奨の再開を強く要望。2017年の優先事項のひとつに「ワクチンによる公衆衛生の貢献」を掲げた。

2017年はキイトルーダを中心に。「ガッテン!」への言及も

続いて登壇した白沢氏は、「7つの申請、8つの承認を達成した2016年は前例のない、素晴らしい年」と語った。その中心にあるのはやはり、「がん治療の歴史を大きく変える。すべてのがん治療のベースラインに入っていきたい」と白沢氏が語る「キイトルーダ」だ。現在、ホジキンリンパ腫が申請中であることに加え、膀胱がん、乳がん、大腸がん、食道がん、胃がん、頭頸部がん、肝がん、多発性骨髄腫、腎細胞がんでフェーズ3、進行性固形がん、卵巣がん、前立腺がんでフェーズ2にある。その他にも「ジャヌビア」と「」の配合剤(フェーズ3)なども控えており、豊富なポートフォリオを有している。白沢氏は2017年の優先事項のひとつに「キイトルーダをより広く多くの患者さんへ」を掲げ、実臨床下での安全性マネジメントを進めるとした。

2月に放送された「ガッテン!」(NHK総合)で、“睡眠薬で糖尿病が治療できる”として、オレキシン受容体拮抗薬やメラトニン受容体作動薬が紹介された点について、ウェストハイゼン社長は、「NHKが独自に企画し放送したものでMSDは全く関与していません。ベルソムラは不眠症治療薬で、不眠症以外の疾患と紐づけることは全く考えていません」と語った。

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