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「適正な流通に向け連携」厚労省と3団体、初の懇談会-ハーボニー偽造薬問題受けて

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2017年02月27日 AM10:15

厚生労働省は23日、省内で「薬剤師・薬局関係団体懇談会」を開き、(NPhA)、(JACDS)の会長が出席してC型肝炎治療薬「」の偽造品流通問題の再発防止に向けた意見交換を行った。立場や考え方が異なる3団体の会長が公の場で一堂に会するのは珍しいが、この日の懇談会では、今回の事案が国民の信頼を損ないかねない重大な問題であるとの認識を共有し、再発防止に向けて行政と各団体が連携していくことを確認した。

懇談会であいさつする武田局長(左)

厚労省医薬・生活衛生局の武田俊彦局長は、「偽造品が国内で流通したこと、さらに薬局から患者に医薬品が渡ったことは、医薬品に対する国民の信頼を損ねる重大な事案と認識している」と強調。厚労省としても「大変重く受け止め、流通の調査、拡散防止、健康安全の確認などを行った」ことを説明した。

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