医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【厚労省】“かかりつけ”発揮の薬局数、今月にも評価指標案を提示-辺見総務課長「3~4項目必要」

【厚労省】“かかりつけ”発揮の薬局数、今月にも評価指標案を提示-辺見総務課長「3~4項目必要」

読了時間:約 1分57秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2017年03月03日 AM10:00

厚生労働省は、医薬分業の質を評価するため政府の経済・財政再生アクションプログラムに定められたKPI(重要業績評価指標)のうち、患者のための薬局ビジョンに示した“”を発揮できる薬剤師を配置している薬局数について、今月中にも具体的な評価指標案を示す方向で検討を進めている。2月28日に省内で開いた全国薬務関係主管課長会議で、医薬・生活衛生局の辺見聡総務課長が報告した。評価指標の客観性や継続性、薬剤師の本質的な取り組みをきちんと評価できるかどうかなどを踏まえると、かかりつけ薬剤師がいる薬局数を一つの指標で評価するのは難しいとして、実際の案では3~4項目の評価指標が示される模様である。

患者のための薬局ビジョンに示されたかかりつけ薬剤師・薬局機能については、KPIを活用したPDCAサイクルの実施に対応するため、経済・財政再生アクションプランで医薬分業の質を評価できるKPIが定められていることに言及。その一つとして、かかりつけ薬剤師としての役割を発揮できる薬剤師を配置している薬局数について、現在検討を進めていることを説明した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で
  • 【厚労省】選定療養の対象1095品目-田辺三菱が49品目と最多
  • 【厚科審制度部会】薬機法改正へ検討スタート-承認制度見直しなど議論
  • 【消費者庁】健康被害報告基準明確化を-機能性食品検討で初会合
  • 【厚労省】心筋炎既往歴「慎重に」-コロナワクチンで周知