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抗HIV薬「デシコビ配合錠」、2017年1月末の販売開始を発表-JTと鳥居薬品

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2016年12月27日 AM11:30

ツルバダ配合錠の有効成分TDFをTAFに置き換えた配合錠

日本たばこ産業株式会社(JT)と鳥居薬品株式会社は、(R)配合錠LT」(一般名:200mg/10mg配合錠)および「デシコビ配合錠HT」(一般名:エムトリシタビン200mg/25mg配合錠)について、2017年1月27日より鳥居薬品が発売を開始することを発表した。両剤は、12月9日にJTが製造販売承認を取得した。

JTグループでは、抗HIV薬として「ゲンボイヤ(R)」「スタリビルド(R)」「(R)配合錠」「エムトリバ(R)カプセル200mg」「ビリアード(R)錠300mg」「ビラセプト(R)錠250mg」を鳥居薬品が販売している。

同配合錠は、鳥居薬品が2005年より国内で販売しているツルバダ配合錠の2つの有効成分のうち、(TDF)を、テノホビル アラフェナミド(TAF)に置き換えたもの。

米国・欧州では、ギリアドが「」の製品名で販売

TAFは、ギリアド・サイエンシズ社が創製したHIVの逆転写酵素阻害作用を示すテノホビルの新規プロドラッグ。テノホビルのプロドラッグとしては、これまでにもTDFがあったが、ギリアド社が行った他の抗HIV薬と併用した臨床試験において、TAFはTDFの10分の1以下の投与量でTDFと同程度の抗ウイルス効果を示したとしている。

米国および欧州では、ギリアド社が2016年4月に同配合錠の承認を取得し、「Descovy(R)」の製品名で販売されている。米国保健福祉省(DHHS)が作成する「成人および青少年HIV-1感染者における抗レトロウイルス薬の使用に関するガイドライン」において、抗HIV薬による治療経験がない患者に対して使用が推奨されている。

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