医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【特許庁】オンコセラピーが7位に-核酸医薬の特許出願件数

【特許庁】オンコセラピーが7位に-核酸医薬の特許出願件数

読了時間:約 2分23秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2016年06月01日 AM10:30


■日本企業は製造技術に強み

特許庁は、2015年度の特許出願技術動向調査報告書をまとめた。アンチセンスやRNA医薬などの核酸医薬に関する特許出願件数は、米国人による出願が約50%のシェアを占め、日本人の出願は約10%と、米国に次ぐ出願件数であることが分かった。出願件数ランキングでは、バイオベンチャーのオンコセラピーサイエンスが7位と、日本から唯一トップ10入りした。次いで化学メーカーの日東電工が14位、国内製薬企業は第一三共が30位に入った。

1980年から2013年までの核酸医薬の特許出願件数は、2万8655件だった。出願人の国籍を見ると、米国が1万5339件と最も多く、約50%のシェアを占めた。日本は3094件と約10%のシェアとなり、米国人に次ぐ出願を行っていることが明らかになった。次いでドイツが2040件、中国が1330件、フランスが1033件と続いた。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で
  • 【厚労省】選定療養の対象1095品目-田辺三菱が49品目と最多
  • 【厚科審制度部会】薬機法改正へ検討スタート-承認制度見直しなど議論
  • 【消費者庁】健康被害報告基準明確化を-機能性食品検討で初会合
  • 【厚労省】心筋炎既往歴「慎重に」-コロナワクチンで周知